フジパンのアンパンマンシリーズ、店頭で見たことある人は多いんじゃないでしょうか。
その中でも、定番は「ミニスナック」ですよね。スティック状のパンで、小さい子どもにも持ちやすいサイズ感で人気です。
アンパンマンパンを食べさせたいけど、何歳からあげて大丈夫なの?
朝食やおやつで手軽にあげられる、アンパンマンのミニスナックですが、何歳からあげてもいいのか、初めて購入する際は悩まれると思います。
今回、ミニスナックパンは何歳からあげてもいいのか、原材料や食べさせるために注意したいことなど、アンパンマンパンの気になる情報をまとめました。
安心してアンパンマンパンデビューするための、参考にしてください。
アンパンマンのミニスナックパン何歳からあげる?
アンパンマンパンのパッケージに、何歳からという対象年齢は書かれていません。
フジパンの公式HPでも、アンパンマンシリーズは、乳幼児に特化した商品でないことから、何歳からという対象年齢を公表していません。
じゃあ、アンパンマンパンは、何歳を目安に食べさせればいいの?
フジパン公式HPでは、アンパンマンシリーズを食べてもいいとされる目安として「離乳食卒業して、かつ1歳以降のお子様」と記載されています。
厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」による離乳完了は、以下の通りです。
また、「授乳・離乳の支援ガイド」で離乳完了の動向を見ると、離乳完了時期は「1歳〜1歳半」が一番多いという結果になっています。
口コミサイトで、アンパンマンパンを食べさせた年齢は、平均して1歳半頃という意見が多く、早くて7〜8ヶ月、遅くて2歳前後でした。
2人目となると、上の子が食べているのを見て欲しがるため、早めに食べさせたという人が多いようです。
子どもの成長には個人差があるので、「何歳から」というより「離乳食卒業しているか」を目安として、いつから食べさせるのか判断するといいですね。
ママとパパが、子どもの成長をしっかり見て判断してあげてくださいね。
アンパンマンのミニスナックパン気になる原材料は?
子どもに食べさせるパンとして、原材料が気になりますよね。
ましてや、子どもにアレルギーがあるなら尚更(なおさら)です。
それでは、アンパンマン「ミニスナック」の気になる原材料をチェックしていきましょう。
以下は、アンパンマンミニスナック(プレーン)のアレルゲン情報です。
アンパンマンシリーズのミニスナックには、プレーン、野菜、ミルクチョコ、バナナ、キャロット、イチゴミルクと全部で6種類あります。
プレーン以外の味には、野菜ジュースや果物ペーストなどが練り込まれています。
それぞれの原材料やアレルゲン情報を詳しく知りたい場合は、フジパン公式HPで確認してください。
フジパン公式HP→「商品紹介」→「アンパンマンシリーズ」で見てみてくださいね。
トランス脂肪酸ってどんなもの?
アンパンマンミニスナックの原材料には、マーガリンが使用されています。
マーガリンは、「トランス脂肪酸」が含まれていることをご存知でしたか?
トランス脂肪酸とは、工業的に油脂(ゆし)を脱臭のため高温処理するなどの加工で生じる脂肪酸です。
アメリカでは、トランス脂肪酸が規制されるなど、有害とされている物質です。
トランス脂肪酸過剰摂取は、悪玉コレステロールが増加し、動脈硬化の進行によって、狭心症(きょうしんしょう)など心臓病リスクを高めるとされています。
このことから、マーガリンは、離乳食に不向きであることがわかりますね。
アンパンマンミニスナックに入っている「マーガリン」
フジパン公式HPには、アンパンマンシリーズ全て「トランス脂肪酸 0g」と記載がありました。
原材料にマーガリンがありますが、トランス脂肪酸が入っていないことで安心できますね。
アンパンマンミニスナックの添加物
アンパンマンスナックパンには、以下の添加物(てんかぶつ)が入っています。
- 香料
- 膨張剤
- カロチン色素
食品表示は、原則として食品原料→食品添加物の順番で物質名を表示することが義務付けられています。
中でも、「用途名と物質名」両方の記載が義務付けられているものは、毒性が強いものも多いため要注意です。
上記は、「アンパンマンミニスナック野菜」の原材料表示です。
「香料」「膨張剤」「カロチン色素」が用途名だけ記載されているため、毒性は弱いと考えて良いでしょう。
アンパンマンパンは、気にするような添加物が入っていないということですね!
さらに、アンパンマンシリーズは2017年「イーストフード」と「乳化剤」を不使用にリニューアルし、より安全性の高いパンとなりました。
アンパンマンのミニスナックパン与えたら注意すること
子どもに食べさせるパンとして、安全性は高いですが、2つ注意点をお話しします。
あげすぎには注意
以下は、アンパンマン「ミニスナック(プレーン)」1本あたりの栄養成分です。
エネルギー | 53kcal |
たんぱく質 | 0.9g |
脂質 | 2.2g |
炭水化物 | 7.3g |
食塩相当量 | 0.06g |
飽和脂肪酸 | 0.86g |
トランス脂肪酸 | 0g |
コレステロール | 3mg |
ちなみに、1〜2歳の食事摂取基準がこちらになります。
- 推定エネルギー必要量:男子950kcal/日、女子900kcal/日
- たんぱく質の推奨量(すいしょうりょう):20g/日
- 脂質の目標量:20〜30%エネルギー
- 炭水化物の目標量:50〜65%エネルギー
- 食塩相当量の目標量:男子3.0g/日、女子3.5g/日
アンパンマンのミニスナックは、8本入りなので、全部食べてしまうと424kcalになります。
朝食として1食分で与える量としては、少し多い気もするので、多くて3〜4本程度に収めるのがいいかと思います。
また、アンパンマンパンは、甘くて美味しいので「他のパンを食べない」というお子さんもいるかもしれません。
栄養成分に問題はありませんが、食べる時間や量を決めるなど、バランスよく食べさせましょう。
食べ終えるまでしっかり見守る
アンパンマンのミニスナックは、柔らかくてふわふわしているので、たくさん頬張ってしまう可能性もあります。
口どけが良く、食べやすいパンですが、頬張りすぎると喉に詰まらせることもあり得るので、注意が必要です。
牛乳や麦茶など、水分も一緒に飲ませながら、様子を見てあげてください。
私も実際に、アンパンマンのミニスナックを食べてみましたが、一般的なスティックパンと比べたら、しっとりしている印象でした。
ただ、やっぱりパンなので、若干のパサパサ感はあります。
そのため、たくさん頬張ってしまうと、飲み込むのに時間がかかりました。
小さい子どもは、まだ噛む力や飲み込む力が未熟なので、小さくカットしてあげるのもいいかもしれません。
アンパンマンパンは何種類?豊富なラインナップ!
これまで、アンパンマンシリーズの「ミニスナック」を紹介してきました。
フジパンのアンパンマンパンは、味も豊富にあり、ミニスナックを含めて全部で14種類あるんです!
それでは、アンパンマンシリーズのラインナップを見ていきましょう。
定番「アンパンマンのミニスナック」
ミニスナックは、子どもに持ちやすいミニサイズのスティックパンです。
そんなミニスナックですが、アンパンマンシリーズの中でも一番バリエーションが豊富で、全部で6種類あります。
- プレーン
- 野菜
- ミルクチョコ
- バナナ
- キャロット
- イチゴミルク
それぞれ、野菜と果物のミックスジュースやチョコチップ、野菜チップなどが練り込まれています。
イチゴミルクに関しては、1袋あたり乳酸菌が100億個も配合されているんです。
こちらは、関東、中部、関西・中四国、九州で販売されています。ただ、キャロットだけ九州エリアでの販売がありませんでした。
食物繊維入り「アンパンマンのさつまいもスティック」
これまで紹介してきたミニスナックよりも、少し長さのあるスティックパンです。
さつまいも風味のスィックパンで、食物繊維が入っています。
こちらは、関東、中部、関西・中四国、九州で販売されています。
カルシウム入り「メロンパンナのみるくメロンスティック」
形は、さつまいもスティックと同じスティック状で、みるく味のメロンパンです。
牛乳200ml分のカルシウム入りで、パッケージには、メロンパンナちゃんが大きくデザインされています♪
こちらは、中部、関西・中四国、九州で販売されています。関東では、販売されていないようです。
しっとり優しい甘さ「アンパンマンのまんまるたまご」
しっとり、もっちりした優しいたまご味のパンです。牛乳270ml分ものカルシウムが入っています。
こちらは、関東、中部、関西・中四国、九州で販売されています。
栄養たっぷり「アンパンマンのパンケーキかぼちゃ味」
かぼちゃ味のパンケーキで、朝食にはもちろんですが、おやつとしてフルーツを乗せたり、シロップをかけたりしても美味しく食べられそうです。
牛乳100ml分のカルシウムやビタミンD入りで、栄養素もしっかり含まれています。
こちらは、関東、中部、関西・中四国で販売されています。九州エリアでは、販売されていないようです。
ボリューム満点「アンパンマンのミニ蒸しパン」
ミニ蒸しパンには、「みるく味」と「さつまいも味」の2種類あります。
みるく味は3個入りで、1個111kcal、さつまいも味が2個入りで、1個118kcalあるので、1個で十分満足感ありますね。
さつまいも味よりみるく味の方が、小さめで掴みやすいサイズです。
ミニ蒸しパン表面には、アンパンマンやバイキンマンなどの焼印(やきいん)があり、子どももきっと喜びますよ♪
みるく味は、中部、関西・中四国、九州で販売されています。さつまいも味は、関東エリアのみの販売です。
クリームたっぷり「アンパンマンのミニクリームパン」
牛乳140ml分のカルシウムが入った、一口サイズで食べやすいミニクリームパンです。
こちらは、関東、中部、関西・中四国で販売されています。九州以外で販売されています。
チョコたっぷり「アンパンマンのミニミルクチョコパン」
一口サイズのミニパンに、ミルクチョコクリームが入っています。
見た目は、ミニクリームパンと同じで、子どもでも食べやすいサイズです。
こちらは、関東、中部、関西・中四国で販売されています。こちらも、九州では販売されていません。
まとめ
- フジパン公式では、何歳から食べてもいいという明確な記載がなく、目安として「離乳食を卒業して、なおかつ1歳以降」としている
- アンパンマンパンを食べさせるタイミングは、「何歳から」というより、子どもの成長に合わせて判断する
- ミニスナックには「マーガリン」が入っているが、トランス脂肪酸の含まれていないものを使用している
- 2017年、アンパンマンシリーズはリニューアルされ、「イーストフードと乳化剤を不使用」となっている
- アンパンマンパンを与える時は、与えすぎないよう注意し、喉に詰まらせないよう最後まで見守る
離乳食を始めると、少しずつ食べられるものが増え、「これは何歳から大丈夫なんだろう」と疑問に思うことや不安なことも増えますよね。
今回は主に、アンパンマンシリーズの「ミニスナックパン」を解説してきました。
アンパンマンパンは、店頭で見かけることがありましたが、調べてみて種類豊富であることに驚きでした。
さらに、アンパンマンシリーズは、添加物削減リニューアルしたことで、より安心安全なパンになりました。
アンパンマンのデザインされたパンを、子どもが喜ばないわけありません。
しかも、子どもが食べやすいサイズ感で朝食やおやつにもピッタリで、忙しいママの強い味方です!
ぜひ、スーパーやドラッグストアに行った際は、「アンパンマンシリーズ」チェックしてみてくださいね♪
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