裁縫は苦手だけど、自分好みのお弁当袋を作ってみたい!
おしゃれなお弁当袋を作りたいけど、手縫いやミシンで縫う時間がない!
というあなたのために、とっても便利な布用ボンド「裁ほう上手」を使用して、家事の合間で縫わずに作れるお弁当袋の作り方を考えました。
お洗濯もできて、乾きにくい口紐なしで、手入れも簡単なのでとっても衛生的に使えます♪
紐なしなので、面倒な紐通し口を作る必要がなく、端処理不要な合皮やフェルト、リボンを貼り付けるだけの簡単な作り方ですが、おしゃれなラッピング風のお弁当袋になります。
ここでは、紐なしお弁当袋の作り方以外にも、お弁当袋をアレンジする方法やお弁当袋とお揃いで作るランチョンマットの作り方などについてまとめています。ぜひ最後までご覧くださいね♪
お弁当袋の作り方紐なしのレシピ
材料
・袋用の布(お好きな厚めの生地)
サイズ…横60cm×縦37cm(のりしろ1cm込み)
・リボン用の布(合皮・フェルト・蝋燭の火などで端処理をした太いリボンなど)
サイズ…横30cm×縦3cm(のりしろ1cm込み)
道具
・洗濯バサミ(10個程度)
・裁ほう上手(布用接着ボンド)
・チャコペンなど印をつけられるもの
・爪楊枝
・小さいプラ板(クリアファイルを小さく切ったものでも可 。)
・アイロン(なくてもOKですが、アイロンを使用した方が、より頑丈になります。)
作り方
まずは、お弁当袋になる布を、表側縦37cmの辺と、下辺60cmの半分に、端から1cm幅で裁ほう上手を塗布して一本の筒状にします。
この時に、小さいプラ板かクリアファイルの小さく切ったものを、ハケのように使うと塗りやすいです。
裁ほう上手を塗り終えたら、塗布した箇所にアイロンをかけるか、下画像のようにしっかりと洗濯バサミで固定し、10分程度乾燥させます。
しっかりと乾いて接着できたら、口の部分を下画像のように、1cm〜1.5cmほどの幅で折り返します。
紐なしのお弁当袋なので、紐通し口を作る必要はありません♪
そして、折り返した方の内側に、満遍なく裁ほう上手を塗り広げます。
口部分もしっかりと接着させるために、アイロンをかけるか、洗濯バサミでしっかりと固定し、10分程度乾燥させます。
この時、厚い生地を使用する場合は、①で接着した部分が重なり、浮いてしまいやすいので、注意してください。
次に、下画像のように底の部分を縦に開き、普段使用しているお弁当箱を当てます。
お弁当箱+1cm〜1.5cm程度余裕を持たせてチャコペンなどで印をつけます。
お弁当箱を入れた時に、かさ張ってしまうのを防止したり、のりしろを確保したりするために、⑤でつけた印の1cm程度、外側を裁断します。
下画像の様に、裁断するサイズが左右で違って見えますが、①の工程で作ったのりしろ部分があるだけで、仕上がりに影響はないのでご安心ください♪
⑤の様に底を縦に広げ、⑥で裁断した部分が重なるように折り畳み、重なった内側の端から1cm幅に裁ほう上手を塗布します。
また、④と同様に、マチ部分にもアイロンをかけるか、洗濯バサミでしっかりと固定させて10分程度、乾燥させます。
※また、①ののりしろと、⑥で作ったマチののりしろが重なると、特に浮きやすいので注意が必要です。
次に、切断した端から5cmのところに印をつけ、その5cm範囲全てに裁ほう上手を塗布し、袋の口側に貼り付けます。
そのままだと、貼り付けた側の端は固定しにくいので、下画像のように、つまんで洗濯バサミで固定します。その状態で、また10分程度、乾燥させます。
そして、リボンの部分も乾燥し、しっかりと貼り付けることができていたら完成です♪
このお弁当袋の作り方で作った「紐なしお弁当袋」の使い方
このお弁当袋の作り方で作成したお弁当袋は、紐なしなのでサクッと簡単に包むことができます。
そこで、このお弁当袋を、ラッピング袋のように包む使い方を、順に説明します♪
まず、お弁当箱やカトラリーを入れ、リボンが貼り付いてる方を手前に向けます。
次に、リボンを手前側に織り込むようにして、2回巻きます。
そうすると、リボンの裏側が上に来るので、そのまま固結びをすると、リボンの表側が上に来ます。
お弁当袋の作り方に加えるアレンジポイント
このお弁当袋の作り方で作成したお弁当袋は、生地やリボンなどの組み合わせを自由自在に作れるので、たくさんアレンジできちゃいますよね♪
その中でも、私がおすすめしたいアレンジするポイントをご紹介します。
ワッペンや缶バッジ
お弁当袋の生地をデニムにした場合は、ワッペンや缶バッジでクールにアレンジ。
このアレンジをする際は、くるくるとリボンを巻き込む部分に、つけないようにすることがポイントです。
お子さんが使うなら、好きなキャラクターの缶バッジなど付けたら喜ばれそうですね。
生地やリボン
お弁当袋の生地をリネン素材に変えて、リボンもレースリボンへ変えると、優しい色合いのお弁当袋になる作り方もできます。
一手間かかりますが、袋の生地をしっかりと端処理した帆布(はんぷ)に変えて、おしゃれなお弁当袋にアレンジ。
自分好みにアレンジできると気分も上がっていいですよね。
フェルト
リボンを好きな色の洗濯可能なフェルトに変えて、洗濯機で洗えるようにアレンジ。
このお弁当袋の作り方で作成したお弁当袋は、とてもシンプルなので、アレンジできるポイントがたくさんあります。
このほかにもいろいろ組み合わせて、お好きなデザインを見つけてみてください♪
お弁当袋の作り方とお揃いでランチョンマットも!
お弁当を広げるときに、あったら嬉しいランチョンマット♪
食事をする場所の清潔を確保したり、テーブルが汚れるのを防いだりと、とても便利なランチョンマットも簡単に作れたら嬉しいですよね。
また、お弁当袋と揃えることで、見た目も統一感が出ておしゃれになります♪
そこで、お弁当袋と同様に、自分の食事スペースに合わせて好きなサイズで簡単に作れるよう、ランチョンマットの作り方や、作る上でのポイントもご紹介します♪
材料
・お弁当袋に使用した布(お好きな厚めの生地)
サイズ…作りたい大きさの縦+2cm、横+2cm
道具
・裁ほう上手(布用接着ボンド)
・チャコペンなど印をつけられるもの
・爪楊枝か小さいプラ板(クリアファイルを小さく切ったものでも可 。)
・アイロン(折り目をつけるために使用します)
作り方
まず、生地裏面に、作りたい大きさの印をつけます。
後から作り方の工程で折り込んでいくので、ある程度サイズの目印があると便利です。
次に、のりしろをそれぞれ三つ折りにし、アイロンをかけて折り目をつけます。
裏側から見て、谷折りに1cmの幅で三つ折りして、それぞれののりしろ部分に折り目をしっかりとつけます。
このあと続けて作業出来る場合は、作り方の最終工程でもアイロンを使用するので、電源はつけたままにしておいてください。
次に、四隅の布がもたつかないように、四つ角を三角に裁断します。
裁断するときのポイントは、画像の黄色い線の部分ように、作りたいサイズの線の延長線が、作りたいサイズの線に重なるように折ると、簡単に裁断するラインがわかりやすくなります。
一番外側の折り目を谷折りに折り返すと、1cm幅の表面が出て来ます。
その表面に、裁ほう上手を薄く塗布します。
そして、布の切端を内側に巻き込むように折り込んで、接着します。
④で裁ほう上手を塗布したのりしろの面を、さらに内側に折り込みます。
この時のポイントは、折り込んだ際に、③で裁断した辺が隣り合わせになるように、きっちりと合わせることです。
そうすることで、布の切れ端が収まり、布の端処理をせずにほつれにくくさせることができます。
最後に、その折り込んだ部分にアイロンをあてて、しっかりと接着できれば、完成です♪
まとめ
- 紐なしお弁当袋の作り方は、布用ボンド「裁ほう上手」を使用して縫わずに作れる
- フェルトやリボン、ワッペンなどでアレンジできる
- お弁当袋とお揃いでランチョンマットの簡単な作り方がある
図案から制作まで実際に作ってみて、こんなアレンジもいいなとか、リネン生地やキャンバス生地などの生地でも作ってみたいな、と思えるお弁当袋作りでした!
素材やアレンジ次第で、男女問わず、子供から大人まで使いやすいデザインのお弁当袋になったと思います♪
また、紐なしの作り方なので、工程も少ないところも嬉しいですよね。
少々大雑把な私が実際に、炊事や洗濯、お買い物の合間に完成させることができたので、裁縫が苦手な人にも、得意だけど作る時間がない人にもおすすめなレシピです!
ぜひ、紐なしお弁当袋の作り方に困った時は、このレシピで作ってみてくださいね。
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