毎日行うスキンケアと同じように、爪のお手入れはできていますか?
なかなか、爪にまで目は行き届かないですから、毎日ケアができていない人も多いと思います。
爪がきれいな女性にあこがれる
爪がキレイだと印象良く見える
このように、爪は意外と人に見られている部分なんです。
実際、爪はキレイだと好印象ですが、ただ伸ばすだけでケアを怠ってしまえば汚い印象になってしまいます。
また、女性はネイルでもおしゃれを楽しみますよね。その時、爪を長く伸ばすことも多いと思います。
しかし、伸ばしっぱなしでネイルをしても美しいとはいえないかもしれません。
せっかくなら、汚い爪よりキレイな爪にネイルしてもらいたいですよね。
ここでは、爪が汚いと思われないよう、キレイに伸ばす方法を紹介していきます。
爪を長く伸ばすのは汚い?
身だしなみの一つとして、ネイルが当たり前になりつつあります。
しかし、ただ伸ばすだけの長い爪が女性らしいとは言えませんよね。
また第一印象で、見た目・所作(しょさ)など見られがちですが、手や爪は人の清潔さを表すパーツでもあるのです。
想像以上に見られている指先ですから、爪が長すぎたり汚れていたりすると不潔な印象を与えてしまうので注意しましょう。
ではなぜ、ただ爪を伸ばすだけだと汚い印象になってしまうのでしょうか。
ネイルをして多少長い爪であれば問題ないですが、何も塗っていないのに、ただ長いだけだと印象は良くないようです。
なぜなら、爪には細菌がたくさん溜まっているからです。
さらに、爪を伸ばせば伸ばすほど細菌はどんどん溜まっていくのです。
また、爪の間は垢が溜まりやすいので、放置したままだと臭いもしてきます。
当たり前かもしれませんが、手を洗う時は、爪の間もしっかり洗いましょうね。
もし、ネイルをしていないなら、指先から爪が出ない程度の長さに保っておくと清潔ですし、印象も良いのではないでしょうか。
お手入れ方法
何度も言いますが、指先や爪は他人から想像以上に見られています。
- 二枚爪になっている
- 縦割れしている
- 乾燥で縦スジ横スジが見えている
伸ばしすぎもそうですが、手入れをしていないと、このような汚い爪になり不潔で最悪の印象なのです。
またこれらの症状は、栄養不足など健康状態が良くない事も表しています。
キレイな爪でありたいなら、生活習慣を見直すことも大切ですね。
では、キレイな爪を保つためには、どのようなお手入れが必要なのでしょうか。
- 爪を保湿する
- ネイルブラシを使用する
肌と同じように、爪も乾燥します。爪が乾燥すると、ひび割れだけでなく「ささくれ」も起こります。
ささくれができるのは、爪まわりの乾燥によるものだったんですね。
しかし、これらの乾燥による症状は、クリームやオイルを使い保湿することで予防できます。
爪を切って整えたら、忘れずに保湿しましょう。
やり方は、爪と爪周りの皮膚に塗りこみ、やさしくマッサージをします。
私も、ネイリストの友達から教えてもらい、毎日オイルを塗っています。
毎日続けるだけで、乾燥しなくなり印象はだいぶ変わってきたように思います。
また、キレイに爪を伸ばすのであれば、ネイルブラシがおすすめですよ。
爪の間をやさしく掃除するだけで、清潔さは保たれます。
ゴシゴシこすり過ぎると、爪を傷つけてしまうので注意しましょう。
ネイルブラシは、100均など、どこにでも売っているので探してみてください。
爪を伸ばすなら、正しいお手入れの習慣づけが大切ですね!
爪を伸ばす方法は?ピンクの部分は伸びるのか
自分の爪を表からよく観察してみてください。ピンク部分と白い部分の割合はどうですか?
ピンク部分の多い爪だと、指先が美しく見えるようですよ。
でもなぜか、キレイな爪になりなくて伸ばしても、伸びてくるのは白い部分だけなんですよね…。
そこで、ピンク部分を伸ばす方法がないか調べてみました。とても簡単でシンプルな方法を紹介したいと思います。
ピンク部分を伸ばすためのポイント
爪のピンク部分を、ネイルベッドと呼びます。日本語では、爪床(そうしょう)です。
爪を何かに当てなければ、ピンク部分は必ず伸びるようです。
逆に言えば、毎日爪を酷使するとピンク部分は小さくなっていきます。
爪が薄く弱くても、爪を当てなければ割れたり、欠けたりしないのです。
爪が小さいから無理なんじゃない?
自爪がキレイじゃないからと、伸ばすのを諦めていませんか?
しかし、正しくケアすることが、ピンク部分を伸ばすことにつながるので、諦めず続けてみましょう。
ピンク部分を伸ばすポイントは以下になりますので、できれば毎日意識して行ってくださいね。
- 爪を使わない
- 爪を当てない
どんなにオイルやクリームで保湿しても、爪を酷使すればピンク部分は大きくなりません。
爪ではなく「指の腹・関節」、「道具」を使うことが大切です。
缶のフタを開ける時やキーボード操作など、爪でついつい作業してしまいますよね。
私も、よく考えてみると爪でシールを剝がすなど、無意識な行動がたくさんありました。
これらだけでなく、意外に爪は日々酷使されているのです。
したがって、爪に負担のかからない生活を送ることが大切です。
ピンク部分の少ない人は、爪が弱りやすい環境に置かれています。
なるべく指先で作業して、爪に負担がかからないよう、生活する癖をつけましょう。
爪を伸ばしすぎても、爪に負担がかかってしまいます。深爪にならない程度の長さで揃えることをおすすめします。
ハイポニキウム とは?
爪のピンク部分を伸ばすためには、「ハイポニキウム」が大切です。
ハイポニキウムとは爪下皮(そうかひ)のことで、爪と指先にある皮膚をつないでいる不透明な薄皮です。
ハイポニキウムは、爪の間に汚れが入らないようガードする役割を持っています。
手を裏返して見てみると、ハイポニキウムが確認できますか?人によっては、乾燥などで白っぽく見えることもあるようですよ。
このハイポニキウムを育てることにより、ピンク部分が増えるかもしれないのです。
また、爪の土台であるピンク部分が伸びてくると、細く長く見えるようになるのです。
ハイポニキウムを伸ばすコツ
ハイポニキウムが指先まで上がって来れば、どんどんピンク部分も伸びていきます。
ハイポニキウムを育てるためには、次の方法が効果的と言われています。
まずは、爪をある程度伸ばすことから始めてください。その過程で、ハイポニキウムも一緒に育てていくのです。
そして、伸ばす間にもしっかり保湿・マッサージをします。ハイポニキウムはデリケートなので、爪用の美容液を使用してほしいですが、ハンドクリームでも十分です。
また、整える際は「爪ヤスリ」を使いましょう。爪切りは、爪に負担がかかるので使わないことをおすすめします。
爪表面の生え際にある薄い透明な皮を「甘皮」といいます。
この甘皮を優しく押し上げていくと、物理的にもピンク部分は増やせるのです。
入浴後は、甘皮がふやけてやりやすいですよ。ただ実際、甘皮処理にはたくさんの道具が必要ですし、自分で処理するのも難しいと思いますよね。
こちらのペンは、オイルが出てくるので保湿もでき、傷つけにくく手軽に使用できますよ。
しかし、ケアをしっかりしていても、爪が欠けたり割れたりすることはあるでしょう。
もし爪が割れてしまったら、そのままにせず補修液をつけましょう。
補修液を塗り続けることで、爪が強くなり縦スジも消えていくそうですよ。
爪のピンク部分を小さくするNG行為
ハイポニキウムがなくなっていくことにより、ピンク部分も小さくなってしまいます。
ここでは、爪のピンク部分を小さくしてしまう、NGな行為についてご紹介します。
爪のピンク部分が小さい人は、爪を噛むクセや、深爪な人も多いです。
爪と皮膚の間に刺激を与えることで、少しずつハイポニキウムが削り取られていきます。
爪を噛む刺激により、ハイポニキウムがなかなか育てない環境となっているかもしれませんよ。
また先ほども言いましたが、爪切りを使うのはおすすめできません。
爪自体もそうですが、ハイポニキウムを傷つけている可能性もあり、ハイポニキウムは弱ってしまいます。
さらには、爪切りを使うことによりハイポニキウムの部分も切ってしまっている事があるので注意しましょう。
ハイポニキウムはとてもデリケートな部分です。ゴミを取ろうとするなど、刺激の与えすぎは良くないです。
普段の生活から意識して気をつけてみてくださいね。
爪を早くきれいに伸ばす食べ物はあるのか
爪を早くキレイに伸ばすためには、健康的でバランスの良い食事が欠かせません。
なぜなら、爪は皮膚の一部であるため、必要な栄養を摂取することが大切だからです。
健康状態が良くないと、変色したり、薄くなり反ってきたり、折れやすくなったりします。
そうならないために、どんな食べ物を摂取すれば良いのか紹介しますね。
栄養のある食べ物を取り入れて、美爪にしていきましょう。
良質なタンパク質
爪の主な成分は、タンパク質でできています。
爪はタンパク質の一種であるケラチンによって構成されていますから、タンパク質不足だと正しく作られなくなってしまうようです。
タンパク質は、肉・魚類、乳製品などに多く含まれています。
動物性タンパク質と植物性タンパク質、それぞれをバランスよく摂るようにしましょう。
また、タンパク質は爪だけでなく、肌や毛髪などの主成分でもあります。
さらに、寝不足など生活習慣が乱れていたり、ダイエットをしたりすると不足しやすくなります。
その場合は、プロテインや乳製品、大豆などを意識して摂るように工夫してみてくださいね。
ビタミンB2
ビタミンB2には、タンパク質の代謝にとってより効果的で、健康的な爪を伸ばすためにも摂取したい栄養素です。
また、細胞の再生・成長を促進する効果があるので、強い爪にするには欠かせません。
さらには、爪だけでなく、艶のある髪やキレイな肌を作るためにも必要です。
これらが不足すると、口内炎や肌荒れにつながるかもしれません。
また、ビタミンB2は水溶性なので、食材を洗いすぎないよう心掛けてください。
したがって、煮汁ごと食べられるような料理が向いています。
ビタミンB6
ビタミンB6はケラチンの生成に関与している、とても大切な栄養素です。
タンパク質を摂取するだけでなく、多くのビタミンB6も必要になります。
ビタミンB6は、肉類・魚類全般にたくさん含まれています。
また、くだものではバナナが比較的多くのビタミンB6を含んでいるようです。
スムージーやヨーグルトなど、朝にバナナを取り入れている人も多いのではないでしょうか。
短期間で爪を伸ばすなら、ぜひ積極的に摂取してみてください。
ビタミンA
爪が乾燥して割れる、二枚爪になるという場合は、ビタミンAの摂取も効果的です。
ビタミンAは、皮膚や粘膜を作るのに大切な栄養素です。そのため、肌の乾燥を防ぎ、肌バリア機能も高めてくれるようです。
これらは、油と一緒に摂取すれば吸収力がアップするので、炒めたり、ドレッシングなどをかけたりして食べましょう。
ビタミンE
ビタミンEには、毛細血管の血行を良くする働きがあるので、ツヤ爪にとって欠かせない栄養素と言えます。
また、強い抗酸化作用を持っているので、若返り・アンチエイジングにも効果があります。
若返りに効果が期待できるなら、食べずにはいられませんよね!
これらの他に、植物油にも多く含まれているようです。
また、ビタミンCを一緒に摂取すれば効果が高まるので、くだものなどと食べるよう意識してみてくださいね。
鉄分
白く見えたり、反り返ったり、でこぼこした爪になっていませんか?
もしかしてそれは、鉄分不足によるものかもしれませんよ。
貧血予防に欠かせない鉄分は、爪のトラブルも防いでくれます。
これらは、貧血予防に効果的であると言われている食べ物ですよね。
男性に比べ女性は貧血が起こりやすいと言われています。爪や体の健康と貧血予防に効果的な、鉄分が多い食べ物を毎日摂れるよう心掛けましょう。
亜鉛
短期間で爪を伸ばすには、亜鉛が絶対に欠かせません。
なぜなら、亜鉛は爪を生成するのに必要な栄養素なのです。
亜鉛と言えば、牡蠣(かき)が代表的ではないでしょうか。
しかし、これらは意識的に摂取するのが少し難しいかもしれません。
そんな時は、サプリメントを活用するのもおすすめですよ。
また、ビタミンCと一緒に摂取することで、亜鉛の吸収効果が高まりますから、併せて食べるのを意識してみましょう。
まとめ
- 爪は、ただ伸ばすだけでは汚い印象を与える
- 長い爪には、細菌が溜まっていくから汚い
- キレイな爪を保つなら、お手入れが大切
- キレイに爪を伸ばすなら、ハイポニキウムが大切
- ハイポニキウムには、保湿と刺激を与えない生活が重要
- 爪を伸ばすなら、食べ物も大切
伸ばしっぱなしやケアがされていない爪は、汚い印象を与えてしまいます。
しかし、ちょっと意識を変えるだけで、キレイに爪は伸ばせるのです。
見た目と衛生面にもキレイな爪を目指しましょう。
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