国内・国外問わず、様々なホテルの予約が出来、楽天ポイントも貯まる楽天トラベル。
楽天トラベル独自の割引サービスもあって、人気を集めているホテル予約サイトですね。
予約したけれど、都合が合わなくなっちゃった…。
このように、キャンセルせざるを得ない状況もあるでしょう。
そんな時、気になるポイントが、楽天トラベルで予約した際、「いつまでならキャンセル可能か？」
「いつまでならキャンセル料が発生しないのか？」という、ところではないですか？
余計な出費を増やさないため、いつまでならキャンセル料がかからないのかは、予約時にしっか確認しておく必要がありますね。
という事で、今回は楽天トラベルにてホテル予約した際の、キャンセル方法についてご紹介していきます。
楽天トラベルの予約キャンセルはいつまで大丈夫？
楽天トラベルでホテル予約したものの、キャンセルせざるを得ない状況になってしまったとき、まず気になることはなんですか？
最初に考えるのは、いつまでならキャンセル可能か、という所ではないでしょうか？
キャンセル料が発生するかしないかは、とても大切なポイントですよね。
ではいったい、楽天トラベルでの予約キャンセルは、いつまでならキャンセル料が発生しないのでしょうか？
ここでズバッと「予約、○日前からキャンセル料が発生します！」と言えればいいのですが、そうはいかないんです。
なぜなら、楽天トラベルでの予約キャンセルは、予約プランや予約日、予約した宿泊施設によって、いつまでキャンセル出来るかが異なっているからです。
同じホテルでも、予約日やプランによって、キャンセル料の発生日は異なることもあるので、注意が必要です。
「前回、利用した時と同じだろう。」と思って、確認を怠ると、後で大変なことになってしまうかもしれませんよ。
ここで、楽天トラベルのキャンセルポリシーについてお話していきましょう。
楽天トラベルでは、宿泊施設に対して、3種類のキャンセルポリシーから設定できるシステムがあります。
「キャンセルポリシー」とは、宿泊施設側が設定する「キャンセルとなった場合のルール」です。
楽天トラベルでは、「基本キャンセルポリシー」「日毎キャンセルポリシー」「プラン事キャンセルポリシー」と3種類のキャンセルポリシーがあります。
キャンセルポリシーの内容について、それぞれ説明していきますね。
基本キャンセルポリシー
基本となる、キャンセル時の対応ルールです。
宿泊施設側は、必ず設定しなければならないキャンセルポリシーになります。
日毎キャンセルポリシー
これは、設定された日付ごとに、任意で設定できるキャンセルポリシーです。
例えば、宿泊施設付近でイベントやライブ、お祭りなどの開催時に設定されることが多いようです。
ライブなど大きなイベント時は、会場近くの宿泊施設に予約が集中してしまいます。
そいった宿泊施設では、通常よりも多くの予約が見込まれるため、キャンセルポリシーの設定も厳しくなってしまうわけです。
プラン事キャンセルポリシー
こちらも「日毎キャンセルポリシー」同様、宿泊施設側が任意で設定できる、キャンセルポリシーになります。
プラン事に決められるキャンセルポリシーで、早割プランなど割引率の高いプランが対象になるようですね。
キャンセルポリシーの優先順位は？
ひとつに複数のキャンセルポリシーが、設定されていることもあるの？
ひとつの宿泊プランに、キャンセルポリシーが複数設定されていることもあります。
しかし、適応されるキャンセルポリシーは1つです。
その場合の適応優先順位は、①プラン事→②日毎→③基本となります。
予約画面では、優先度の高いキャンセルポリシーのみ表示されますから、安心してください。
プランに対して複数のキャンセルポリシーが設定されていたとしても、私たちユーザー側からはわからないので、悩むこともありません。
このような部分から、プランや予約日によって、いつまでキャンセル可能かが異なってくるわけです。
後々トラブルが発生しないよう、予約時には、キャンセルポリシーをしっかりと確認しておきましょう。
キャンセルポリシーは、予約画面の「情報入力」ページの一番下に記載されていますよ。
予約をキャンセルする方法
ここで楽天トラベルの、キャンセル方法も確認しておきましょう。
- 楽天トラベル、トップページ右上の「予約確認・キャンセル」をクリック（スマホの場合は、右上メニューから「予約確認・変更」をタップ）
- 「現在の予約」から、キャンセルしたいプラン枠内にある「キャンセル」を選択（スマホの場合はここで、ログインが必要になります）
- 「一室キャンセル」を選択すると、キャンセルが成立
- 画面上に「宿泊予約をキャンセルしました」と表示されればOKです
「宿泊予約をキャンセルしました」と表示されれば、問題なくキャンセルできています。
しかし、ちょっと不安もありますよね。そんな時は「キャンセル確認メール」を受信設定して、保管しておくと安心ですよ。
もし、宿泊施設とキャンセルについてトラブルが生じた際の、証明にもなりますからね。
予約確認画面に「キャンセル」表示がないケースもあります。その場合、2つの理由が考えられます。
- 宿泊施設側が、該当しているプランの販売を終了している
- ネット上からの、キャンセル受付を終了している
この場合は、直接宿泊施設に問い合わせして、キャンセル手続きをしましょう。
「キャンセル」が表示されない場合、楽天トラベルに問い合わせても対応してもらえないので注意してくださいね。
役立つ楽天トラベルのキャンセル保険を利用しよう
楽天トラベルでは、キャンセル料を100％補償してくれる保険があるんですよ。
旅行当日に子どもが熱を出して、旅行は中止…。
旅行当日になってキャンセルすると、キャンセル料は宿泊料金の100％というところが多いですよね。
宿泊金額によっては、かなりの出費となってしまうこともあるでしょう。
そんな突然のキャンセルでも、キャンセル保険に申し込んでいれば、キャンセル料を100％補償してくれる場合があるんですよ。
そんな、安心できる楽天トラベルのキャンセル保険について、詳しくご紹介していきます。
キャンセル保険の加入方法は？
楽天トラベルの予約画面で、キャンセル保険案内を希望するかどうか、確認するチェックボックスがあります。
そこをチェックしておくと、予約成立後に自動で「Travelキャンセル保険」のページへ移動します。
キャンセル保険の詳細確認を行った後、加入手続きを行いましょう。
最初のチェックボックスにチェックしただけでは、まだ保険加入できていません。
必ず「Travelキャンセル保険」のページに移動して、手続きを完了させて下さいね。
後から加入することは可能？
楽天トラベルで予約成立後、キャンセル保険の加入手続きをしなかった…。
でもやっぱり加入したい！後からでも大丈夫？
大丈夫です。予約時にキャンセル保険の加入を忘れても、後から加入することは出来るので安心してください。
ただし、旅行開始日まで9日以上あること、予約成立日から14日以内であることが加入条件です。
後からキャンセル保険に加入する場合は、楽天トラベルではなく、「Travelキャンセル保険」から手続きを行いましょう。
その際、楽天トラベルで予約した際の、予約番号と予約金額が必要になります。
予約日や補償金額、個人情報などを入力すれば、加入完了です。
加入した保険条件を確認する場合は、「Travelキャンセル保険・Mysurance」のマイページからになります。
楽天トラベルでは確認できませんので、ご注意ください。
保険料は？
キャンセル保険は、旅行代金によって保険料が決まります。
目安として、おおまかな保険料をご紹介しておきますね。
| 旅行代金 | 保険料 |
| 15,000円 | 380円 |
| 50,000円 | 1,280円 |
| 100,000円 | 2,560円 |
上記保険料は、あくまでも目安です。Travelキャンセル保険サイトで、見積依頼も可能ですので、加入手続き前に確認しておくといいですよ。
なお、保険料の支払いは、クレジットカード対応のみとなります。
どんな理由でも100％補償してくれるの？
補償金額は、キャンセル理由によって、100％補償されない場合もあります。
良くあるキャンセル理由と、補償割合についてご紹介しておきますね。
旅行当日（前日）に子どもが熱を出した！
契約者本人だけでなく、家族や同行者が、通院を要する体調不良によるキャンセルは、100％補償されます。
ただし、旅行予約日当日もしくは前日に通院した場合に限ります。
また、旅行予約日7日以内の入院も、100％補償対象です。
急に宿泊を伴う仕事が入ってしまった！
勤務先の業務命令によって、宿泊を伴う仕事が入ってしまった場合は、100％補償されます。
しかし、出張のために予約していたのに、出張自体がなくなってしまった場合は、キャンセル補償対象外になります。
急にお葬式が入ってしまった！
こういった事こそ、急に起きるものですよね。旅行予約当日、または前日にお葬式が入ってしまい、キャンセルする場合は、50％補償されます。
また、旅行予約日からさかのぼって、7日以内にペットがなくなった場合も、50％補償してくれるんですよ。ペットも、大切な家族ですもんね。
参加予定だったライブが中止になった！
遠方のライブなど、様々なイベントに参加するため、ホテルを予約していることもありますよね。
目的であった、ライブ自体が中止になってしまった場合の補償割合は30％です。
キャンセルの理由によって、キャンセル料の補償料金は変わってきます。
直前にキャンセルせざるを得ない状況のみ、補償対象であることは理解しておいてくださいね。
また、キャンセル料発生前にキャンセルした場合、キャンセル保険の解約手続きが必要です。
旅行予約をキャンセルした時、キャンセル保険も自動的にキャンセルされるわけではありませんからね。
Mysuranceのマイページから、解約できます。旅行予約キャンセル時には、キャンセル保険も忘れずに手続きしましょう。
楽天トラベルをキャンセルした時の返金方法
楽天トラベルで旅行予約をした際、クレジットカード決済を利用することも多いでしょう。
クレジットカード決済した場合、キャンセル後の返金がどうなるのか気になりますよね。
楽天トラベルにおいて、キャンセルから返金までの流れを説明していきます。
キャンセル料が発生する前にキャンセルした場合
予約時にクレジットカード決済した金額が、クレジットカード会社を通して、全額返金されます。
予約成立後すぐにキャンセルしたとしても、一旦決済処理をしてしまっているので、旅行代金が請求されることもあります。
しかし、事務処理後1～2ヶ月で返金されますので、確認しましょう。
カード会社の締日によって、同月内でキャンセル処理できれば、引き落としと返金、どちらも生じないケースだってあるようです。
キャンセル処理には、時間がかかってしまうことをご理解くださいね。
キャンセル料が発生している場合
予約成立時に決済した金額から、キャンセル料を差し引いた金額が返金されます。
返金方法は、上記同様クレジットカード会社を通じて返金されますので、確認してくださいね。
楽天ポイントを利用した場合は？
楽天トラベルでは、楽天ポイントの利用が可能ですね。
ポイントを利用して、旅行代金を支払うケースもあるでしょう。
その際は、キャンセルが成立した時点から、翌営業日中にポイント返還されます。
楽天ポイントとクレジットカード決済を利用した場合、カード決済分は事務処理後、クレジットカード会社を通じて返金されるので確認しましょう。
もし、キャンセル料が発生した場合、ポイント利用分から優先して差し引かれるので、カード決済分は全額返金されることもあるかもしれませんね。
現地決済の場合は？
現地決済を選択していて、キャンセル料が発生する前にキャンセルした場合は、支払いも返金もありません。
しかし、キャンセル料が発生している場合はどうなるでしょう。
現地決済の場合、キャンセル料は宿泊施設に直接支払う必要があります。
直接、ホテルに行って払わないといけないの？
もちろん、そんな必要はありません。宿泊施設から、請求書が送られてきますので、それに従ってキャンセル料を支払いましょう。
まとめ
- 楽天トラベルでは、いつまでキャンセル料が発生しないかは予約ごとに違う
- 同じ宿泊施設でも、予約日やプランによってキャンセルポリシーは違う
- 楽天トラベルには、もしもの時役立つキャンセル保険がある
- キャンセルした時の返金方法も確認しよう
楽天トラベルで宿泊施設を予約する際には、いつまでキャンセル料が発生しないか、きちんと確認しておきましょう。
いつまでなら大丈夫かを理解していれば、無駄な出費もなくなります。
宿泊施設側にとっても、キャンセルは早い方が次の対応をしやすくなりますからね。
どんなに準備万端整えていても、旅行直前まで何が起きるかわかりません。
予約時には、不慮の出来事によって、キャンセルする状況になることも考えておく必要があるかもしれませんね。
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