成人式では今まで育ててくれた成長の報告と感謝を込めて、家族写真撮影に取り組んでみてください!
社会人になった後では親族揃って家族写真を撮る機械も、そうそう巡ってきません。
とはいっても、成人式での家族写真って服装は何がベスト?!と迷われているのではないでしょうか?!
基本的な決まりはありませんが、カジュアルになり過ぎない服装を心掛けてください。
お父様は「フォーマルスーツ」お母様は「訪問着」か「ワンピース」等が最も多いようです。
また、兄弟姉妹は学生であれば学生服が望ましいと思います。
以降では成人式で家族写真を撮る際の、最適な服装(特に和装)について詳しく解説していきます。
成人式の時に撮影する家族写真で一般的な服装とは
長い人生で一度しか訪れない成人式。そんな大事な節目では、出来る限り家族写真を撮っておきましょう。
そして、人生の節目では少しだけオシャレをしてください。
着慣れないかもしれませんが、カチッとしたフォーマルな服装に身を包むと背中がピッと伸びますよ♪
撮影時、家族全員が礼装(れいそう)でなければならない等の決まりはありません。しかし、当日の主役に合わせた装いが必要となります。
男性親族は「フォーマルスール」女性親族は「着物」が多いようです。
「家族写真なんて準備とか色々面倒くさ~い」と感じる事もあると思いますが、親族揃って写真を撮るなんて一生で数えるほどしかありません。
成人式という記念すべき大人への第一歩!18年間育ててくれた両親へ、「こんなに大きくなりました」と報告の意を込めて家族写真撮影に臨みましょう。
家族写真は時間が経過すればするほど「撮っておいてよかった~」となるようです。
お年頃の兄弟姉妹は面倒くささ全開で登場するでしょう。お父さん、お祖父ちゃんは慣れない服装に緊張していると思います。
小さい頃沢山怒っては何度もケンカしたお母さん、小言が多いおばあちゃんは立派な背中に涙していると思います。
ありふれた家族の「面倒くささ」や「恥ずかしさ」をも、かえがたいワンシーンとして家族写真に残すことが大切だと思います。
いつもとは違うキチっとした服装とヘアメイクで照れくささも感じるでしょう。
そんな家族の貴重な一面を成人式という記念日に写真へ収めておいてください。
以降では成人式前撮り等、家族写真を撮影する際の服装について「男性編」「女性編」でご紹介いたします。是非参考にしてください。
成人式で家族写真を撮る際男性の服装は
男性はスーツ(ビジネススーツ)かジャケットとスラックスの組み合わせ等が一般的です。
和装に比べ洋装の方が手軽で着こなしやすく、ほとんどがインフォーマル(略礼装)かカジュアル(略装)を着用するそうです。
しかし、せっかくの家族写真!親族総出で写真を撮る機会なんて何度も訪れるわけではありません。
そんな記念すべき日は少し気合を入れて、男性陣も和装で撮影に臨んでみてはいかかでしょうか?
男性の和装についてざっくりと一覧でご紹介いたします。
第一礼装(フォーマル) | 黒羽二重五つ紋付羽織袴 |
略礼装(インフォーマル) | 色紋付・三つ紋付羽織袴 |
略装(カジュアル) | 着流し(長着と帯のスタイル) |
男性の和装は年齢に関係なく「羽織袴」がフォーマルスタイルです。
おすすめは、カジュアルな「着流し」スタイルに羽織りを合わせるというもの。
和装の羽織りは、スーツで言うジャケットをイメージしてもらえると良いと思います。
カジュアルな服装でも、ジャケットを一枚羽織るだけでキチンと感が出ますよね?!
色はグレー・濃紺・茶色等の長着(ながぎ)にシックな羽織を合わせるといったスタイルが多いと感じました。
基本的には袴(はかま)=フォーマルという考え方である為、袴を着用しない「着流し」スタイルはカジュアルなお出掛け着のような感じです。
そのお出掛け着(長着)に羽織りを合わせるというスタイルが、フォーマルスーツよりも品位ある印象へ仕上がりますよ。
また家族写真撮影では色や柄へ着目し成人式の主役以上に目立ってしまわない様、気を付ける必要があります。
つまり、最も重要になるのは成人式当事者が何を着ているか?!という事です。
主役が振袖や紋付羽織袴(もんつきはおりはかま)等の礼装であれば、それに準じた洋装もしくは、和装を心掛けましょう。
ちなみに振袖は「未婚女性の第一礼装」であり、最も格が高い装いとなります。
そして紋付羽織袴は男性の「礼装」です。色や袴(はかま)、紋の数等で格が変わります。
よって家族写真撮影時は成人式の主役が礼装であれば、バランスを考えてカジュアルになり過ぎない様注意してください。
また、性別に関係なく「学生服」は「正装」とみなされる為兄弟姉妹は学生服が最適だと思います。
成人式での家族写真撮影女性はやっぱり着物がおすすめ
成人式でお子様が振袖を着用しておられる場合、同じ和装で揃えようと考える女性もかなり多いようです。
上でもお伝えしましたが、家族写真撮影時は全体のバランスを重視しなくてはなりません。
主役は、大人の門出を演出する艶やか(あでやか)でゴージャスな振袖姿。
それに合わせて、お母さんやお祖母ちゃんが落ち着いた着物を着用すれば、より統一感のある写真へ仕上がります。
家族写真といえど、あまりにも格式ばった服装は肩が凝る…と思っているかもしれません。
しかし、成人式は人生の大きな節目を意味する慶儀(けいぎ)です。
「産まれて18年目」「お母さん歴18年目」の大切な節目となる為、程よい緊張感も必要であると私は考えます。
これから大人として歩み始めるスタートと、18年間立派に育てた一種のゴールでもある成人式。
ほんの少しだけ家族みんなで緊張感を味わい、はにかみながら写真撮影に臨んでみてはどうでしょうか?!
以降で女性が着用する着物の格式を一覧でご紹介いたします。
第一礼装(フォーマル) | 黒留袖(くろとめそで)色留袖(いろとめそで) |
略礼装(インフォーマル) | 色留袖(一つ紋・三つ紋)・色無地(一つ紋) |
略装(カジュアル) | 訪問着(紋無し)・色無地(紋無し) |
和装では男性女性共に「紋の数」が格式を見極めるポイントとなります。
成人式における家族写真では振袖が全体の中心となります。
したがって、訪問着(紋無し)や色無地(紋無し)等カジュアルで落ち着いた着物がおすすめです。
色はずばり、振袖と同系色の淡い色が最も選ばれているようです。
また、振袖に描かれた色を着物へ取り入れると親子コーデとして楽しむこともできますよ♪
伝統ある和装を家族全員できこなすのは、とてつもなく貴重な機会です。
ぜひこの機会に家族そろって格式ある和装で撮影へ臨んでみてはいかがですか?!
なお、未成年の姉妹は上で伝えた通り学生服でも良いですが、一緒に振袖を着用するケースも人気なようです。
成人式の家族写真撮影で気を付けるべきポイント
成人式での家族写真撮影では、服装以外にも気を付けるべきポイントがいくつかあります。
ここでは撮影時の「並び順」「ヘアメイク」「撮影場所」についてご紹介しておきます。
家族写真撮影で気になる正しい並び順とは
写真の完成度を大きく左右する並び順は服装と同じくらい重要なポイントです。
一般的には成人式の主役が真ん中へ立ち、周りを家族全員で囲むといったスタイル。
そしてカメラに向かって「右側=男性、左側=女性」となるよう立ちます。これは「おひなさま」と同じ並びです。
また何枚か撮影可能であれば、少しくだけたポーズで可愛らしい写真を残してみるのも良いかもしれませんね♪
成人式での家族写真ヘアメイクはどうする
男性は、メイクをそれほど気にしなくても良いのかなと思います。
しかし健康的にハリツヤ良く写りたい場合、眉を整えたり撮影用の簡単なベースメイクを施したりするのもおすすめです。
また髪型は、おでこを出したり毛流れを整えたりするだけで清潔感のある印象に仕上がります。
くれぐれも寝ぐせだらけのボサボサ頭で撮影へ臨まない様に気を付けてくださいね!
女性は写真撮影を踏まえて普段よりやや濃い目にメイクしましょう。
アイライン、アイシャドウ、リップは撮影時のフラッシュで色飛びしてしまう可能性がある為特に濃ゆくしておいてください。
髪型は、主役よりも派手にならない様シンプルなまとめ髪アレンジがGOOD
成人式のみならず七五三や入学、卒業、ハーフ成人式等、幼少期は家族写真を撮る機会に恵まれています。
そんな家族写真は、撮影した後時間が経てばたつほど「撮っておいてよかったなぁ~」と感じるようですよ♪
成人式で家族写真を撮影する際におすすめの撮影場所
撮影はおもに「セルフで撮影」か「プロへ依頼」のどちらかだと思います。
プロに依頼して撮影する場合は、スタジオもしくはロケーション撮影(出張撮影)となります。
セルフ撮影は、携帯等のカメラでフィルターやエフェクトを効かせ「映え~」な家族写真撮影が可能!
セルフ撮影をする場合なるべく明るい時間と場所で、撮影禁止等になっていないか等きちんと確認しましょう。
まとめ
- 成人式での家族写真はカジュアルな服装になり過ぎない様気を付ける
- 記念すべき家族写真では男性も和装がおすすめ
- 成人式の振袖に準じた着物を着用すると統一感がうまれる
- 撮影時は撮影場所、ヘアメイク、並び方に気を付ける
なかなか着用する機会が無い和装は家族写真の服装として貴重な思い出となるに違いありません。
少しだけ背伸びした服装で撮影へ臨み、普段と違った家族の一面を写真に収めておきましょう。
大人への第一歩である成人式は結婚前に家族写真を撮れるラストチャンスだと思います。
ぜひこの大切な節目に家族総出で写真を撮ってみてくださいね♪
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