小魚とアーモンドは何歳から食べられる?実は年齢に制限があった! | 日常コレクション。
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小魚とアーモンドは何歳から食べられる?実は年齢に制限があった!

育児

小魚とアーモンドは、大人から子どもまで美味しく食べられるため、スーパーでもよく見かけるポピュラーなおやつですよね。

小魚とアーモンドは1980年より、子どものカルシウム不足を補うため、学校給食へ取り入れられるようになり、家庭にも普及しました。

学校給食で使われるくらいだから、何歳からでも安心して子どもに与えられる、というイメージが強くあるかと思います。

しかし、小魚とアーモンドはそれぞれ、何歳からなら与えても大丈夫、という明確なルールが決まっています。

この記事では、何歳からあげはじめるのが良いのか、メリットとデメリットと、一緒にご紹介していきます。

 

 

小魚とアーモンドは何歳からあげる?

早速、小魚について、何歳からあげはじめるべきなのか、メリットとデメリットと併せてみていきましょう。

まず小魚については、3歳以上の子どもへあげることを、おすすめします。

なぜなら、3歳未満の噛む力は、奥歯が生えそろっていないため、充分でないからです。

そのため、小魚をよく噛むことができず、そのまま飲み込むため、口やのどに刺さってしまうわけです。

まずは、子どもに小魚をあげるメリットからみていきましょう。

  • 栄養価が高い
  • 噛む練習・あごを鍛える練習になる
  • 噛むことにより、満腹感が得られる
  • 甘くないため、おやつに適している
  • 親と子供が一緒のものを食べられる

栄養価が高く、甘くなくても、美味しく食べられるおやつとしては理想的ですね。

そんな小魚にも、デメリットは少なからずあります。

  • しっかり噛めなければ、のどに刺さるリスクがある
  • 加工や調理の仕方により、塩分や糖分が高いものもある
  • 添加物が含まれている製品がある
  • アレルギーに気を付ける必要がある

特に、背の青い魚は、アレルギーが出やすいと言われています。

煮干しの原材料であるイワシも、青魚なので注意が必要です。

しかし、自分できちんと理解して、選んでいけば、これらのデメリットは回避できますね。

栄養面から、3歳未満の子どもに、どうしても小魚を食べさせたい場合、赤ちゃん用小魚せんべいなら、のどへ刺さる心配はないです。

食事に、しらすやちりめんじゃこを、取り入れてあげても良いですね。

また、コープなどには、小魚のみ個包装になっている商品が売られています。

アーモンドが苦手な人でも、小魚だけを楽しむことができますよ。

 

アーモンドは何歳から?

次にアーモンドは、何歳から食べさせるべきなのか、みていきましょう。

アーモンドを与える場合は、子どもが6歳以上でなければいけません。

なぜなら、6歳未満の子どもには、アーモンドをかみ砕く力がついていないからです。

アーモンドなどのナッツ類は、息を吸ったとき、不意にのどへ移動し、詰まることがあります。

また、小さく砕いた場合でも、気管に入り込んでしまうと、肺炎や気管支炎を起こすリスクがあります。

さらに、豆が気管や気管支の中で水分を吸って膨らむと、窒息してしまうこともあります。

あまり知られていませんが、アーモンド以外に枝豆なども、同様のため、気を付ける必要があります。

中でも枝豆は柔らかいため、「喉につまる」イメージがありませんが、注意すべき食べ物に含まれています。

実際、泣いてナッツ類を欲しがる子どもへあげたところ、むせてせきこみ、気管支に入ってしまったというケースがあります。

大人であっても、むせて食べ物や飲み物が変なところに入った、という経験はないですか。

子どもの体は、大人より何倍も小さいため、小さな事故でも、重症化するリスクが高くなるということを頭においておきましょう。

しかし、アーモンド含むナッツ類も、小魚同様、おやつとして与えるメリットは、充分にあります。

  • 良質な脂肪を摂れるため、食事の質が上がる
  • 心臓の代謝が良くなる
  • 便秘になりにくくなる

脂肪といっても、良質な脂肪なので、体のために適量は摂っておきたいですね。

アーモンド含むナッツ類のデメリットは、どのようなものがあるのでしょうか。

  • 過剰に食べると、太りやすくなる
  • 適量を超えて食べると、おなかが緩くなる
  • 充分かみ砕く力がないと、気管支に入り、危険な状態となる
  • アレルギーに気を付ける必要がある

アーモンドは、ナッツ類では、アレルギーが出にくいと言われます。

しかし、個人差はあるため、気を付けるにこしたことはありませんね。

アーモンドも、デメリットを把握したうえで、適切な食べ方にしていきましょう。

そうすれば、体へ良い効果が得られるようになります。

以上、小魚とアーモンドについて、それぞれ何歳からあげ始めるべきなのか、ご紹介してきました。

それぞれ、きちんとルールを守り、積極的に子どもの栄養分として、取り入れていきたいおやつということがわかりましたね。

 

 

小魚とアーモンドには栄養が豊富

小魚とアーモンドは栄養豊富といわれますが、何がからだに良いのでしょうか。

スーパーでよく見かける、小魚とアーモンド商品の、栄養成分をみていきましょう。

さらに3~5歳が、1日当たりに必要とされる食事摂取基準値を、4食分(朝・昼・夜・おやつ)で分ける想定の値と比べます。

栄養成分 一袋7gあたり 3~5歳 男子 3~5歳 女子
エネルギー 34kcal 325kcal 312.5kcal
たんぱく質 2.3g 6.25g 6.25g
脂質 1.7g 5~7.5g 5~7.5g
炭水化物 2.3g 12.5~16.25g 12.5~16.25g
食塩相当量 0.1g 1.0g 1.125g
カルシウム 62㎎ 150㎎ 137.5㎎

表からわかるように、カルシウムはなんと、必要基準値の半分を、この小袋で補えます。

1日3食のメニュー内だけで、成長期に必要なカルシウムを、充分摂取するのは、なかなか難しいことです。

そこで、子どものカルシウム不足を補うために、おやつとして小魚が推奨されているというわけです。

ただし、食品内のカルシウムが、全て体内に吸収されるわけではありません。

つまり、カルシウムの吸収をサポートする食品がないと、高い効果は望めません。

そこで、注目したい栄養素は、たんぱく質とマグネシウムです。

小魚と一緒に食べるのであれば、マグネシウムとたんぱく質が含まれているナッツ類は、おすすめされます。

市販されている小魚とアーモンドでは、あくまでも小魚がメイン、ナッツは補助的な役割です。

小魚とアーモンドを適切な量、取り入れることで、栄養が補いあえるようになっているのですね。

 

 

小魚とアーモンドは手作りができる

市販の商品では、どうしても、塩分や糖分を多く摂ってしまうことになってしまいます。

なぜなら、市販品は、ひとりでも多くの人に美味しいと、思ってもらうため、味付けが濃くなっているからです。

せっかく栄養補給のために食べさせるのに、不要なものまで摂りたくないなら、手作りしてみてはいかがでしょうか。

小魚とアーモンドを、手作りする場合の材料は、下記になります。

  • 食べる煮干し20g
  • 細切りアーモンド20g
  • 砂糖大1強
  • 濃口しょうゆ大1

この分量なら、小魚とアーモンドのおやつを、約4人分作ることができます。

小魚とアーモンドを、手作りする方法は、下記の通りとなります。

  1. フライパンに油は引かず、細切りアーモンドと食べる煮干しを入れる
  2. 香ばしくなるまで、弱火でゆっくり炒る
  3. 別のフライパンへ、砂糖と濃口しょうゆを入れ、ふつふつと煮立てる
  4. 砂糖が完全に溶けたら、2をからめる
  5. 広げて冷ますと、手作り小魚とアーモンドおやつの完成です

材料も、レシピも簡単なので、お子さまと一緒に作ることもおすすめです。

 

 

まとめ

  • 小魚とアーモンドは、それぞれ何歳からあげて良いか、ルールがある
  • 小魚とアーモンドを食べると、栄養が豊富に摂れる
  • 小魚とアーモンドは、手作りができる

小魚とアーモンドは、何歳からあげて良いのかというルールと、明確な理由がわかりましたね。

何歳からあげるというルールを、きっちり把握し、安心して食べられる環境にしてあげましょう。

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