大切なミントが枯れてしまった!
もうこれ以上は育たないのかな?
捨ててしまうべき?!
あなたのミントは枯れていませんか?
大切に育ててきたミントが葉を落とし、色が変わりゆく姿をしているのではないでしょうか。
この記事を見ていただいているということは、ミントに何か変化があったということですよね?
私にも季節の変わり目や水やりを怠ってないのに、枯れていく経験をしたことがあります。
植物が枯れては後始末をして、「大切に育ててたはずなのに」と疑問に思いました。
あなたも手に負えなくなり、お困りになられていませんか?
しかし、原因やお手入れ方法がわかるだけで枯れているミントが復活することがあるんです。
枯れてしまったミントが復活すれば、お料理やお菓子作り、においを楽しむなどあなたのやりたかったことがまたできますよね!
そんなあなたに必見です!ミントの特徴やお手入れ方法を理解し、ミントを復活させましょう!
ミントが枯れた原因と復活方法は⁉
ミントは育てやすい植物といわれています。しかし、枯れてしまう原因は何点もあるんです。
ここで自分の大切なミントが枯れる原因を当てはめてみてください!
また枯れたミントには、復活させるためのいくつものポイントがあります。
このポイントを押さえてもらえれば、ミントが枯れても復活させることができます!ぜひ、参考にしてみてください!
乾燥している場合
みなさんは、水やりを毎日できていますか?ミントは乾燥してしまうと、急速に枯れていってしまうんです。
ミントが乾燥すると、萎れてぐったりとし元気がなくなります。
また、乾燥は害虫被害に合う原因にもなるんです。
ミントの乾燥を防ぐには、毎日の水やりが大切です!
しかし、水のあげすぎもカビが生え根腐れの原因になります!
水やりって意外と忘れがちになりますよね⁉
忙しいと特に忘れがちになってしまいます。
朝起きたら水やりをするなど、時間を決めて習慣化するのもいいかもしれません!
根詰まりが原因の場合
ミントの根は、根が強く鉢の中でぎっしりと根を張るんです!
根が多いと栄養がいきわたらず根腐れし、枯れる原因になります。
鉢から変なにおいがする、水やりをしているのに葉の色が変わり枯れていく場合は根腐れしている場合があります。
ミントは生長速度が速い植物になるため、そのままの放置は枯れる原因となります。
根詰まりを解消するには、鉢の植え替えが大切です。
根が強いミントの鉢の植え替えは難しそうに感じるかもしれませんが、意外と簡単にできるんです。
また時期も関係してくるので紹介します!
- ミントを鉢から出します。
- 鉢から出したミントの余分な土を落としましょう。
- ミントの根を手で割き、分けていきます。
- 手で割けない場合はカットしても大丈夫です。
- 割いたミントを鉢に戻す。プランターの場合は均等に置いていく。
- 土をかぶせれば出来上がり。
ミントを植え替えるには植木鉢やプランターがお勧めです。
ちなみに、植木鉢は大きめのもの、プランターは直径30cm以上、容量7~15Ⅼ以上のものを選ぶのがベスト!
また、ミントは1~2年ごとの鉢の植え替えが必要とされているそうです。
ミントは真夏や真冬には弱いため、3月や10月の涼しい時期が最適な時期といわれているそうですよ!
病気が原因となる場合
ミントは育てやすい植物とされていますが、病気いかかることがあるんです。
あなたのミントの葉っぱに、普段見ない模様や変わった色はしていませんか?
「ミントの葉っぱがいつもと違う」と思ったそこのあなた!
それはミントが病気にかかっているかもしれません。
病気にかかっている可能性があるならば、早めの対処が必要です。病気について主に2種類紹介します!
- どんこ病…葉に白い粉のようなものが発生します。原因は土や葉に潜んでいるカビとされています。少量の重曹や水で薄めた酢、殺菌剤などが効果的とされています。ただし、使用しても効果が得られない場合は、葉の部分を切り落としましょう。
- さび病…葉にさびのような斑点ができてしまうカビの一種です。春や秋の風通しの悪い環境で、発生してしまいます。定期的に収穫を行い、風通しをよくしておきます。こまめに葉を確認しましょう。
まずは、自分のミントが病気にかかっていないか確認してみてください!大切なミントを守りましょう!
害虫被害
あなたのミントの葉っぱが欠けていたり、卵のようなものがついていたりしていませんか?
もしくは、虫を頻繁に目撃していませんか?ミントにも虫がつくことがあるんです。
害虫被害に合う前にどうにか対処しておきたいですよね⁉時期にもよって違うので紹介します!
ヨトウムシ(4~10月ごろ)…夜間に活動する虫です。葉っぱを好んで食べるため、葉っぱにトラブルが起きることが多いです。日中に見つけて駆除することをお勧めします。葉っぱの裏に卵を産むため確認してみてください。卵があれば葉っぱごと処分し、被害を最小限にしましょう。
ナメクジ(冬以外の季節)…夜間に発生します。昼間には鉢の裏など、湿気を好んでいることが多いです。鉢の裏を確認し、駆除しましょう。
アブラムシ(冬以外の季節)…群れでいることが多いです。植物の汁を好みます。ウイルスを持ち込んで病気が発生する可能性があるため、注意が必要です。
ハダニ(5~10月)…小さなダニで、葉っぱの汁を好みます。白く斑点がついたり、かすり状の模様がつくのが特徴とされています。大量に発生することで、育ちが悪くなり枯れる原因となるため、早めの駆除をお勧めします。また、窒素を含む肥料を使用しすぎると、飛来するため注意が必要です。
駆除するためには防虫スプレーが効果的です。
市販では、病気と防虫どちらにも効果があるタイプ、防虫のみに効果があるタイプなど様々なものが売っています。
木酢液 | 木炭を蒸すときに生じた水蒸気を冷まして集めた液。殺菌・殺虫効果は高いが、そのままの使用は植物に害をもたらす。100倍に薄めて使うのがベスト。ワインレッドで透明なものを選ぶ。市販で購入可能。 |
ニームスプレー | インドセンダンの木からニームオイルを抽出。ニームオイルを薄めたものがニームスプレー。殺虫能力はないが、害虫被害に合う前に予防として使うのがベスト。市販で購入可能。 |
用途に応じて検討するのがいいかもしれません。
食用として育てられている方は薬の使用に抵抗があるかもしれません。
しかし、他にも無農薬で手軽にできる方法があります!
それは牛乳をスプレーボトルに詰めただけの牛乳スプレーです。
牛乳スプレーの使用は、放置すると悪臭とカビの原因になるため注意が必要です。
防虫ネットも効果的です。必ず、虫がいないことを確認してからネットをかけましょう。虫がいるとネット内で被害が広がっていく可能性があります。
また、メントールやハッカ系のミントは虫よけ効果もあり害虫以外が少ないため、ミントの種類によっても違いが出ます。
ぜひ、参考にして虫から大切なミントを守りたいですね。
ミントが枯れたときは切ることもおすすめ!
「切る」というのは剪定をするということです。
せっかく育てたミントを切っても大丈夫なの⁉
大切に育てたミントを切って後戻りできなかったらと考える方もいるかもしれません。
しかし、枯れているミントには、剪定が大切です。
剪定することによって栄養がいきわたり、復活する可能性があるからです。
根が生きていれば、復活する可能性は大いにあります!
そして、ミントは成長速度も速いです。勇気をもってやってみましょう!
- 伸びすぎてしまって葉っぱが落ちてきているミントには、茎の下ギリギリをカットすると新たな芽が生えてきます。
- 縦に伸びすぎた茎を切ることで、新たな芽が出て収穫率が高まります。
また挿し木も効果があるといわれています!
挿し木は簡単にでき、かつミントも増えていくのでお勧めです!
- 枝を切って下の部分を水に挿す。
- 約1週間たつと根が生えてくる。
- 根が生えてきたミントを地面や鉢に植える。
- ポット苗に植え、大きく育ってから植え替えるほうが確実に育ちやすい。
どちらも簡単にできますよね。
ひと手間加えるだけで、ミントが元気に育ってくれます。
ぜひ、参考にしてみてください!
ミントが枯れたと思っていても冬の越し方でまた芽が出る!
この記事を見てくださっているあなた!今の季節は何ですか?
ミントは真夏、真冬に弱いといったのを覚えているでしょうか?
ミントは冬の間、成長が止まってしまうんです。
成長が止まり不安になっている方もいるかもしれません。ここで冬を越すためのポイント紹介します!
葦簀(よしず)って何⁉
育てやすいミントだが、寒すぎるのも植物にはつらいとこですね。冬の間は少しの工夫が必要です。
冬が終われば春になり、芽を出し始めるので安心してください!
ミントが枯れたとしても処分前に夏の過ごし方を知っておこう!
ミントが枯れたとき、剪定が一つの方法とお話しましたよね⁉
剪定するとまた生長し、芽を出します。
そして夏になりミントの乾燥が気になるところですが、乾燥以外にも大切なことがあるんです。
それは、風通しを良くしてあげることなんです!
風通しを良くする方法としては収穫です!
収穫は春から秋にかけての収穫がお勧めです!
ミントの先から10~15cm前後の茎をハサミで切るだけで収穫できます。
収穫したミントは乾燥させたり、冷蔵や冷凍庫で保存できます。ここでミントの保存方法も紹介!
乾燥 | ・ミントを数枚に束ね逆さまに吊り、風通しの良い日陰に1~2日ほど干しておく。 ・茎が簡単に折れる程度に乾燥すれば完成。 ・1か月ほど保存可能。 |
冷蔵 | ・収穫したミントを水にさらしておく。 ・さらしたミントはキッチンペーパーで軽く拭き取る。 ・新しいキッチンペーパーを水で湿らせ、ミントを包みポリ袋等の保蔵容器に保存。 ・1週間ほど保存可能。 |
冷凍 | ・収穫したミントを水にさらしておく。 ・さらしたミントの水気を取っておく。 ・1枚ずつ、もしくは数枚ラップに包む。 ・ポリ袋等の保蔵容器にミントを入れて冷凍庫に保存する。 ・1か月ほど保存可能。 |
保存方法によって、収穫したミントを長く楽しめそうですね。
生長も早いため細目に収穫し、暑い夏を過ごしやすくしましょう!
まとめ
- 水やりは大切!毎日の水やりを習慣化しましょう!
- ミントの根詰まりしないために、1~2年ごとに鉢の植え替えをしましょう!
- ミントが病気にかかっていないかは早期発見が大切!
- 害虫被害に合わないために、こまめにチェックしていきましょう!
- 剪定をして栄養をいきわたらせましょう!
- 冬は寒さ対策をして生長を見守りましょう!
- 暑い夏は風通しが大切!細目に収穫していきましょう!
あなたが大切に育てたミントがまた復活することを祈っています。
参考にしていただけると嬉しいです!
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