納新築祝いの金額相場や偶数を避ける理由!知っておくべきマナーとは?

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大切な家族や友人が、家を新築した際に贈る「新築祝い」。

お祝いに現金を贈るという方も多いんじゃないでしょうか。

その際に気になるのが、お祝い事のマナーです。贈る金額や贈るタイミングなど、注意しなければいけないポイントがあります。

新築祝いで贈る金額って偶数?奇数?

お祝いを贈るのに、縁起の良い日って?

お祝い事には「奇数」が使われ、「偶数」を避けるべきとされています。

何となく知っていても、自信がないという方が多いかと思われます。

そこで今回は、新築祝いの金額相場や偶数を避ける理由などまとめました。

また、お祝い事で知っておくと役に立つマナーについても調べました。

この記事を読んで、直前で焦ることのないよう、事前に確認しておきましょう!

 

 

新築祝いに贈る金額で偶数を避ける理由は?

「新築祝い」とは、新築の一軒家もしくはマンションを購入した際に贈るお祝いです。

ちなみに、「引越し祝い」は中古住宅へ引っ越したお祝いで贈るものです。

お祝い事で現金を贈る場合、贈る金額は「奇数」が良いとされています。

なぜ、新築祝いで贈る金額が「偶数」ではいけないの?

日本では古くから、お祝い事に奇数が使われています。それには、中国の「陰陽思想(いんようしそう)」が関係しているようです。

陰陽思想による考え方
  • 奇数は、積極的な面を持つおめでたい「陽」の数字
  • 偶数は、陽の当たらない消極的な面を持つ「陰」の数字

1・3・5など奇数は「陽」の数、2・4・6など偶数が「陰」の数です。

奇数は陽・天・日・上・動・明・表などを表現するおめでたい数字と考えられ、七五三や3月3日(桃の節句)、5月5日(端午の節句)などのお祝い事でも奇数が使われています。

偶数は、割り切れるので「割れる」「別れ」を連想させ、お祝い事に向かないとされています。

偶数でも、「8」は漢字で書くと「末広がり」で縁起の良い数字と言われています。

また「2」は、「ペア」や「二重の慶び(よろこび)」を連想させることから、結婚式のご祝儀で、2万円包むこともあるようです。

2万円を贈る場合は、1万+5,000円×2枚で合計が奇数枚となるようにしましょう。

4は「死」、9が「苦」を連想させるので、お祝い事では避けましょう。

新築祝いなど贈る金額を決める際は、「1・3・5・7」の奇数を意識しましょう。逆に「4・6・9」は避けると覚えておいてくださいね。

 

 

新築祝いに贈る金額の相場は?相手別でご紹介!

新築祝いに贈る金額の相場を相手別でまとめました。

両親(義両親) 5〜10万円
子ども(息子、娘) 5〜10万円
兄弟、姉妹 3〜5万円
甥(おい)、姪(めい) 3〜5万円
いとこなどその他親戚 1〜3万円
友人 5,000〜1万円
職場の同僚や上司 5,000〜1万円

この金額相場は、あくまでも目安です。自分や相手に合わせた金額を送りましょう。

 

両親(義両親)へ贈る場合

相場は、5〜10万円です。兄弟・姉妹がいる場合は、お金を出し合って家電や家具など贈ることも多いようです。

相手が両親だと、遠慮されてしまうことも大いにあります。現金ではなく、両親の必要なものをプレゼントするのも良いですね。

 

子ども(息子、娘)へ贈る場合

現金を贈る場合の相場は、5〜10万円です。購入する際の頭金や建築費などを援助することもあります。

頭金や建築費の援助をする場合、金額が大きくなることもあるので、贈る金額は人それぞれです。

両親の負担にならない範囲で、子どもが望むものを贈りましょう。その際は、子どもと両親が、お互いでよく話し合って決めるようにしてください。

 

兄弟・姉妹へ贈る場合

相場は、3〜5万円です。年上から年下へ贈る場合、多めに贈ることが多いです。

また、贈る側が学生の場合や実家に住んでいる場合は、両親とまとめて贈ることもあるようです。

 

親戚へ贈る場合

甥(おい)や姪(めい)へ贈る場合の相場は、3〜5万円です。

年下の相手には、多めに贈ることが多いので、その他親戚より高い相場となっています。

いとこなど、その他親戚へ贈る場合の相場は、1〜3万円です。贈る相手との関係性や年齢によって決めると良いかもしれません。

 

友人へ贈る場合

実際に新築祝いを贈るのは、友人が多いかもしれませんね。相場は、5,000〜1万円です。

親しい間柄であれば、相手に直接欲しいものを聞くのも良いかもしれません。

また、現金では相手に気を遣わせてしまう可能性があります。その場合、商品券やカタログギフトでも問題ありません。

グループでお金を出し合って、贈るのもいいと思いますよ。

 

職場の同僚や上司へ贈る場合

職場の同僚や部下へ贈る場合、相場は5,000〜1万円。贈る側が上の立場であれば、1万円以上と考えておきましょう。

職場の上司や先輩へ贈る場合、相場は5,000〜1万円。目下の相手には多めに贈ることが一般的なので、同僚や部下へ贈る金額と変わりません。

ただし、目上の人に対して、現金や商品券を贈るのは失礼となる考え方もあります。その場合は、品物やカタログギフトを贈るのが無難です。

部署などでまとめて贈る場合は、1人あたり1,000〜3,000円負担し、贈ることもあります。

 

お祝いに現金を贈るメリットとデメリット

新築祝いなどのお祝いに現金を贈る場合、メリットとデメリットがあります。

現金を贈るメリット
  • 相手の好きな物や必要な物を、好きなタイミングで購入してもらえる
  • すでにもっている物や好みの合わない物を贈ってしまうという失敗が防げる
  • 金額がはっきりしているため、お返しの予算を立てやすい
  • 贈り主は、品物を選ぶ手間がかからないため、選ぶ時間のない場合に贈りやすい
  • 品物を選ぶセンスに自信がない場合でも贈りやすい

家を建てたり、購入したりすると何かと出費が多くなります。

「相手のために品物を選んで、喜んでもらいたい」という気持ちは、とても嬉しいものです。

しかし、相手の忙しい時期に欲しいものをリサーチするのは大変かと思います。

現金なら、相手が「必要と思うもの」を「好きなタイミング」で購入できるため、確実に役立ててもらえます。

相手に使い道を選んでもらえるという点は、「現金」のメリットですね。

現金を贈るデメリット
  • よそよそしく感じる
  • 品物を選ぶのが面倒だったのかと思われる
  • 金額がはっきり分かってしまうことで、「生々しい」と感じる
  • 相手との関係性によっては失礼となってしまう

現金を贈ることによって、よそよそしさや形式だけの贈り物と思われることもあります。

「これで必要なものを買ってね」など、一言添えて贈る気配りがとても大切になります。

元々現金を贈るという行為は、目上の立場から目下へ生活援助するためという意味合いがあります。

上司や先輩など目上の方に対し、現金を贈ることは失礼となります。目上の方には、品物やカタログギフトを選びましょう。

 

 

新築祝いに贈る金額以外で気をつけたいマナーとは?

新築祝いは、家を新築するという人生の節目に贈るお祝いです。最低限マナーを守って失礼のないようにしたいものです。

お祝い事に関するマナーは、知っているようで知らないことも多いかと思います。

新築祝いの贈る金額以外で、気をつけておきたいマナーがありますので、ぜひ参考にしてください。

 

ご祝儀袋の書き方

ご祝儀袋って何度書いても慣れませんよね。私も毎回ネットで調べながら書いてます。

ご祝儀袋(しゅうぎぶくろ)は、主に「のし」「表書き」「水引」「名入れ」の要素があります。

ご祝儀袋はたくさん種類があります。贈る金額に合わせてご祝儀袋の「豪華さ」を変えるのが一般的です。

「のし」とは、ご祝儀袋右上にある六角形の飾りです。フォーマルなお祝いには「のし」がついているものを選びましょう。

「表書き」とは、ご祝儀袋中央上部に書く贈り物の名目です。

新築祝いの表書き例
  • 新築御祝
  • 祝御新築
  • 御新築祝
  • 御祝

ご祝儀袋に書く際は、筆や筆ペンを使います。薄い墨は葬儀や法事など弔事(ちょうじ)で用いられるため、濃い墨を選びましょう。

「水引」は、ご祝儀袋中央の紐飾りです。ご祝儀だけでなく、不祝義(お香典など)でも使われている飾りです。

お祝い事は「紅白」の水引を選びましょう。不祝義では「黒白や黄白」の水引が使われます。

また、水引の結び方には「蝶結び」「結び切り」「あわじ結び」と3種類あります。

新築祝いには、「蝶結び」を選びましょう。「蝶結び」は何度でも結び直せることから、何度あっても喜ばしいお祝い事の際に使われます。

「結び切り」「あわじ結び」は結び目が簡単に解けないことから、何度もあって困るような結婚祝いや快気祝いの際に使われます。

地域で異なる場合があるため、事前に確認しておくと良いでしょう。

「名入れ」は、水引下に贈り主の氏名を書きます。表書きよりも小さめに、読みやすいよう楷書体(かいしょたい)で書きましょう。

また、名前は誰から贈られたものか分かるように、「フルネーム」で書きます。

贈り主が1人の場合は、中央に書きます。夫婦で贈る場合、中央は夫のフルネーム、妻の名前を左に書きます。

連名で贈る場合、氏名を書くのは「3人」までです。4人以上となる場合、中央は代表者の名前、左に「○○一同」などと書きます。

ご祝儀袋は、「中袋」という封筒にお金を入れて包みます。その「中袋」にもいくつかマナーがあります。

  • 封筒の表は、「金 参萬円」というように入れた金額を「旧漢字」で書く
  • 封筒の裏は、左下に贈り主の住所と氏名を書く

「一、二、三」などの漢数字は、書き直しされる可能性もあるため「旧漢字」を使います。

伍(または五)
円(または圓)

さらに、中袋をご祝儀袋で包む際、注意したいのが折り返しの向きです。

お祝い事では、「下の折り返しが上」になるよう重ねます。逆に弔事では「上の折り返しが上」です。

お祝い事は、「上を向いてバンザイ」と覚えましょう!

 

ご祝儀には新札を使う

新築祝いなどのお祝い事では、「新札」を使いましょう。

新札の用意が難しい場合は、ピン札でも問題ありません。その場合は、できるだけ綺麗なものを選んでくださいね。

ただ、「この日のため前もって準備してきました」「新しい門出を新しいお札で祝いたい」という気持ちを表すものなので、可能であれば「新札」にすると良いでしょう。

「新札」とは、発行されてから一度も使用されていない、未使用のもの。
「ピン札」とは、使用済みだが、折り目やシワのない綺麗なお札。

 

お祝いの渡すタイミング

新居に招かれた場合は当日渡します。都合が悪く行けなかった場合は、半月から遅くても1〜2ヶ月以内でお祝いを渡しましょう。

また、お祝いを渡すのに「縁起の良い日」があります。

カレンダーによく書いてある「大安、仏滅、先勝、先負、友引、赤口」のことです。

今でいう曜日みたいなもので、6つの「お日柄」を指します。

これを「六曜(ろくよう、りくよう)」または、「六輝(ろっき)」と言います。

大安(たいあん) 「大いに安し」という意味がある。大吉日。何をするにも最良の日。
友引(ともびき) 大安の次に吉日。友を引くことから、結婚式などのお祝い事に良いが、葬儀などは避ける。
仏滅(ぶつめつ) 「仏も滅するような大凶日」という意味がある。最も最凶日。お祝い事は避ける。悪い日。
赤口(しゃっこう、しゃっく) お祝い事には大凶。正午が吉で、他は凶とされる日。
先勝(せんしょう、さきがち) 「先んずれば勝つ」という意味がある。午前中が吉、午後は凶。
先負(さきまけ、せんぷ) 「先んずれば負ける」という意味がある。午前中は凶、午後から吉。

新築祝いには、「大安」や「友引」を選ぶのがベターです。

気にしない人が増えており、必ずしも大安や友引に渡す必要はありません。

相手の関係性によっては、お日柄を気にした方が良い場合もありますよ!

 

 

まとめ

  • お祝い事で現金を贈る場合、贈る金額は偶数より「奇数」が良い
  • 偶数は割り切れることから、「割れる」「別れる」を連想させるため、お祝い事では避ける
  • 偶数でも「2」や「8」は、「ペア」、「末広がり」などと考えられ、お祝い事で使われることが増えている
  • お祝い事で避けた方が良い数字は「4・6・9」
  • 新築祝いの相場金額は、あくまでも目安なので、自分や相手に合わせた金額を贈る
  • お祝いで贈る金額は、目上の立場から目下へ贈る場合、高めにすることが一般的
  • 上司や先輩など目上の方に対し、現金や金券を贈ることは失礼となる
  • 新築祝いでは、「蝶結び」のご祝儀袋を選び、なるべく「新札」にすると良い
  • 渡すタイミングは、お日柄を気にする人もいるので、「大安」や「友引」が無難

大切なひとのお祝い事はとても嬉しいことです。何も知らずにお祝いしてしまうと、実は失礼だったということもあるかもしれません。

お祝い事のマナーを知っていると、急なことでも焦ることなく対応でき、自分自身や相手にとってメリットが大きいです。

新築祝いは、人生でそう何度もない一世一代のお祝いです。最低限のマナーを守って、相手が喜ぶ形でお祝いしましょう。

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