桜の咲く季節、大学生活を楽しむぞ!って心に秘めて入学した日の事を懐かしく思います。
サークル入って、バイトして、恋愛して、友達と遊んで、それから〜♪大学生って最高!
今思えば、あの頃は大学生活を楽しむことばかり考えていましたね(笑)
入学して間もない頃は、単位を落とす割合なんて気にしたことも無かったです。
徐々に大学生活を送っていると気になりだす単位のこと。
しばらく経つと私も単位を落とすかもと少し緊張感が増しました。
あなたも単位を落とす割合ってどれくらいなんだろう…と気になってきませんか?
なんと、その単位を落とす割合は約30%。
学生のうち三分の一近くが何かしらの単位を落とすんですね。
ここからは、単位って何?落としたらどうなるの?など気になる大学の単位について解説していきます。
大学の単位を落とす割合はどれくらい?
大学生になったら意識せざるを得ない単位ですが、落とす割合ってどれくらいなの?って思いますよね。
自分はそんなの大丈夫だから気にしないけどって人はそれで良いんです。
できればそうであって欲しい所です。
ここを見ているあなたは単位を落とす割合が気になっているんですね。
最初にお伝えした通り、30%近くの学生が単位を落とすんです。
つまり学生が10人居たら2〜3人は単位を落としているんです。
大学の単位落とす人って結構多いんだね…知らなかった
思ったより単位を落とす割合って多いなと感じたでしょ?そうなんです、多いんですよ。
そうなってくると自分は絶対大丈夫!って言い切れる人、少し減ったでしょう?
大学で単位を落とす割合がわかったことで、少し気が引き締まりましたね。
単位について知らないことが多いと余計に不安になってしまいますよね。
ここで大学の単位について理解を深めていきましょう。
大学の単位の仕組み
大学の単位は、進級や卒業するためには必ず取っていかなければいけないものですね。
単位って言うけどそもそも単位って何なの?どんな仕組みなの?と単位について意外と知らなかったりしませんか?
大学の単位とは何なのかや単位の仕組みについて知っておくことで、単位の取り方も変わってくるかもしれないですね。
大学で単位を取るためには履修科目において一定の条件をクリアしなければいけません。
ここでは大学の単位の正体と仕組みについて解説していきます。
大学の単位
大学ではどれくらい勉強したのかを「単位」という形で表します。
この単位を取ることであなたが何をどのくらい勉強したのかわかるということです。
単位は数字で表されていて、その学校・学部・学科で重要視される単位ほど数字が大きくなり、1つの科目でも2単位が設定されていることもあります。
1つの科目で2単位取れたら得ですよね?単位数を増やすために2単位の科目を選んで受講するのも卒業への道の一つです。
大学で科目の講義を受けて、担当教授から出席状況や理解度が十分であると判断されたら単位が与えられます。
単位はただ与えられるだけではなく、その単位には「優・良・可・不可」などの評価が付きます。
単位を与えられる評価は、この例では「優・良・可」の3つの評価で左から評価が高い順に並んでいます。
「不可」がついていたら、残念ながらその単位は落としたということです。
大学ではどれくらい単位を取ればいいのか
大学で卒業までに取得しなければいけない単位数は「124~128単位」と設定されている大学が多いです。
つまり4年間あるので、1年次ごとに約32単位を取れば無事に卒業となります。
多くの大学が2期制を採用しているので前期・後期で16単位ずつ取れば卒業できる計算になります。
なるほど!でも余裕持ちたいなー早めにたくさん取っていいの?
早めに単位をたくさん取ることはできます!むしろそうした方が良いです。
多くの学生は3年次までにほとんどの単位を取得して4年次に余裕を持つようにしています。
そのためには、3年次まで「1年に40単位前後」取得するのが理想ですね。
1年次に必修科目を多くとることで、後に単位を落とした場合の軌道修正がしやすくなります。
なぜ4年次までにほとんどの単位をとっておくの?と気になりますよね。
それは、卒業論文の作成と就職活動が待っているからです。
4年次になって卒業論文を書く時期や、友達が就職活動を始める頃にあなただけ単位が足りなくて講義を受けなければいけない状況に陥ると就職は愚か、卒業も危うくなってきます。
私の友達にはそんな状況で困り果てている子がいました。
その友達の単位は取ってあげられないので代わりに卒業論文のお手伝いをしてあげました。
卒業論文は自分で書くべきものですが、卒業間近で焦る友達を見捨てられずに助け舟を出しました。
あなたは、余裕持って単位を取ってくださいね!
単位の種類
単位を取るためには履修科目を修了しなければいけません。
単位を取るための履修科目は、3種類あります。
それぞれの科目において単位を取る条件が違います。
ここではどのような科目の単位があるのかを解説します。
- 必修科目
必修科目は、文字通り必ず履修しなければならない科目です。
学部・学科によって必修科目は変わってきます。
必修科目の単位を落としたままでは進級や卒業ができなくなります。
他の単位では代用できないので、再度受講して単位を取れるまで履修しなければいけません。
- 選択必修科目
選択必修科目は、こちらも文字通り選択肢の中から選べる科目ですが、用意されたどれかを必ず履修しなければならない科目です。
選択必修科目も必修科目と同じで学部・学科によって用意される選択肢は変わってきます。
必修科目と違って、選択肢の中からあなたが取りたい単位を取れるので少し自由度が高いです。
ただし、選択必修科目はあなたが選べるだけであって、必修科目と同じように必ず取らなければいけない単位です。
- 自由選択科目
自由選択科目とは、履修する科目を好きなように選べる科目です。
興味のある分野でもよし、時間の都合に合わせて選ぶもよし。
ただ、自由に選べるからと言って単位が取りやすいかどうかは別の話です。
単位取得率が極端に低い科目もあるので選ぶときには要注意です。
選ぶ時は、話を聞ける先輩が居れば先輩の話を参考にすると良いでしょう。
理系は必修科目が多く、文系は自由選択科目が多い傾向にあります。
大学の単位を落とすとどうなるの?
大学で単位を落とすと、成績表に「不可」や「C」など学校によって表記が違いますが落単を示す成績が付きます。
もし、単位を落とすとどうなるのか心配ですよね。
もしかして…単位を落としたら即留年!?
不安になると思いますが、それは大学によって違います。
ほとんどの大学が、卒業までに単位を取ればOK!
一番心配なのが、必修科目の単位を落とすとどうなるのかですよね。
必修科目の単位を落とした時は、ちょっと慎重になった方がいいですね。
必修科目は、卒業までに必ず取らなければいけない単位なので落とした場合は必ず再度履修しなければいけません。
もしも1、2年次の間に必修科目の単位を落としてしまったら3年次に再度履修して落とさないように努力しましょう。
必修科目で留年しなかったとしても、他の科目も含めて単位を落とすとどうなるのか。
単位を落とした時には、それなりのリスクが発生します。
再履修で無駄に時間がかかる
一度の履修で単位が取れていれば、使わなくていい時間なのに単位を落とすと再履修のために時間が取られてしまいます。
一度聞いた授業なのに、また同じのを受けるのか…と面倒にもなりますよね。
友達とのスケジュールも合わなくなってしまい、自分だけ…と虚しさや孤独感を感じることになってしまいます。
単位不足で卒業できなくなる
単位を落として足りない状態だと大学は卒業できません。
就職の内定をもらっているのにダメなの?と思いますが内定をもらっていても、それは卒業を前提とした内定です。
せっかく就職活動を頑張っても、単位不足で卒業できなければ内定通知が水の泡に。
卒業できなければ留年となってまた1年間同じ勉強をしなければいけません。
卒業できずに大学を辞めてしまうと大学中退、つまり高校卒業と同等の学歴になってしまいます。
就職先の採用条件が大学卒業となっていれば、内定は取り消しになります。
就職活動の評価に影響が出る
大学で単位を落とすと成績表に落とした痕跡が残ります。
一つ二つなら何も思われませんが、たくさんあるとしたらどうしても企業側から厳しい目で見られてしまいます。
その一番の理由は、留年するかもしれないからです。
留年したら卒業予定の年に就職できなくなってしまうので、企業側も慎重になります。
また、学生時代に学業に専念できなかった学生が社会人として仕事に専念できるのか?と思われてしまうんですね。
一方で落とした単位は、成績表には履修していないかのように何も書かれないこともありますし、企業側が成績表の提出を求めない場合もあります。
最近は人柄や経験を重視して成績表不要という企業も多いですが、もしあなたの就職希望する企業が成績表を求める企業だったら?と考えたら気にしますよね。
奨学金が出なくなる
大学の奨学金は、毎年学生本人が「奨学金継続願」を提出して申請する必要があります。
そして、奨学金を支給してもらうためには「適格認定」を受けなければいけません。
この「適格認定」の判断基準に学業成績が含まれていて、単位をたくさん落としていると卒業が見込めないと判断され支給が停止または廃止されてしまいます。
大学の学費を奨学金に頼っている学生にとっては致命的なことになってしまうので、単位を落とすことはかなりのリスクになってしまいます。
単位を落としても取り直せば卒業はできますが、いろんな面でリスクがあるのであまり安易に考えない方が良いということです。
大学の単位を落とさないためにやるべきこと
前述のとおり、やはり大学で単位を落とすとリスクはついてきます。
こんなリスクを背負うくらいなら、できるだけ単位を落とさないようにしたいと思いましたよね。
年次終わりに落としそうな単位がいくつもあると焦ります。
そうなる前に、大学生としてやるべきことをやって単位を落とさないようにするのが良いですね。
単位を落とさないためにやるべきことって具体的に何をすればいいんだろ?
ここでは、大学で単位を落とさないためにやるべきことを説明します。
取りやすい単位を選択する
これは、最初の最初にやるべきことですが選択必修科目や自由選択科目は取りやすい単位を選びましょう。
出席重視、テストの点数重視、レポートの完成度重視などいろいろあります。
学校・学部・学科に加えその担当教授の考え方によって単位の評価基準が違うので、情報収集してあなたのスタイルに合うものを選びましょう。
あなたの好きな分野や得意な分野を選べば、落とす可能性を下げることができますね。
しっかり出席する
講義に出席することは、やるべきこととして基本中の基本ですね。
出席しなければ、その単位の科目について何も知ることができません。
講義を聞くことで初めてテストやレポートの対策ができるので、まず講義を聞くために出席しましょう。
講義を逃してノートが取れなかったら、結局時間の無駄になります。
出席していた友達に講義内容を聞いたりノートを借りたり、出席の代返をしてもらうことも毎回だと嫌がられてしまいます。
あなたが出席していれば友達に迷惑をかけることもなく、どの教授からの印象も悪くならないでしょう。
講義中に寝てしまうのは余計に悪印象になる可能性があるので、バイトで寝不足の日などに無理して出席する時は気をつけましょう。
シラバスを読んでみる
シラバスは各科目の詳細について書かれていて、その中には成績評価基準など重要なことが書かれています。
つまり、シラバスを読めばその科目の攻略法がわかるということです。
何を重視されているのか知らずに講義を受けるよりも、シラバスで講義についての詳細を知っている方が有利になります。
シラバスを読んで、注力するべき所を把握して、効率よく単位を取りましょう!
最終手段は担当教授に相談する
最後の最後、テストが終わった後に落としそうだと思う科目は担当教授に相談しましょう。
テストが終わってから成績が付くまでに少し時間があります。
成績が確定するまでの時間にできることが無いか、担当教授に救済措置がもらえないかお願いしてみるのです。
もしかすると、レポート提出や追試といった形で救ってもらえる可能性があります。
もちろん救済措置があったとしても、正当な理由がなければ手を差し伸べてはもらえません。
特に留年しそうな時は、しっかりとあなたの状況を伝える努力をしてみましょう。
大学の単位を落とした後にやるべきこと
やるべきことはやったつもりなんだけどな…何が悪かったの?
寝る間も惜しんでテスト勉強したのに…と悲しくなりますよね。
大学で単位を落としたということは、やるべきことをやったつもりでも何かが足りなかったのですね。
単位を落とした後にはショックでどうしたらいいんだろう…という気持ちになりますよね。
時間割の取り方やあなたの生活時間、勉強の仕方やレポートの内容など大学生活全体に見直すべきところが必ずあるはずです。
単位を落とした後には何をすればいいのかも大事ですが、その前にあなた自身と向き合うことも大切ですね。
ここでは、大学の単位を落とした後にやるべきことを説明します。
まず落単の数を確認する
単位を落とした時に、まず確認して欲しいことがあります。
全部で落とす単位は何単位くらいかということです。
少し落とす分には問題ありませんが、あまりにもたくさん落としていると次の年次で取る単位に影響が出てしまう可能性があります。
落とした単位が留年に関わる場合
特に必修科目を落としている場合は他の科目で代用できないので、注意が必要です。
次の年次での必修科目と時間割が被ってしまった場合はまた次の年次に繰り越しになってしまうので、後々苦しくなってしまいます。
早々に落とした必修科目の時間割を確認して、取り忘れないように履修しましょう。
単位数が足りなくて留年しそうな場合は、自由選択科目から卒業に必要な単位数を取れるように選んで調整しましょう!
落とした単位が留年に関わらない場合
潔く諦めて気にしないようにしましょう。
自由選択科目で補えるのなら、次の年次で単位の取りやすい科目を選択して補えば大丈夫です。
ショックは受けるかもしれませんが、必要以上に心配しなくても大丈夫です!
まとめ
- 大学で単位を落とす割合は約30%
- 大学でどれくらい勉強したのかを表すのが単位
- 大学で卒業に必要な単位数は124~128単位
- 単位の種類は「必修科目」「選択必修科目」「自由選択科目」の3種類
- 単位を落とした時は留年しなくてもそれなりのリスクがある
- 単位を落とす前にやるべきことをやってみる
- 単位を落としたら早めに次の年次に向けて計画を立てる
今回は、大学で単位を落とす割合から落とした後どうすればいいのかまで解説してみましたがいかがでしたでしょうか?
大学での単位を落とす割合の高さに私は正直驚きました。
勉強をしに行く所なので、バイトや遊びに夢中になり過ぎないようにしっかり単位を取って気持ち良く卒業して欲しいですね。
この記事を読んでくれたあなたが、4年間でちゃんと卒業できるように応援しています!
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