日々家事育児に忙しく向き合うなか、子供が5ヶ月を過ぎるとやってくる毎日の離乳食作り、少しでも手間をかけないで作りたいなんて思いますよね。
毎日の事だから、離乳食作りは出来れば楽したい!
そこでよく話題に上がるのがブレンダーです。でもこのブレンダー、離乳食作りにはいらないんです。
5人の子育てをしてきて、これは声を大にして言えます、使う方が手間がかかる。
私も一人目の時は離乳食作りが始まる前に、離乳食はどのように進めていくのか情報収集を育児雑誌やネットでよく行っていました。
そうすると紹介されているんですよね、もちろんブレンダーを使った離乳食作りの方法です。
一度目にしてしまうと便利そうだなと思う気持ちもあり、ネットショッピングはもちろん、赤ちゃん用品店や家電売場でもブレンダーが目に留まるんですよね。
毎回離乳食を作ることは確かに手間がかかると思ったので、ブレンダーを使って作ろうと思いきって購入しました。
でも離乳食作りが始まって、いざブレンダーを使ったら使ったで手間がかかるんですよ。
一人目の時もでしたが、二人目以降はまた上の子がいるので子供も興味津々で、有り難迷惑なことにいらない手伝いをしたがるしで大変な思いをしました。
またブレンダーひとつと言っても種類もいっぱいあって何がいいのかわからない、そして口コミが良いもの程割りといいお値段しますよね。
実際に使っていて思いました、ブレンダーはいらない。
離乳食作りのためにブレンダー購入しようかな、どうしようかなと迷っているのなら、よかったら参考にしてみてください。
離乳食を作るのにはブレンダーはいらない
離乳食作りには専用の調理器具の準備をした方がいいかな?いろんな所で紹介もされているしブレンダーも便利そう♪
なんて出産して4ヶ月くらいの時離乳食についての情報収集をしている時に思い、離乳食調理器とブレンダーを購入しました。
使ってみた感想、ブレンダーはいらない。すり鉢とすりこぎの方が勝手が良かったです。
離乳食作りと聞くと手間がかかるなーなんてイメージですよね。
特に5、6ヶ月の最初の頃は10倍粥で裏ごしして…なんて両親学級で教わったと思います。かく言う私もそうでした。
それこそ初めての子供の時は両親学級で聞いたこと、育児書や産婦人科で開催された離乳食講習等を参考にきっちり柔らかいお粥を作り、裏ごしをして与えていました。
そして2品目、3品目と品数を増やしていくにつれて裏ごしがしにくい食品も増えていくんですよね。
そんなときに使うために購入したブレンダーでした。
だって、片手で扱えるハンディブレンダーなんてまさに忙しい時の離乳食作りの救世主じゃないですか。
でもちょっと待ってください。離乳食作りってブレンダーを使ってまで作るもの、案外少ないんですよね。
もちろんお粥もブレンダーにかければすぐに粒のないどろどろのものが出来上がります。
でもその後の片付けが大変!お米が隙間に挟まって洗うのにとても手間がかかるんです。
これならすり鉢で潰して裏ごしした方が楽!お粥作りにはブレンダーいらない!と言う具合になりました。
お粥を作るのにはあまり適さなかったから、人参、かぼちゃ、ほうれん草のペースト作りに役立てよう♪
そう思っていざ使おうとしたら少量じゃ使えないんですよ。
こんなはずじゃなかったのにー、と思いながら結局すり鉢使って潰した後に裏ごしをしてました。と言うことで、離乳食作りにブレンダーはいらないんです。
ブレンダーに代わる離乳食作りの味方は!?
ブレンダーが要らないと言うけど、離乳食作りどうやってすりつぶしたりするの?
と思いますよね。実は家にある物で十分に代用がききました。
そんなとき役に立つのがズバリすり鉢とすりこぎです!
ちゃんと滑らかになるの?と思うかもしれませんが、それこそお粥なんかはとても柔らかいので簡単にペースト状になります。
茹でた野菜等も少量から、また自分の力加減ですりつぶす粗さも変えることができます。
離乳食作りの本などでもすり鉢を調理器具としてあげるものも多いです。
またベビー用品メーカーから出ている離乳食の調理セットにもすり鉢は含まれています。
なにより100円ショップでも手に入れることが出来るのです。
ブレンダーを上手に使いこなせなかった私は、100円ショップでそれこそ少量の食材を離乳食のために、すりつぶすのに最適な小さいすり鉢とすりこぎセットを購入しました。
鉢と棒の両方会わせて100円で売っているってコスパ最高ですよね!
その他、離乳食を作る上で便利だったものは以下の物です。
個人的にはこの3点がかなり活躍しました。具体的に何に使ったか、簡単に紹介しますね。
こし網はそれこそ10倍粥を作る時ときの裏ごしをするのに重宝しました。
すり鉢だけでもペースト状になりますが、どうしても細かい粒は残ってしまうので、最初の頃はさらにそれをこし網で裏ごししました。
他にもかぼちゃやさつまいものペーストを作るときも簡単に裏ごしが出来、それこそかなり滑らかに作れました。
少量なのでこし網とスプーンで簡単に出来ちゃうんです。またこし網は茶こしでも代用が効きます。
茶こしには取っ手がついているものが多いので、私はこちらの方が支えやすく使いやすかったです。
しぼり器は果汁をあげる時に大活躍でした。赤ちゃんにあげられる果汁飲料もありますが、鮮度のいい果物もあげたいですしね。
おろし器は王道のりんごのすりおろしに使用したのはもちろん、かぼちゃやじゃがいも人参等のすこし固めの野菜をすりおろしてペースト状にしやすくする下準備にも使用していました。
離乳食を作るのにブレンダーが活躍するのはいつまで?
離乳食を作る上でブレンダーを使うほど滑らかにする時期はいつまでかと言うと、それこそ5、6ヶ月の離乳食初期のころです。その時期はいわゆるごっくん期と言われます。
その名の通りこの頃はミルク同様、舌を使って飲み込む練習の時期なので、滑らかなペースト状の離乳食を用意する必要があります。
離乳食作りにおいて一番ブレンダーが活躍する時期です。
しかしこの頃の赤ちゃんが食べる離乳食の量って本当に少ないんですよね。
ティースプーン1杯、こさじ1などと言われる量です。
しかし先ほどもお伝えしたように、ブレンダーってそんな少量では使えないんですよ。
作り置きの分も合わせて作ればいいじゃない。
なんて思いますよね。でも冷凍庫で保存したとしても1週間が鮮度を保てる保存期限とされています。
いつまでも保てないのが現状なのです。そして何より、いっぱい作ったときに限って食べない!なんてこともあるんですよね。
そうなると、ブレンダーを使ってすりつぶしたいほうれん草やかぼちゃも1週間分を考えるとほんの一握りくらいしかないんです。
そして離乳食も順当に進んでいくと、少しづつ量が増えてくるのが7ヶ月あたりです。
7ヶ月からの離乳食はと言うと、離乳食中期にあたります。いわゆるもぐもぐ期です。
離乳食もお豆腐のような固さを目安とされ、食材もつぶつぶとすこし食感の残るくらいのものを用意します。
そうなるとブレンダーは活躍しなくなってしまいました。
もちろんそれ以降の離乳食が完了する1歳までの間に離乳食作りでブレンダーは出番がありませんでした。
私自身使ってみて、離乳食作りにブレンダーが活躍するのがいつまでかと言うと、それは初期の頃の約2ヶ月程度でした。
正直高いお値段だしたのに残念だったなと言う気持ちになりました。
離乳食作りとブレンダーに関するリアルな口コミ
育児雑誌や家電量販店、赤ちゃん用品販売店等ではブレンダー、おすすめ商品として紹介されていますよね。
では実際に育児をしているママさん、パパさんの口コミはどうでしょう?
一人目の子の時に子育てサークルで仲良くなったママ友さんで、上にお子さんがいる方に離乳食作りが始まる前にブレンダーの必要性について聞いてみたことがあります。
その方にもきっぱりと、使わなくても問題なかったと言われてしまいました。
幼稚園、小学校のママ友さん聞いても、実際にブレンダーを使って便利だったと言う声は正直あまり聞こえてきませんでした。
実際私も5人の子育てをしていますが離乳食作り、結局ブレンダー使っていませんもの。
ブレンダーを使用して離乳食作りしたママ友さんの中でも多かった口コミを紹介していきます。
洗うのが大変
これ本当にその通りなんですよね。ブレンダーってばらすと案外パーツが多いですし、食洗機に入れられないですし、細かいカスが取れにくいんです。
歯があるので迂闊(うかつ)にスポンジで洗うとスポンジが切れてしまった事もありました。
これは私のただの不注意ですが、きっと同じ思いをしてしまう人もいると思いあえてお伝えします。(笑)
重量感がある
見本品を持ったときは余り感じなかったのですが、いざ調理に使うと意外にも重かったんです。
量を作る時や、たまにの調理補助には重みがあっても時短になるし気になりませんが、毎日、そして少しの離乳食に使うのは重いと感じてしまいました。
毎日使っていたらトレーニングにはなりそうですけどね。(笑)
収納に場所を取る
本体だけでそれなりの大きさがありますしね。棚に立てていれるのはバランスが悪かったり、棚の高さが合わなかったりしました。
ばらして収納するとしてもパーツはまとめておいておきたいですし、結局組み立ての手間がまたかかりました。
そもそも離乳食を作るのにわざわざブレンダーを出している暇がない
極論ですね。でもこの口コミを一番聞きましたし、私自身痛感しました。
一人目ならまだしも、二人目以降になるとブレンダーを使っていればやりたいと言ってくるし、準備から後片付けを考えると出している暇がないんです。
初めての子の時も、赤ちゃんが寝ている間に離乳食を作ろうと思ってブレンダーで調理を始めると音が案外響いてしまい、起きるんではないかと気が気じゃなかった事を思い出します。
ブレンダーを持っているママ達のリアルな声を聞くと、ブレンダーの不要性についても説得力がありますよね。
ブレンダーを購入していた場合
ここまで離乳食作りにブレンダーはいらないと言ってきました。
必要だと思って早々に購入しちゃったよ!
なんて事もありますよね。勿論離乳食作りに役立てていただいてもいいんです。
でも離乳食作りにおいては短期間しか使わないし、その後日の目を浴びないのはもったいないですよね。
離乳食とはいきませんが、もう少し子供が大きくなると案外活躍しています。
それこそ王道なフルーツジュースや野菜ジュース、スープやお菓子作り等色々な場面で使えています。
私の家では小学生の子が一緒になってご飯作りをブレンダーを使って手伝ってくれているので、それはそれで助かっています。
ブレンダーを使って親子で一緒に作るレシピもいくつか紹介します♪
- 材料全部をブレンダーにかけます。
- バナナの塊がなくなり、トロッとしたら完成!
- 砂糖はお好きな甘さになるように調節して入れてください。
ブレンダーにかける際、ヨーグルトや氷をいれるとまた違うテイストのバナナジュースが出来上がります。
バナナジュースは朝御飯の+αとしてよく作ります。
- かぼちゃはレンジで柔らかくしておきます。(ラップにかけて600Wで10分程)
- かぼちゃ、水、牛乳をブレンダーにかけます。
- とろとろになったら一度鍋に移し、コンソメを入れて火にかけます。
- 沸々したら出来上がりです。
お好みでパセリやクルトンをのせてみてもいいですよ♪
我が家ではかぼちゃのポタージュが子供達にとても人気です。
かぼちゃの甘味がとても感じられて、濃厚で美味しいです。
紹介したレシピは簡単で、我が家でよく作るレシピです。
他にもDELISH KITCHENやクラシル、Instagramなどで調べてみるとブレンダーを使った料理が紹介されています。
調べると結構多いのですよね。私も作ってみたいなと思うレシピまだまだありました。あったらあったでとても便利なブレンダーです。
まとめ
- 離乳食作りにはブレンダーはいらない
- ブレンダーよりもすり鉢、すりこぎが活躍する
- ブレンダーに代わる離乳食調理器具は家にある物で代用あるいは100均で手に入る
- ブレンダーを使って離乳食を作る時期は短い
- ブレンダーは子供が大きくなったときの方が使える
一見すると、毎日の離乳食作りに活躍しそうなのがブレンダーですよね。
実際上手に活用して離乳食作りをしている人もいると思いますが、意外とブレンダーを使っての調理は時間がかかるものです。
普段からブレンダーを活用していない人はなおさらのことで、慣れるまでにも時間がかかることもあると思います。
結果ブレンダーはいらない、と言うわけです。もちろん離乳食を作る際にいらないという意見があるだけで、ブレンダー自体はとても便利な調理器具です。
初めての離乳食作りには先ずご家庭にある調理器具を代用して作ってみることをおすすめします。
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