スープジャーって使ったことありますか?
職場や学校などお弁当にスープや煮物など入れて持っていくという会社員や学生の方いるんじゃないでしょうか。
汁が漏れることなく持ち運びができてとっても便利ですよね。
でも、スープジャーってレンジ使っても大丈夫なの?と疑問に思いますよね。
結論からいうと、ステンレス製のスープジャーはレンジ使えません。
しかし、スープジャーはメリットもたくさんあります。
使い方のポイントさえ知っていれば、レンジを使わなくても長く温かい状態を保つことができるんです。
今回は、スープジャーがレンジ使用できない理由を詳しく解説します。
スープジャーを使うことのメリットや使い方のポイント、おすすめのレシピについてもまとめたのでぜひ最後までご覧くださいね!
スープジャーってレンジ使っても大丈夫なの?
健康志向の高まりや節約のために外食を控え、お弁当を持参する会社員や学生が増加しているように思います。
手軽に体の温まるスープを持ち運べるスープジャーを使う方も多いんじゃないでしょうか。
ここではスープジャーがレンジ使えない理由を解説していきます。
スープジャーとは?
スープや煮物など汁物を保温状態で持ち運べる魔法瓶。
水筒の口が広くなってスープなどが食べやすい形になっているものです。
スープジャーは基本的にステンレス製です。
ステンレスは金属のため、レンジは使えません。
スープジャーの特徴
スープジャーは、真空断熱構造により保温と保冷の両方に優れています。
50〜60℃前後の温度を6時間程度に保つことが可能です。
温かいものは温かいまま、冷たいのもは冷たいままを叶えてくれるのが、スープジャーです。
それに加えて、フタをしっかり閉めることで密封性もあり、持ち運びに最適です。
スープなど汁物がこぼれにくいため、お子さんがお弁当を振り回しても大丈夫そうですね。
ステンレス製のスープジャーがレンジ使えない理由
ステンレス製のスープジャーがレンジで使えない理由は、下記の2つが挙げられます。
- 電磁波を跳ね返すため、火花が散る恐れがある
- 電子レンジ本体に負荷がかかる
ステンレスなどの金属類の多くは、電磁波と反発し合う性質を持っています。
加熱時間が増えるほど火花も増え、大きな火に変わってしまうことがあります。
レンジは、壁沿いや他の家具に隣り合わせになっていることが多いため、火が燃え広がりやすいという危険もあります。
また、レンジに跳ね返ってきた電磁波がレンジ内部にダメージを与えることで故障の原因になります。
一部だけステンレスでできたコップやスプーンなど「少しくらい大丈夫」と思ってレンジに入れてしまったという経験のある人いませんか?
知らずに入れてしまったという人もいるかもしれません。
少しくらい大丈夫だろうと思っていたことが大惨事に繋がりかねません。
家電を長持ちさせるためにも誤ってステンレス製品をレンジに入れないようにしましょう!
スープジャーをレンジがない環境でも保温性を高めて使おう!
スープジャーは基本的にレンジ使用はできません。
お弁当を食べる環境によってはレンジや冷蔵庫はありませんよね。
そんな時には、スープジャーを上手く使って保温性を高めましょう。
温かいからこその活用法!スープジャーを使うメリットは?
- 電子レンジや冷蔵庫のない場所でも便利
保温性・保冷性に優れたスープジャーなら、朝用意してもランチで食べる時に温かい状態や冷たい状態を保つことができます。
ステンレス製のスープジャーはレンジを使うことはできませんが、中にはレンジ対応のスープジャーもあります。
レンジ対応のスープジャーは、レンジ可能な内容器と本体が別になって二重構造になっているものが多いです。
イオンには、電子レンジに使えるフードジャーが販売されているので、レンジ対応のスープジャーを探している場合はチェックしてみてください。
- おうちの中でのさまざまなシーンで活躍
お子さんの留守番の時にスープジャーがあれば火を使わせる必要がないので安心です。
お家時間が増えた今、在宅勤務になっても朝作っておけばいつでも簡単に温かい料理が食べられます。
また、夜食にも便利ですね。おうち時間でも活躍してくれること間違いなしです。
- お弁当作りが簡単になる
真空断熱という特性を活かし、余熱調理が可能です。
朝作った料理に多少火が通っていなくても余熱でお昼には食べごろになっています。
また、お弁当に詰めたり、盛り付けの必要がありません。
朝のお弁当作りが時短になり、とってもオススメです!
- 食中毒予防になる
お弁当って真夏では食中毒が心配ですよね。
スープジャーの特徴である真空断熱構造により、保温・保冷が可能なため、食中毒の原因菌の繁殖を防ぐことができます。
食中毒の原因菌は20〜50℃が繁殖しやすい温度です。
熱いものは60℃以上、冷たいものは10℃以下の状態を保つことができれば食中毒のリスクを下げることができます。
保温性を高める方法
保温性を高めることで、温かい状態を長く保つことは食中毒予防にもつながります。
- スープジャーに熱湯を入れ、余熱する(約1分)
- 作った料理を火を止めたらすぐスープジャーに入れる
- スープジャーの規定量までたっぷり入れる
- 料理を入れたら、すぐにフタを閉める
- 保温ポーチに入れる
熱々の料理は火から離した瞬間から冷めていきます。
熱々のまますぐスープジャーに入れましょう。
また、量が少ないとそれだけ冷めやすくなっています。
入れすぎるとフタを閉めるときにあふれる原因にもなるので、入れすぎには注意です。
熱々の料理を入れるので、火傷にも注意してくださいね!
ポーチがない場合は、タオルをぐるぐる巻きにするだけでも大丈夫です。
私自身、子育て真っ最中のためミルク作りにはお湯が欠かせません。
外出時など水筒にお湯を入れて持ち運ぶのですが、少しでも長く熱い状態を保つためにお湯を入れる前に熱湯を入れて予熱するようにしています。
外出から帰宅まで冷めることはなかったので、ぜひ皆さんも試してみて下さい。
スープジャーでレンジを使わないおすすめレシピ3選
お弁当をレンジで温めることができない環境でも大丈夫です。
これまでお話ししてきたポイントと合わせて、スープジャーを活かしたレシピで美味しいお弁当を簡単に作りましょう。
お弁当にもう一品!中華風春雨スープ
- まずはスープジャーを余熱する
- その間に野菜やベーコンなどの具材を切る
- 温めておいたスープジャーに切った具材と春雨、調味料を入れる
- 規定量まで熱湯を注ぎすぐフタを閉める
あとはランチタイムまで置いておくだけで完成です。
これならレンジがなくてもランチタイムにはちょうど食べ頃になっています。
夏場におすすめ!そうめん弁当
夏バテ気味で食欲が…そんな時にはそうめんがおすすめです。
- まずはスープジャーを予冷する
- そうめんを茹で、冷水でしめる
- 予冷したスープジャーにめんつゆと水、氷を入れる。お好みで薬味も入れる
- そうめんは水気を切り、一口サイズにフォークで丸めて別の容器に入れる
この一手間だけで、麺同士がくっついて食べにくい!ということにならずに食べやすくなります。
スープジャーは保冷にも優れているのでめんつゆと氷を入れておくだけでランチタイムでも冷たいめんつゆでそうめんを食べることができます!
また、めんつゆにお好みの具材をいれることでより一層おいしさがアップしますね♪
私も会社員時代にスープジャーでそうめん持参したことありますが、前日の残り物を詰めるだけなので本当におすすめです。
そうめんを茹でるだけなら、朝準備しても手軽にできそうですね。
ランチのシメに!みかんの牛乳寒天
スーパーには、牛乳寒天の素も売られているのでそれに牛乳があれば簡単に作ることができます。
- まずスープジャーを予冷する
- 鍋にみかん以外の材料を入れ、沸騰させ1分程煮る
- 粗熱がとれるまで冷やす
- スープジャーに、みかんと②を入れる
- フタをしっかり閉めたら約3時間保冷して固める
予冷の方法は、フタを開けた状態で一晩冷蔵庫に入れておくか、氷水をジャーに入れ、数分放置するだけでOKです。
スープジャーを予冷しておくだけで、ランチタイムに冷たいデザートが食べれるなんて驚きです!
スープジャーはレンジを使わなくても保温性があるため、お弁当のレパートリーが増えそうですね。
スープジャーを活用したレシピは、ここで紹介したレシピ以外にもたくさんあります。
レパートリーを増やしてランチタイムのお弁当を充実させてみるのはいかがですか?
まとめ
- ステンレス製のスープジャーはレンジ使えません。
- レンジを使う場合は、レンジ対応のものを使用しましょう。
- スープジャーは、予熱をすることで保温性が高まります。
- 保温ポーチがあればより保温性アップします。
ステンレス製のスープジャーは、レンジを使わなくても一工夫で保温性がアップし、温かさを保ったままスープなどの料理を楽しむことができます。
レンジが使える環境ならレンジ対応のスープジャーを、レンジがない環境であればステンレス製を上手に活用しましょう。
使う環境に応じてスープジャーを選択してもいいかもしれませんね。
スープジャーを上手に活用して、ランチタイムをより一層ステキなものにしてください♪
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