コサージュと言えば卒業式や入学式など式典の際につけるイメージですよね。
コサージュをつけることで一気に服装が華やぎます。
しかしこのコサージュ、使う機会が限られているということもあり、手持ちに無い人もいるようです。
かくいう私も、コサージュの保管はどうすれば良いか悩み購入を見送りました。
では卒業式や入学式など式典でコサージュをつけないのはマナーとしてどうなのか気になりますよね。
またコサージュをつけないで、それ以外のアクセサリーなど代わりとなるものには何があるかも知りたいところです。
卒業式や入学式など式典でコサージュをつけないことはマナー違反となるか、またつけない場合代わりになるものがあるかまとめました。
卒業式にコサージュはつけないとマナー違反⁉︎
卒業式や入学式など式典の際は、コサージュを付けなきゃマナー違反になるかな?
その答えは、卒業式や入学式の式典にコサージュをつけなくてもマナー違反にはなりません。
もちろん卒業式や入学式の式典には、コサージュをつけている人も多いです。
しかしコサージュをつけることが決まりではないので、つけないことも選択肢の一つです。
つけない時は、ネックレスやブローチなどアクセサリーでおしゃれをすることもひとつの手です。
コサージュ自体持っていなかったり、持っていても服装に合わなかったりで、つけないという選択をした場合には、お手持ちのアクセサリーなど合わせることも良いですよね。
卒業式につけるコサージュにはどんな意味がある?
そもそもコサージュはどういう意味でつけてるのかな?
卒業式や入学式など式典でつけるコサージュには、どのような意味合いがあるか気になりますよね。
コサージュとは、女性の胸元や襟元につける花飾りを指します。
元々はフランスの貴婦人が、おめでたい場などでつけていたことを由来とします。
そのためコサージュはつけることにより、「花を添える」ことから、お祝いする気持ちの表現を意味合いとして卒業式や入学式など式典でつける定番アイテムになりました。
そして特に卒業式では、ブラックやネイビーなどダークカラーが基調のフォーマルな装いをしますよね。
そこでコサージュをつけると一気に華やかさがプラスされます。
また、日本人は季節感を大切にする方が多いですよね。
日本の卒業シーズンとなる3月、季節は春になります。
ダークカラーな装いに季節感を出すため取り入れたことで、「卒業式にはコサージュ」が定番化したのかもしれませんね。
卒業式につけるコサージュの代わりとなるものは?
卒業式や入学式など式典につけるコサージュですが、代わりとなるものはあるか知りたいですよね。
コサージュをつけなくてもマナー違反にならないとはいえ、アクセントとなるおしゃれがないのは寂しいものです。
お祝いする気持ちのあらわれとして、コサージュに代わるものをまとめました。
ブローチ
コサージュをつける代わりに、胸元へつけることができるものの代表として挙げられるのはブローチです。
ブローチには種類もとてもあり、好みのものを選ぶことができていいですよね。
コサージュ同様にお花のモチーフ、パールやラインストーンがあしらわれているものなどもあります。
卒業式や入学式など式典で使いやすいものとして選ぶポイントは3つです。
- ゴールドまたはシルバー系のもの
- 大きさは5センチくらいの小ぶりなもの
- 控えめなデザインのもの
卒業式や入学式など式典には、華やかさを取り入れつつも、派手な印象になってしまうものは避けるほうが無難です。
コサージュとはまた違う魅力があるブローチで、お祝いの気持ちを現すことも良いですよね。
ネックレス
ネックレスはコサージュをつける場合でも、合わせてつける方も多いアイテムです。
しかしその場合は主張しないシンプルなものをチョイスしますよね。
ところが、コサージュをつけないことで、ネックレスが少しボリュームアップしても大丈夫になるんです。
卒業式や入学式など式典の際に使うネックレスですが、パールをイメージされるかと思います。
実はネックレスもコサージュと同じで、パールのものという決まりがあるわけじゃないのです。
あまりに周りの目を引くデザインは良くありませんが、パール以外にもダイヤなどあしらったネックレスなどもおしゃれですよね。
またパールのネックレスでも、少し長いデザインであったり、2連や3連ネックレスだったり、一粒が少し大きめだったりしても華やかですよね。
コサージュの代わりにネックレスを使う際は、シンプルなものより少しボリュームあるものがおすすめです。
卒業式のコサージュをつける位置決まりはある?
卒業式や入学式など式典でつけるコサージュ、正しい位置がどこか気になりますよね。
私はお店でコサージュを手に取り、「右?左?どっちへつけるのが正解なんだろう…」と思い、そっと棚へ戻しました。
卒業式や入学式など式典でコサージュをつける際、慌てないために位置の確認もしていきましょう。
右と左どっちにつける?
コサージュをつける位置のマナーには、特に決まりがありません。
そのため、右につけても左へつけても正解なんです。
しかし一般的にはコサージュを左側につけることが多いです。
その理由として、多くの人は視線が右側へ向けられやすいからとされています。
それにより、より目に入りやすい左側へつけることで、印象が残りやすいと考えられています。
また右利きの場合、左側へつけやすいということも関係しているかもしれません。
そのため、コサージュは左側につけるということが一般的となりました。
高さはどの辺?
コサージュをつける位置についても、決まりはありません。
しかしこのコサージュ、つける位置で相手が受ける印象も変わります。
おすすめの高さは、胸よりも上となる鎖骨あたりです。
コサージュには自然と目が行くため、高い位置にあることで、相手の視線も上がります。
視線が上へ集まることで、スタイルはスッキリと見えたり、顔まわりを華やかに見せたりする効果もあります。
卒業式や入学式など式典で使うコサージュ、襟のある服なら襟部分、襟なしなら首元鎖骨部分と覚えておくといいですね。
卒業式のコサージュは入学式と同じでもいい?
卒業式や入学式の式典でつけるコサージュは同じでよいか気になりますよね。
またふさわしくない色などはあるのかも知りたいですよね。コサージュを使う際の参考にしてください。
卒業式に相応しくないコサージュはこれ
コサージュにも明確な規則や決まりはもちろんありません。
しかし見る相手へ与える印象から、避けた方が良い色はあります。
卒業式や入学式など式典の主役は子供です。そのため保護者である母親は、華美になりすぎないことが基本です。
また卒業式は濃い色の衣装なので、赤や濃いピンク、オレンジなど目立ちすぎるコサージュを避ける方が良いと思われます。
そして黒っぽいコサージュも、喪を想定させてしまうので避けましょう。
卒業式と入学式のコサージュは同じものが使える
卒業式と入学式で同じコサージュを使うことはもちろん出来ます。
卒業式では濃い色、入学式には淡い色の装いが中心になりますよね。
同じコサージュを使っても印象はガラリと変わります。
そして季節はどちらも春に行われますから、パステルカラーのコサージュを選ぶとより一層、同じものが使いやすいですね。
まとめ
- 卒業式や入学式など式典にはコサージュをつけなくてもマナー違反にならない
- コサージュには花を添えるという、お祝い気持ちの意味がある
- コサージュの代わりにブローチやネックレスが活躍する
- コサージュにはつける位置や方向で印象が変わる
- 卒業式と入学式で同じコサージュも使える
卒業式や入学式など式典で使うコサージュは、つければ華やかになります。
しかしコサージュをつけない場合もマナー違反にはなりません。
コサージュをつけないことでアクセサリーメインにしても、華やかさやお祝いの気持ちも表現できます。
卒業式や入学式など式典ではコサージュを使うのも、もちろん王道ですし文字通り華がありますよね。
けれども、つけないで大丈夫ということを知っていれば、わざわざ用意する手間も省けます。
また、手持ちのもので代用できるに越したこともありませんよね。
卒業式や入学式など式典では、コサージュまたはアクセサリーで、お祝いの気持ちを表現してみてください。
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