事故や病気で入院していると、お見舞いを頂くことがありますよね。
お見舞いを頂くと「お返しした方が良いのか?!」や「お返しは不要なのか?!」等と迷ってしまうこと、ないでしょうか。
お返しは不要だと言われても、社交辞令なのかわからず難しい時がありますよね。
基本的にお見舞いを頂いたらお返しはするのがマナーと言われています。
「どのようなものをお返しするのが正解なのか⁈」や金額はどのくらいが妥当なのか⁈」と迷ってしまいますよね。
お見舞いのお返しはどのようなものにしたら良いか、また不要なのかと悩んでしまった時、参考となる記事ですので、是非最後まで読んでみて下さいね。
お見舞いのお返しは不要なの?
昔は経済情勢も良くなかったためか、お見舞いの品や見舞金を頂いたらお返しは不要、という事が多かったようです。
しかし、お手頃な贈り物やギフトカタログなど、贈答スタイルが変化し始め、お返しする人も増えているのです。
また、お見舞いのお返しをするかどうかは親戚間で取り決めしているところもあります。
したがって、お返しをする前、一度家族や親戚の人に相談してみると良いでしょう。
親戚や身内以外からお見舞いを頂いた場合、不要と言われても、貰って嫌な人はいませんのでお返しをしておくことが無難です。
お見舞いの品が1000円程度やフルーツなど少額な物だった時、お返しにきちんとした菓子折りなど渡してしまうとかえって気を使わせてしまいます。
そのような場合は、手土産程度の物と、退院して元気な姿を見せに行くことがお相手も嬉しいと思います。
お見舞い金を渡して不要と言われたのにも関わらず、お返しがなかったと怒ってしまう人もいます。
したがって品物でなくても、お礼の手紙や電話、いずれかはした方が今後付き合いをしていく上で影響せずに済むと思います。
お見舞いのお返し基本的マナーは何?
お見舞いのお返しについて、基本的なマナーをいくつかご紹介していきます。
相場
お見舞いで頂いたお返しの費用相場は、貰った額3分の1~半額程度がマナーと言われています。
あまりにも高価な額でお返ししてしまうと逆に気を使わせてしまいますので、頂いた額は把握しておくと良いでしょう。
私自身も入院した時お見舞いを頂いたことがあるのですが、頂いた物の金額は調べるようにしています。
タイミング
お見舞いのお返しを贈るタイミングは、退院してから10日~1か月以内がマナーとされています。
ご近所の方から頂いた場合、退院した姿を見られる事も予想できるため、早めに渡せると良いですね。
休んでしまった職場は、仕事復帰する日に人数分行き渡るよう、個包装なお菓子などを持って行くのがおすすめです。
のしの水引
お見舞いのお返しに掛ける水引は繰り返さない、という意味を持つ結び切りとすることがマナーです。
紅白の水引は結婚式で使われていて、お見舞い時も同じく紅白を使うようにします。
のし紙に贈る名前を書き、会社で取引先へ渡す場合は、名前の横へ会社名も忘れず書くと良いでしょう。
お見舞いのお返しには消耗品がGOOD!
お見舞いで頂いたお返しにはどのような物を贈ったらよいか悩みますよね。
お見舞いのお返しは、基本的に消耗品を選ぶと間違いないと思います!
「消耗品は形に残らない=病気も後へ残らない」という意味を込めて消耗品とするのがオススメです。
消耗品とは、お菓子や食材、フルーツ、洗剤などで、どうしても決められない場合、カタログギフトもオススメです。
よって、お見舞いのお返しには消耗品を選ぶと良いでしょう。
逆に贈ってはダメな物ってあるの?
お返ししない方が良い物
- 鉢植え
これは「根付く」=「寝付く」を連想させてしまうため、お見舞いのお返しにはNGです。
どうしても植物やお花を贈りたい場合は、花束かアレンジしたお花にしましょう。
- 寝具
「寝具」=「病床」を連想させてしまうため、お見舞いのお返しにはこちらもNGとされています。
寝具は生活の必需品ですが、贈るのはやめておきましょう。
- 金券
金券は金額がそのままダイレクトに伝わってしまうので失礼にあたるとされています。
金券と同じような物を贈りたい場合はカタログギフトがオススメですよ。
まとめ
- お見舞いのお返しは不要と言われても贈った方が良い
- お見舞いのお返しは退院後10日~1か月以内に贈ることが望ましい
- お見舞いのお返しには食品や洗剤、消耗品がオススメ
今回お見舞いのお返しは不要かどうか、記事にしてみました。
お見舞いのお返しを不要と言われても、相手との関係性を考慮し、可能な限り贈った方がGOOD!
お見舞いのお返しは不要と言われても、相手と今後付き合いを考えると、贈った方が良いと思いますよ。
プレゼントを頂いて嫌な人はあまりいないはずなので、あげるのが無難…といったところでしょうか。
お返しするまでもないような少額な物を頂いてしまった時は、退院してから電話や手紙などでお礼を伝えるようにしましょうね。
お見舞いしてくれた人が一番喜んでくれることは元気になった姿を見せることだと思いますので、直接伝えられれば嬉しいと思いますよ。
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