赤ちゃんとのお出かけタイムに欠かせない抱っこ紐。
抱っこ紐は、赤ちゃんの表情や様子がいつでも確認できるのでママも安心ですね。
しかし、密着している分、夏の暑さ対策をしっかりしておく必要があります。
様々な暑さ対策アイテムが販売されているなか、少しでも安値で購入したいと思うのは当然ですよね。
そこでおすすめしたいのが、100均で販売している暑さ対策アイテム。
様々なジャンルの商品が並ぶ100均ですから、育児に役立つ商品も品揃え豊富です。
抱っこ紐の暑さ対策に、とっても便利な100均アイテムをご紹介していきます。
100均の商品を使って、便利な暑さ対策アイテムを手作りすることも可能です。
手作り暑さ対策アイテムの作り方もご紹介しますので、ぜひチャレンジしてみて下さい。
抱っこ紐の暑さ対策におすすめの100均アイテム
抱っこ紐の暑さ対策用として、様々な商品が売られていますが、1,000円~3,000円程度となかなかお値段がはるものも多いですね。
来年の夏には、抱っこ紐を卒業しているかもしれないから、買うのはもったいない気がする…。
使うのはワンシーズンだけ…と考えると、ちょっと躊躇(ちゅうちょ)してしまう値段かもしれませんね。
そんな高い商品と同じ効果を得られるものが、100均にあるとしたらとってもお手頃だと思いませんか?
そんな夢のような話が現実にあるんです。抱っこ紐の暑さ対策に活用したい、100均アイテムをご紹介していきます。
冷感ひんやりジェルマット(DAISO)
こちらの商品は、なんと冷蔵庫や冷凍庫で冷やさなくとも、冷たさを感じることができる優れものです。
商品によって、円形だったり、座布団型だったり、ペット用だったりとサイズに違いはありますが、冷やしすぎない温度なため、体温調節機能の未熟な赤ちゃんにも安心して使えます。
さらに、使用中に生温かさを感じてきたら、涼しいところに放置しておくだけで、冷たさが復活してくるんです。
お出かけ先で、クーラーの効いたお店に入り、抱っこ紐からさっと取り出しておけば、お店を出るときにはひんやり感が復活しているという事です。
保冷バックにいくつも保冷剤を入れて、溶けたら交換…なんてする必要がないんです。荷物も少なくなって、すごく助かりますよね。
私がおすすめしたいのは、DAISOのペット用ジェルマット。30cm×1cm×22cmと、赤ちゃんとママの間にすっぽり入るサイズです。
赤ちゃんの背中に入れるのもちょうどいいサイズ感なので、ベビーカーやチャイルドシートでも使えます。
座布団サイズだと、抱っこ紐用にはちょっと大きすぎてしまうかもしれませんね。
100均では、メーカーによっても様々なサイズ展開があるので、お好みのサイズを選んで暑さ対策に使ってみましょう。
冷感タオル
冷感タオルと言えば、通常濡らして使うものですが、濡らさなくてもそこそこ冷たさを感じるんですよ。
濡らして使えば、冷たさも倍増しますから、暑さ対策になります。しかし、洋服が濡れてしまっては元も子もありませんよね。
そのため、抱っこ紐の暑さ対策に冷感タオルを使う時は、濡らさずそのまま利用しましょう。
濡らさない状態では、体温を下げるまでの力はありません。それでも、顔のほてりを抑えるには十分な冷感があります。
赤ちゃんが抱っこ紐の中で眠ってしまうことって多いですよね。
赤ちゃんは顔に寝汗をかきやすいので、ママの胸元が汗で濡れてしまう事も多いでしょう。
赤ちゃんとママの間に冷感タオルを挟んでおけば、冷感タオルが汗を吸い取ってくれます。
ママの洋服が寝汗で濡れてしまうこともなく、赤ちゃんも冷感タオル効果で心地よいお昼寝タイムになるでしょう。
汗を吸収することで、水分が加わり冷たさも少しアップしますよ。汗を吸収しても、サラサラ感は持続するので、赤ちゃんへの不快感もありません。
冷感ブランケット
じりじりと感じる日差しは、体温調節が苦手な赤ちゃんに大敵です。
抱っこ紐の赤ちゃんに、さっと冷感ブランケットをかけてあげましょう。
ひんやりした触感で、体感温度を下げることが出来ますよ。
デリケートな赤ちゃんのお肌も守るために、UV機能が付いていれば、なおのこと安心ですね。
サイズが大きめで機能性も高いため、100均のDAISOやSeriaでは300円商品になっていますが、それでもお手頃価格だと思いますよね。
DAISO商品のサイズは60cm×80cm。赤ちゃんのお昼寝用にもぴったりサイズですから、1枚あればワンシーズン大活躍してくれそうです。
ポータブル扇風機
100均には手動から電池式、充電式と様々なポータブル扇風機が並んでいますね。
抱っこ紐の暑さ対策として使用するには、手動はまず選択肢から外していきましょう。
電池式やUSB充電式だと、200円~500円商品に分類されてしまうものが多くなりますが、ひとつ持っていると便利ですよ。
お出かけ先で充電が切れてしまうことを考えると、私的には電池式をおすすめします。
抱っこ紐の暑さ対策用に、使いやすいポータブル扇風機を選ぶポイントについてご紹介しておきますね。
- 羽がむき出しになっていないもの
- 羽カバーの網目が細かく、赤ちゃんの指が入らないもの
- 風量調節が付いているもの
- 首からぶら下げられるような紐がついているもの
赤ちゃんの顔の近くで使用することも考えて、安全性の高いものを選んでください。
また、赤ちゃんに気を取られすぎて、ママの髪が巻き込まれないよう注意しましょう。
風を感じるだけで、体感温度は低くなりますし、不快な汗対策にもなります。
風がなく、気温の高い日はポータブル扇風機を使って暑さ対策していきましょう。
抱っこ紐の暑さ対策はお腹がポイント!
抱っこ紐でお散歩していたら、お腹に汗疹が出来ちゃった。
そうなんです。抱っこ紐使用中、一番に暑さとムレを感じるのは、赤ちゃんとママが密着しているお腹です。
赤ちゃんはもともと体温が高く、汗をかきやすい体質です。抱っこ紐を使用することで、ママの体温も加わり、ママと赤ちゃんのお腹は熱帯雨林状態になってしまいます。
夏に抱っこ紐を使用していると、その暑さと汗ムレで赤ちゃんだけでなくママも、汗疹が出来てしまうことは多いです。
私が保育士として乳児クラスを担当していたころ、夏は毎日のようにお腹が熱帯雨林状態でした。
赤ちゃんは抱っこ紐に入っていることで安心できるのに、暑さで不快を感じさせてしまうのはかわいそうですよね。私自身も、汗疹が出来てしまうこともありました。
そこで私が暑さ対策として実践していたのは、保冷剤をタオルでくるみ、赤ちゃんと私の間に挟む方法です。
当時は先ほど紹介したような、冷感グッズなどありませんでしたから、赤ちゃんの身体が冷えすぎないよう、抱っこ紐から出したり入れたりを繰り返していました。
ベビーカーやチャイルドシートなど、赤ちゃんだけの暑さ対策には背中側を冷やすことが効果的です。
しかし、赤ちゃんとママが密着状態になる抱っこ紐の暑さ対策は背中よりもお腹。
お腹を冷やしてあげれば、赤ちゃんもママも快適な抱っこ紐タイムになりますよ。
抱っこ紐の暑さ対策に保冷剤ポーチを手作りしよう
わざわざ保冷グッズを買わなくても、家にある保冷剤を利用して、抱っこ紐の暑さ対策をしたい!
冷凍庫を開けると、いつの間にか増えている保冷剤…。
我が家の冷凍庫にも、ケーキ屋さんでもらった保冷剤がたくさん。いつか使うだろうと思っているうちにどんどん増えてしまいますよね。
そんな保冷剤たちを有効活用して、抱っこ紐の暑さ対策に使用しましょう。
そのままだと、ごつごつしているし、小さくて使いにくいので、手作りで保冷剤ポーチを作ってみませんか?
手作りなら、お好みの柄やサイズで作ることが出来るので実用的ですよ。
ではさっそく、暑さ対策用保冷剤ポーチの作り方をご紹介していきましょう。
直線縫いだけなので、裁縫が苦手というあなたでもチャレンジできるくらい簡単です。
用意するのはこれだけです。ファスナーの縫い付けに不安があるなら、簡単なマジックテープを使用しましょう。
マジックテープを使用する場合は、先にタオルの両端にマジックテープを縫い付けてから、両端を縫い合わせればOKです。
厚めのタオルを使用することで、固い保冷材でも不快感なく使用できます。
薄めより厚めのほうが冷やしすぎも防止でき、保冷効果も長持ちするんですよ。
また、厚手のタオルなら保冷剤からでる水滴で、服が濡れてしまう心配もありません。
手作りの保冷剤ポーチを抱っこ紐に入れて、暑さ対策万全でお出かけしましょう。
まとめ
- 抱っこ紐の暑さ対策には100均の冷感グッズを活用
- 赤ちゃんとママが密着しているお腹を冷やそう
- おうちの保冷剤が使える保冷ポーチを作ろう
赤ちゃんとのお出かけに欠かせない抱っこ紐ですが、夏はしっかりとした暑さ対策をしましょう。
様々な商品が並ぶ100均には、ベビー用品でなくとも使い方次第で赤ちゃんのために使えるものもたくさんあります。
100均にはシーズン商品もたくさんあるので、暑さ対策できそうなものをいろいろ探してみて下さいね。
抱っこ紐の暑さ対策をしっかりして、楽しい夏にしましょう。
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