観葉植物の中でも、知名度があり人気のガジュマル。
ぷっくりした幹、うねうね伸びた根がかわいいですよね。
比較的育てやすいと言われているガジュマルですが、枯れた経験をしたこともあるのではないでしょうか。
今回はガジュマルが枯れたときの復活方法を詳しく紹介していきます。
枯れたといっても、原因や復活方法は様々です。
水のあげすぎであったり、逆に水が足りなさすぎであったり。
症状をみれば、何が原因で枯れたのかわかるようですよ‼
その子その子に合った復活方法が見つかると良いですね♪
特にガジュマルが枯れたという経験が多いといわれている、冬の育て方についても紹介しています。
今ガジュマルを育てている、またこれから迎えようとしているそこのあなた‼
詳しく紹介していますので、最後まで楽しんでいってくださいね♪
ガジュマルが枯れたときの復活方法とは⁉
ここでは、ガジュマルが枯れたときの復活方法を症状別に紹介いたします。
「枯れた」と一言でいっても、症状や原因はさまざまです。
それぞれ症状にあった復活方法を紹介していきますので、あなたのガジュマルと照らし合わせてみてくださいね。
主な症状としては、下記の6つが多く挙げられます。
- 葉がよれよれになる
- 葉が下を向く
- 新芽が枯れる
- 葉に茶色の斑点がある
- 落ちた葉がパリパリしている
- 虫がつく
それぞれの対策・復活方法について詳しく紹介いたします。
葉がよれよれになるという症状が現れたときは、新芽が出るタイミングで空気の乾燥や直射日光を経験したことが原因のようです。
この場合の対策は、直射日光が当たらない場所で管理をしてあげましょう。
葉水を与えながら育てるのがポイントのようですよ‼
葉が下を向くときは、水切れが原因という場合が多いそうです。
この時は、鉢底から水が流れるくらいにたっぷりと水やりをしてあげましょう。
新芽が枯れてしまうときは、根が傷んでいる可能性が高いです。
根の乾燥や根腐れによって根が傷むと、繊細な新芽は最初に枯れやすいようです。
そんなときは、一度鉢植えから根鉢(ねばち)を取り出して根の状態をチェックしましょう!
根の状態が、黒い根やスカスカになっているような根は取り除く必要があります。
根詰まりで根鉢が固まっている場合は、土と一緒に根をほぐして植え替えをするといいようです。
葉に茶色の斑点があるときは、カビの菌が原因で発生する炭疽病の可能性が大きいです。
カビは風通しが悪く、湿度が高い環境で発生しやすいです。
風通しをよくするために、剪定をしましょう。
落ちた葉がパリパリしているときは、乾燥して弱っている可能性が高いです。
ここまで症状が進んでいると、そのまま水やりしただけでは十分吸収されません。
そんなときは、底面灌水(ていめんかんすい)がおすすめだそうですよ‼
虫は、アブラムシ・カイガラムシ・ハダニが原因の場合が多いです。
見つけ次第、市販の専用殺虫剤を用いて対処する必要があります。
ガジュマルの生育が悪くなり枯れる恐れがありますので、見つけ次第の早めの対処が必要です。
ここまで様々な症状と対策・復活方法をみてきましたが、ほとんどの症状にいくつかの共通した注意点がわかりました。
- 水やりの頻度
- 直射日光などの日当たり
- 虫のチェック
ガジュマルにとって最適な水やりの頻度であったり、日当たり・日光浴の頻度であったり、虫のチェック。
これらの正しい知識があれば、ガジュマルが枯れたりすることなく育てられそうですね。
植物って、ついついお水をあげたくなるけど、ガジュマルはあげすぎてはいけないんだね。
虫がついていないかのチェックもこまめにした方がよさそうね♪
ガジュマルの育て方のポイント
次に、ガジュマルの正しい育て方を紹介いたします。
ガジュマルが枯れたりすることなく育てられるよう、知識をつけておきましょう♪
ガジュマルは日光を好みますが、直射日光は避けましょう。
室内の場合、窓ガラス越しに日光をあてますが、5~8月はレースカーテンなどで遮光して葉焼け防止しましょう。
耐陰性が強いガジュマルですが、完全に暗いのはよくないようです。
ガジュマルは耐寒温度が5度ほどなので、冬などは室内の中ほどに移動させてあげましょう。
ガジュマルは、太い幹や根に水分を貯めているので乾燥に強いです!
そのため、乾ききる前に水やりしてしまうと根腐れの原因になってしまいます。
水のあげ過ぎに気を付けるというのが、ガジュマルの水やりのコツのようですね♪
直射日光はよくないけど、日光は必要…、難しいね。
暑い季節は、レースカーテン越しがちょうどよさそうよ。
ガジュマルが枯れたのが冬だったら⁉
ガジュマルは、もともと熱帯や亜熱帯にある植物なので、水やりと日光を気を付けていれば簡単に枯れたりしない植物です。
しかし、日本には四季があり地域にもよりますが、冬は氷点下になるところも少なくありません。
わたしは中部地方に住んでいますが、年に数回は氷点下になることがあります。
ガジュマルの耐寒温度は5度ほどといわれておりますので、冬は注意が必要です。
ここでは、ガジュマルを元気に冬越しするためのポイントをご紹介します‼
最後には、冬に弱らせてしまった時の対処法もありますので、見ていってくださいね。
- 冬の温度管理
- 冬の置き場所
- 冬の水やり
- 冬の乾燥対策
- 冬の肥料
ガジュマルの適温は、20度から30度位で15度程度であれば生育します。
15度を下回ると活動が鈍くなってきますが、10度以上あれば元気できれいな形を保ちます。
ガジュマルを元気に冬越しするには、10度以上保てれば安心ですね。
日頃から手間暇かけてガジュマルを強く育てた場合は、冬越しの目安は5度以上、そうで無い場合は、10度以上が安心です。
冬の置き場所について、ガジュマルは耐陰性があるので暗い場所でも育ちますが、本来は明るい場所を好みます。
体力を消耗しやすい冬は、日光が入る明るい場所に置くのがガジュマルにとってベストのようです。
冬は、春から秋以上に日光浴した方がガジュマルは元気に元気に育ちます。
窓際などで、たっぷり日差しを浴びながら育てると冬のお手入れが楽になります。
しかし冬の窓際は、昼と夜で気温差が激しくなります。
昼と夜の寒暖差でガジュマルは一気に葉を落とすことがあるので気をつけましょう。
このことから、夜だけ窓際から部屋の中の方へ移動してあげるのが安心ですね。
また、冬は暖房の風にも注意が必要なようですよ‼
暖かい部屋は、冬のガジュマルには良い環境ですが暖房の風が直接ガジュマルに当たると葉っぱが乾燥して弱ってしまいます。
ガジュマルの冬の置き場所をまとめると、日中は日光が入る暖かくて明るい場所がベストで夜間冷え込む場所や、暖房の風が直接当たる場所は避けるとよいですね。
ガジュマルは、生育旺盛なので春から夏にかけては土が乾けば、たっぷり給水しますが、秋や冬にも同じペースで水やりすると根腐れを起こす可能性があります。
気温15度を下回るころから、給水の頻度を見直して土を乾かし気味に育てるようにするとよいでしょう。
さらに気温が10度くらいになるとガジュマルは休眠状態になっていますので、より土を乾燥気味にします。
水やりのタイミングですが、冬の水やりは日中の暖かい時間帯にするといいみたいですよ。
寒い時間帯の水やりは、根に負担がかかりガジュマルを弱らせる原因になります。
しかし土は乾燥気味にしますが、ガジュマルそのものは乾燥が苦手なんです。
また、乾燥を好む害虫のハダニやカイガラムシが付きやすくなります。
具体的な対策としては、霧吹き等で水をかける葉水です。
葉の表と裏に霧吹きで水をかけて乾燥を防ぐようにします。
冬は乾燥するので葉水は、毎日やってあげるといいみたいですよ。
続いて肥料ですが、観葉植物は基本的に冬は肥料は必要ありません。
冬は観葉植物が休眠状態のため、肥料を与えても根から吸収する力がなく根腐れの原因になってしまいます。
冬でも暖房で24時間暖かい部屋で育てていて、新芽が次々と出てきている場合を除けば、冬の肥料は必要ありません。
冬に枯れたガジュマルの復活方法
色々と気をつけて育てていても、枯らしてしまうことはあると思います。
寒さに当たってしまったり、冬に水をあげ過ぎたりすると一気に葉っぱを落としてしまいます。
時には丸坊主に近い状態になることもあるようですよ。
そんなガジュマルの姿をみて枯れたと思ってしまいがちですが、例え丸坊主になっても株そのものは生きている場合が多いです。
この二つの症状の場合は、枯れてしまった可能性が高く復活は難しいです。
しかし、幹が硬くしっかりしているときは、葉っぱを一気に落としても、枯れていない場合が多いので、株が生きているか確認して春までじっくり育ててあげましょう‼
冬は気を付けることが多いね。
暖かくするけど、暖房の乾燥には注意が必要ね♪
ガジュマルが枯れたときスピリチュアル的な意味がある
ガジュマルには様々なスピリチュアルにまつわる話があるのをご存じですか?
ここでは、ガジュマルに関わらず観葉植物が枯れたときのスピリチュアルな意味を紹介いたします。
- 危機から身代わりになってくれた
- 家の中にある悪いエネルギーを受けつづけたため
- 怨念や邪気を吸い取ってくれた
- 人生の転換期
- 自分自身の成長を促すため
観葉植物が枯れるときは、寿命がきたという理由だけではないんです。
スピリチュアルな意味合いでよくきくのは、自分に迫りくる危機から身代わりになってくれたという説です。
大切に育てていた観葉植物が、急に枯れてしまったらショックですよね。
しかし、自分を守ってくれたのではないかと感謝の気持ちをもてるといいかもしれないですね。
また、家の中に悪いエネルギーがあると観葉植物にも悪い影響があり、枯れる原因にもなるんです。
これは言い換えると、観葉植物が枯れることで家の中に悪いエネルギーがあることを教えてくれたのかもしれません。
怨念や邪気を吸い取ってくれた、というのも、観葉植物が枯れることで自分に悪い霊がついていることを知らせてくれたのかも⁉
観葉植物が枯れた後、人生や環境に大きな変化があったときは、人生の転換期を予兆してくれていたのかもしれないですね。
スピリチュアルの世界では、生活の中でおこる不思議な出来事のほとんどは自分自身の成長につながっていると考えられているようです。
観葉植物が枯れるスピリチュアルな意味は、命の大切さに気付く機会を与えてくれているのかもしれませんね‼
枯れたら育て方が悪かったのかな~って思うけど、もしかしたら何かのメッセージを送っていたのかも⁉
植物も命ある生き物なんだよね、大切にしなくちゃね。
ガジュマルのもつ風水的な意味
ガジュマルにかかわらず、そもそも観葉植物を家に置くと風水でも良い気が流れるとされていますよね。
- 「多幸の木」「富をもたらす木」といわれている
- 「キジムナー」という子供の精霊が宿っている
- 花言葉は「健康」
- 「絞め殺しの木」という怖い意味も持っている
ガジュマルは「多幸の木」「富をもたらす木」といわれることもあるようです。
どんどん新芽を出し、葉をたくさんつけるため「富をもたらす縁起の良い木」と言われているのです。
また、沖縄ではガジュマルに「キジムナー」という子供の精霊が宿っていると言われています。
キジムナーは妖怪ではありませんが、いたずら好きの子供の精霊らしいですよ。
キジムナーに好かれると、その家は豊かになるといわれています。
子供の精霊なので、大切に育ててあげると大きく成長し、ガジュマルの気根を通った人は幸せになるとも言われているのです。
また、多幸の木とされているガジュマルは、花言葉がたくさんあります。
まず「健康」、たくましく成長していくところからそういわれているようです。
また反対に「絞め殺しの木」という怖い意味も持っているのです。
ガジュマルはイチジク属のつる植物で、岩や他の植物に巻き付いてその基盤を壊すところから、ガジュマルだけでなくイチジクも同じようにいわれているようです。
しかし、一般的にはガジュマルの花言葉は、健康など縁起をもたらす方で知られていますね。
風水でも、ガジュマルは幸福をもたらす木として、とても人気の観葉植物です。
ガジュマルを置く場所別の風水効果
どうせ置くんだったら、その場所や方位がどのような運気を運んでくれるのか、気になりますよね。
ガジュマルを置く方位別の効果を紹介します。
- 西と北:金運アップ
- 南:厄除けと人間関係・美容
- 東:仕事・成功運アップ
- 置いてはいけない場所
家の中心から西と北にガジュマルを置くと、金運アップ効果が期待できるようです。
元々風水でも西と北の方位は、お金の循環が良くなると言われています。
なので幸せを運んでくれるガジュマルを置けばさらに効果があがるんですね。
西でお金を作り、北で貯めるとされる風水の意味から、是非その方位にガジュマルを置いてみたくなりますね。
南は人間関係を円滑に運んでくれる方位だそうです、南にガジュマルを置けば浄化作用が働き、人間関係が良くなりますよ。
また南の方位にガジュマルがもたらすのは美容効果です。
綺麗になるうえに、人間関係トラブルがないのは嬉しいですね♪
東は情報を司る方位で、ガジュマルを東に置くと仕事や成功に繋がる良い情報が得られるのです。
成長の早いガジュマルだからこそ、その運気はどんどんと膨れて、仕事や成功に導いてくれる効果が期待できるんですね。
しかし、どんな観葉植物でも光があたらない場所に置いてはいけません。
北にある玄関や窓のない玄関は、スピリチュアル的によくないとされています。
玄関は運気が入って来る大事な場所ですが、その方位にあると運気のバランスが乱れるので、多幸の木のガジュマルでさえも置かないほうが良いのです。
置く場所によって意味合いが全然違うんだね‼
私は今仕事を頑張りたいから、東に置こうかしら♪
まとめ
- ガジュマルが枯れたときの復活方法は症状によって異なる
- どんな症状も「水やりの頻度」「日光の当たり具合」「虫のチェック」で防ぐことができる
- ガジュマルを育てるときのポイントは水をあげすぎないこと
- ガジュマルが冬を元気に過ごすには暖房による乾燥を防ぐこと
- 葉が落ちてしまっても幹が元気なときは春まで待つ
- 観葉植物が枯れたときはメッセージが隠されているかも
- ガジュマルは玄関には置いてはいけない
ガジュマルが枯れたときの復活方法について詳しくみてきました。
ガジュマルの葉や幹の症状で、原因や復活方法がわかるようになりましたね。
冬は、部屋の中であっても場所を工夫したり、乾燥に気を付けたりする必要があるということもわかりました。
冬は、葉水をしっかりして乾燥を防ぎましょう‼
また、観葉植物が枯れたとしても何かメッセージが隠れているかもしれないので、植物の声をくみ取ってあげたいですね♪
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