男性のネックレスって正直どうですか?私の父は若い頃「ドッグタグ」を付けていました。
ドッグタグは、チェーンに2枚のプレートが付いたステンレススティール素材が主流のネックレスです。
オシャレの一環のみならず、高齢者や認知症患者の迷子札として仕様されるなど用途の幅が広がって来ているようです。
父が付けていた頃は、男性が身に着けるネックレスとしては多数派だったドッグタグも最近では「ダサい」なんて声もちらほら‥
個人的には似合ってればOKだと思うのですが、イケてるかダサいかの判断基準は男性と女性とで違うはずですし、これに伴って「ダサい」の判断基準もまちまち。
ここでは、ダサいと思われてしまうかもしれない危険を回避すべく女子ウケ必至のネックレス選びを長さの特徴も踏まえてご紹介します。
男性のネックレスがダサいって思われてるかも
私が男性のネックレスでパッと思い浮かぶ物は、ちょい悪メンズが付けてる工事現場から持ってきたんですか?の様なゴールドチェーンネックレス。
もしくは夜のお兄さん方が付けている悪魔崇拝者かの様なギラギラしたスカル(ガイコツ)のネックレスです。
上の2タイプのメンズに関してはイケイケ感がすさまじく、たとえ誠実な男性であったとしてもチャラ男に見えてしまうので、残念だなーと思ってしまいます。
さらに、クロス十字のネックレスは若い男性の間では特に見かけなくなってきた様に感じます。
十字架そのものが主張の強いアクセサリーなので、合わせる服によっては、うるさい見た目になってしまいます。
加えて服装のセンスがダサい男性は、いくら流行のネックレスを取り入れたとしても「無理してる感」が出てしまうので、少し地味かも?程度に留めてく方が良いかもしれません。
少なくとも自己主張の強い服装にネックレスを合わせたりしないように気を付けておくだけでも「無理してる感」は軽減されるはずです。
- 極太でギラギラしたネックレスはチャラく見えてしまう
- クロス十字のネックレスはうるさい見た目になってしまう
- 自己主張の強い物どうしを合わせると無理してるように見える
ネックレスなどの装飾品は、太古の男性が(中でも聖職者や皇族の)権力や財力を象徴するために身に着けていたのが始まりとされています。
昔とは違い、ギラギラと華美(かび)にアクセサリーを身に付けるのは「ダサい」と思われてしまうので注意が必要です。
特にこの手の話に敏感になり始める中高生の男子は友達と出掛けたり彼女とのデートに少し背伸びをしたいお年頃だったりしますよね?!
この世代にとっての流行とは、それすなわち「みんながつけてる」という事!
まさに日本人特有の集団心理がここで働きます。
どの世代の方も男性に限らず、こういった考えを持っていた時期があったのではないでしょうか?
おそらくこの時期は「みんながやってる」「みんながつけてる」=(イコール)「イケてる」だったのではないかと思います。
率直に言うと上記のような「みんなが〇〇だから、これはイケてる」と思っているマインドそのものがダサいです。
この考えを持っている限り自分の良さもネックレスの良さも出せずに終わってしまいます。
とはいえ、日本はまだマジョリティー(多数派)優勢の国家なので「流行の波に乗るぞ!!」っと、何が流行っているのかをネットなどでせっせとサーフィンしているかと思いますが
その中でも自分自身を知る事で、どういった服が似合うか、どういった髪型が似合うかなどをしっかり内観することが重要なのではないでしょうか?
そうする事によって、この髪型にはこのピアスが良いかな〜や、この服装にはこのネックレスが合うかな〜と選びやすくなってくると思います。
とはいえ、好きな女子や仲の良い友達からは「イケてるね!」って思われたい!!!「ダサ~い」なんて思われたくない!!!当然です!!!
ですが、ここで「それは、あなたの心持ち次第ですよ」と言ってしまっては身も蓋(ふた)も無いので
しっかりと以降のトピックで女子ウケをねらうにはどうしたらいいか、自分自身に合ったネックレスはどう選べば良いのかなどじっくり触れていこうと思います。
男性のネックレス姿女子にはどう見えてる
まずはじめに僭越(せんえつ)ながら、筆者の私(女子)から見た「超ドン引き~!」な男性の、ネックレスを含めた小物ファッションをお伝えしておきます。
とにもかくにも頭の先から足の先までゴテゴテのアクセサリーをジャラジャラと身に付けているのは、正直いただけません。
幅の太いネックレスに大ぶりの指輪をいくつもはめて、手首にパワーストーンなどのブレスレットを何本も!
挙句の果てには、びっくりサイズのバックルにウォレットチェーンまでついていた暁(あかつき)には、目ん玉が転げ落ちてしまうと思います。
女子の私から男性に一つだけアドバイスを送るとしたら、意識してほしい最大のポイントとして「ギャップ」です。
自分自身と反対の要素を是非取り入れてほしいという事なのですが、上のトピックでもお伝えした通り自身をしっかり内観できていないと
自分にとって何が足りないか、どんな要素を足せば良いのか、何が一番似合うのかなどが明らかにできないままになってしまいます。
少なからず男性の皆様は女子にウケたいはずです。以下は世間の10代・20代・30代の女子のリアルボイスです。
かなり手厳しい意見の数々でしたが、いかがでしたか?
総合的に見てもジャラジャラしていたりゴツい物、または「このネックレスこだわってます!」のように主張の強い物などは女子に疎(うと)まれる傾向にあるようです。
例えば、彼女と出掛ける時に一生懸命オシャレをしようとネックレスにピアスにブレスレットと何もかも盛り込んでしまっていませんか?
こういったコーディネートの場合、全てが主張し合いガチャガチャした印象を与えてしまうため、ダサいと思われてしまいます。
かつては大人気だった物も「流行れば廃(すた)る」とはまさにこのことで、時代によって流行りの音楽が変わるようにネックレスの流行も常に変動しています。
今これを読んでとっさに服の下にネックレスを隠したそこの男子!心配ご無用。
最後まで読んでいただければきっと大丈夫。以降のトピックで、ダサいと思われることなく女子ウケを狙えるネックレスの選び方をご紹介しているのでしっかりとご覧くださいませ。
男性のネックレス選びに欠かせないシーン別の服装
男性がネックレスをアクセントに使いたい場合は、服装をシンプルに抑える。これ、大前提です!
小物使いを効かせたい場合、その他大勢である「服装」の部分は誇張(こちょう)し過ぎない引き立て役に徹する他ありません。
ましてや、オフィスカジュアルやビジネスカジュアルが主流になりつつある中でフォーマルな装いにもネックレスなどを合わせる機会が増えてきているはずです。
ビジネスシーンなどのフォーマルな場においてネックレスをポイントに使う際には、華やかになりすぎないように襟元からチラリと小ぶりなチャームが見え隠れするくらいがGOOD。
2020年以降は男性のパールネックレスが流行っているようですが、あまり目立ちすぎるものは女性っぽさが強く出てしまうので注意が必要です。
また、年齢を重ねた男性からの人気を集め始めている古着などを着こなしたストリートなスタイルには、大き目のチャームをあしらった目を惹くネックレスがおススメです。
ただし、トップスやパンツに柄が入っている場合はポイントであるネックレスとぶつかってしまう可能性があります。
その際はネックレスをトップの付いていないチェーンだけの物に変えたりするのもアリです。
さらに、若者に人気のトラックパンツなどを取り入れた服装で、オーバーサイズの物を着用している時などは長すぎるネックレスはだらしなく見えてしまうので気を付けてください。
子供っぽく見えてしまったり安っぽく見えてしまったりする時は、トップの付いていない細身のスネークチェーンなどでシンプルに仕上げるのがコツです。
個人的には、男性のタートルネックのトップスにさりげなく光る短めのネックレスがキュンときます♪
上記でお伝えしたいくつかの服装にもそれぞれのお顔立ちや髪型、体形なども合わせて吟味(ぎんみ)しなくてはいけません。
あなたの顔は、童顔なチャーミング系?クールな大人エレガント?俗にいう塩顔?醤油顔?
最近ではケチャップ顔や、マヨネーズ顔なんてタイプもあるみたいですね!
体形を例にすると、ガチムチマッチョな方ほど少し華奢(きゃしゃ)見えする細目のチェーンネックレス。
細身で骨ばったスレンダーなタイプの方は幅太のオメガネックレスなどがおススメです。
統一感がとれて、とってもバランスの良い仕上がりになるはず!
男性は女性ほど沢山のネックレスを持たない事がほとんどだと思うので、どのシーンのどの服装にもマルチに合わせられる一押しの一本を是非探してみてください。
男性用ネックレスの選び方の基本
ここでは、ネックレスの選び方として目安となる「長さ」について一覧でご紹介します!
40CM… | 男性用ネックレスとしては、かなり短いタイプ。スレンダーな人にはGOOD! |
45CM… | Tシャツの襟元から見え隠れする長さ。年齢層が高い男性へのプレゼントに喜ばれます。 |
50CM… | 男性用ネックレスとしては、定番の長さ。イカツめのトップも上手く馴染んでくれます。 |
55CM… | 長めに着けたい方におススメ。この長さになると全体的に大ぶりのネックレスが主流。 |
60CM… | かなり長いネックレス。重ね着けなどでよく見かけますが、一本でもかなりの存在感! |
各ブランドや、メーカーさんによって長さの選択肢も上記の限りではなく、季節や年齢によっても好まれる長さが変わってくると思います。
男性用ネックレスの選び方として、長さはかなり重要なポイントです。
ちなみに最もスタンダードな50CMの物は、別名「マチネ」とも言い性別問わず多様なコーディネートに合わせやすいのが人気の秘密なのだとか!
ネックレス選びに迷われたときは、まずはこの長さから試してみてください。
上の「服装」の所でもお伝えした通り、選び方の基本は自分自身をしっかり内観し似合うスタイルを把握することから始まります。
背伸びをしたい年頃の10代~20代の男子は、大人っぽいコーディネートが多いのであれば主張の強すぎない控えめなネックレスが子供っぽさを消してくれますよ。
そして、まだまだこれから人生の挑戦を続けていくアラフィフ、アラ還のおじ様たちにはヴィンテージ感漂うチョーカータイプや遊び心のあるチャームが着いたミニタリー系なんかもお勧めです。
若い男子はまだ持ち合わせていない大人っぽさを求め、おじ様たちは忘れかけている子供心を求めるように、足りない部分を補う。
まさに「ギャップ」を、隠し味として身に付けてみてください。
まとめ
- うるさい見た目と「無理してる感」は「ダサい」に直結する
- ジャラジャラと主張の強すぎるものはチャラく見えてしまうので注意!
- 何本もネックレスを持つよりも、シーン別で多彩に活躍できるマルチなネックレスを一つ選ぶ
- ネックレス選びに迷ったら50CMのスタンダードな長さをチョイス
絶対的な意見ではありませんが、「流行」=(イコール)「女子ウケする」では無いと思います。加えて、男性ウケ=(イコール)女子ウケでもありません。
流行っているからと購入したネックレスも女子からはダサいと思われてしまったり、男友達に「それ良いね」と言われた物も性別や年齢によっては違和感を感じる可能性があるので注意が必要です。
若いうちは「オシャレを最大限に意識して」アクセサリーを身に着けますが、年齢を重ねるとTPOを考えながら「自分の良さを最大限に意識して」小物を取り入れる必要があります。
洗練された使い方に変わってくると、さりげない小ぶりのネックレス一つでも男の色気を感じさせてくれるはずです。
歳をとっても味のあるセクシーな男性でいるために、「脱!ダサい」を目指して日々色々と試行錯誤(しこうさくご)を重ねていきましょうね。
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