数年前購入したズボンのウエストサイズが合わない、というショックな場面に出くわしたとき、あなたはそのズボンをどうしますか。
もちろんお直しに出して広げる、という方法もありますが、時間も費用もかかってしまいますよね。
また、私自身は妊娠中、どんどん大きくなるウエストに合わせてズボンを買い替えていきましたが、産後はけなくなり、無駄な買い物だったと後悔しています。
こんな悩みを一挙解決してしまうアイテムを100均で見つけました。
使い方もとても簡単なので、新しく買い換える必要なく、お気に入りのズボンを長く使うことができますよ。
この記事では、ズボンのウエストサイズを広げる100均アイテムについてご説明します。
また、身近なアイテムで簡単にズボンのウエストサイズを広げる方法もご紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
ズボンのウエストを広げる100均ダイソーアイテムご紹介
100均には、ズボンのウエストを広げるアイテムが、揃っています。
まずは、100均ダイソーの商品からみていきましょう。
1つ目にご紹介するのは、「着脱楽ちんゴムベルト」です。
レディース用で、胴囲サイズは、約50~75cmとなります。
着脱楽ちんゴムベルトには、3つの特徴があります。
ズボンにベルトループがある場合の使い方をご説明します。
- 両端のスナップパーツ片方を、背中側ベルトループに通す
- 前面のベルトループへ同様に通す
- 一周回さず、ベルト自体が、右と左に分かれているため、ズボンのウエストサイズぴったり広がる
一度取り付ければ、ズボンの着脱が簡単になりますね。
また、妊婦さんなど、ウエストが規格外に大きくなる場合は、下記のような使い方で、ズボンを広げることもできます。
- ズボンの前面ベルトループに、スナップパーツを取り付ける
- ズボンのボタンは、開けっ放しにする
ズボンは開けっ放しのため、隠さなければいけませんが、ズボンを上げ下げするたび、ずり落ちたりしません。
どんどんおなかは大きくなっても、これならサイズを合わせて広げることができるので便利ですね。
2つ目にご紹介するのは、「ウエストアジャスター」です。
ウエストアジャスターの特徴は、なんといっても針や糸が不要という点です。
また、ベルトループがないズボンだと、ベルトでも調整のしようがないですよね。
このウエストアジャスターなら、そんなズボンにも装着可能なのです。
ズボンにベルトループがない場合の、使い方をご説明します。
- アジャスターの裏側に、引っかけるフックがついている
- このフックをズボンのフックに引っかける
たったこれだけで、ズボンを、1.5cm~3cm広げることができます。
針や糸を使わず、ズボンのホックへ引っかけるだけなので、すぐに着脱できる点が嬉しいですね。
セリアのアイテムをご紹介
100均セリアの商品でご紹介するのは、「楽らくゴムベルト」です。
レディース用で、胴囲サイズは、約50~80cmとなります。
楽らくゴムベルトは、ダイソーの着脱楽ちんゴムベルトと同じ使い方ができます。
アジャスターだと、1.5cm~3cmまで伸ばすことが、限界です。
しかし、伸縮性があるゴムベルトなら、柔軟に使えますね。
着脱楽ちんゴムベルトと楽らくゴムベルトは、レディース用になっていましたが、ウエストアジャスターなら、男女兼用で使用できます。
ズボンのウエストを広げるため自分で出来る方法
ズボンのウエストを自分で広げる方法は100均アイテム以外に、どのようなものがあるかもみていきましょう。
スカートのようなゴムタイプのウエストは、ゴム自体伸ばし、ウエストを広げる方法があります。
ゴムを伸ばすためには、スチームアイロンを使用していきます。
まず、スチームアイロンでゴムを伸ばす際に、注意する点があります。
スチームアイロンでウエストゴムを伸ばす方法はこちらです。
- アイロンは高温設定し、スチーム機能にする
- アイロン台に取り付け、ゴムを伸ばした状態
- 前面のゴム部分を5~10分アイロンがけする
- 伸び具合が充分なら、ここで終わる
- 足りなければ後ろを5~10分アイロンがけする
これだけで、約3cm、ウエスト周りでいうと約6cm伸ばすことができます。
とても簡単な方法ですが、ウエストのサイズは戻せなくなるため、気を付けましょう。
自分で簡単に広げることはできますが、ズボンを広げた後、下記の方法でカバーしなければいけません。
ズボンを広げる部分が見えてしまわないよう、自分で上手にスタイリングしてみましょう。
ズボンのウエストを広げる応急処置
安全ピンでズボンのウエストを広げる応急処置もご紹介します。
- ウエストにあるボタンホールやフックの穴へ、安全ピンを通して、応急処置完了
- 安全ピン1本なら、1~2cm程度、ズボンを広げることができる
5cmぐらいある大きい安全ピンなら、ズボンを広げるだけでなく、ボトムスがウエストのずり落ちない場所でとめてしまうこともできます。
安全ピンを1本持っておけば、カギホックが壊れた時などに、応急処置できるので、便利ですね。
ズボンのウエストを広げるヘアゴム方法
ヘアゴムは、伸び縮みするため、安全ピンより安全にズボンを広げることができます。
ヘアゴムでズボンのウエストを広げる方法はこちらです。
- ズボンのウエストにあるボタンホールへ、ヘアゴムを引っかける
- ゴムは引っ張って、ボタンにかけ、ウエストを広げる
輪ゴムでも代用できますが、丈夫でズボンに近いカラーを選べるヘアゴムもおすすめです。
ウエストをきつく締めすぎることもないので、使いやすいですね。
ズボンのウエストを広げるボタン用アイテム
ヘアゴムでは、心もとない、といった場合に、「ミニノビル」というアイテムもあります。
ミニノビルには、3つの特徴がありますのでみていきましょう。
前カンとは、鍵ホックのことで、制服ズボンやスカートのウエスト部分についている金具といえば、イメージしやすいですね。
ボタン用と前カン用、それぞれの使い方をご説明します。
- ボタン用は、ミニノビル輪っか部分を、ズボンのボタンに引っかけ広げる
- 前カン用は、ミニノビル金具を、スカートやパンツ金具に取り付け広げる
それぞれ、単純な仕組みなので、脱着がとても簡単です。
ヘアゴムより、ズボンのウエストをしっかり固定してくれるため安心ですね。
まとめ
- ズボンのウエストを広げるアイテムは100均ダイソーで揃う
- ズボンのウエストを広げるアイテムは100均セリアにもある
- ズボンのウエストはスチームアイロンで広がる
- ズボンのウエストは安全ピンを使って広げることができる
- ズボンのウエストはヘアゴムを使うと簡単に広がる
- ズボンのウエストを広げるボタン用アイテムがある
ズボンのウエストが小さくなってしまい困ったときも、100均で揃うなら、心強いですね。
ぜひ、いろいろ試して、自分に合う方法を見つけていってください。
ズボンを買い替えてしまうのではなく、長く使えるように工夫してみてくださいね。
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