米寿のお祝いは縁起が良くないって本当?長寿祝いを徹底解説! | 日常コレクション。
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米寿のお祝いは縁起が良くないって本当?長寿祝いを徹底解説!

お役立ち情報

60歳を迎えると退職する方も多いため、「還暦」という単語は世間的に知られています。

還暦以外で年齢によって長寿の呼び方がある事はご存知でしょうか?

100歳の百寿ももじゅ紀寿きじゅまで呼び方がいくつかあります。

祖母や祖父には健康でいつまでも長生きして欲しいしお祝いもしてあげたいですよね。

基本的にどの長寿も感謝や長生きを願ってお祝いしてあげて大丈夫です。

また、日本人の平均寿命が約80歳と言われている中で、88歳までご健在なことはとてもおめでたい事です。

しかし、88歳の米寿べいじゅではお祝いが良くないと言う意見もあるようです。

どうして88歳の米寿でお祝いするのは良くないのでしょうか。

今回は米寿のお祝いが良くない理由や、基礎的な知識などもご紹介していきます!

米寿のお祝いが良くないと言われる理由

健康で長生きすることはとても素晴らしい事ですよね。

また、八という数字は末広がりでとても縁起がいいとされています。

そんな八がふたつ並ぶ88歳は大変おめでたいことです。

ではどうして米寿のお祝いは良くないと言われているのでしょうか?

今回、徹底調査してみた結果、お祝い自体はしても大丈夫です!

しかし、地域によっては良くないとされ、長寿祝いはしないというところもあるようです。

縁起が良くないと言われている理由がいくつかありました。

早死していまうから

厚生労働省によると、2021年時点での平均年齢は男性81.47歳、女性87.57歳です。

米寿は88歳ですから、いつ何があってもおかしくないわけです。

お祝いしたあと直ぐお亡くなりになったら、縁起が悪いと思いますよね。

また、米寿のお祝い後気が抜けてしまいそのまま逝ってしまうとも言われています。

昔から良くないと言われているから

お祝いしたらいけないという訳ではありませんが、ご家族や地域によってしないところもあります。

迷ったら本人にお祝いしてもいいか聞いてみるのもいいでしょう。

体力がないから

88歳はとても高齢なため、盛大にお祝いすると疲れてしまう可能性があります。

しんどそうであれば早めに切り上げるか、自宅でお祝いするなど気を遣ってあげましょう。

知り合いでお祝い中おばあちゃんが眠たくなって寝ていたという話も聞いた事があります。笑

なぜお祝いするのか

そもそも、なぜそれぞれ年齢の節目でお祝いするようになったのでしょうか。

長寿祝いというのは「健康で長生きできていること」を祝福する風習です。

呼び方もさまざまあり、地域によって算賀さんが賀寿がじゅと呼ばれることがあります。

中国の敬老思想と長寿を敬うという考え方から影響を受けているようです。

日本に広まってからは、奈良時代で祝う節目が変わっていったとされています。

また、地域によって長寿祝いの年を厄年と捉え厄払いしたり、祝うと長生きしなくなると考えお祝いしなかったりするところもあります。

現代では、長寿祝いと兼ねて日々の感謝を伝える機会としてお祝いされる方が多くなっています。

米寿のお祝いで渡したいプレゼント

米寿のお祝いは、満年齢か数え年どちらでしても構いません。

習わしからすると数え年でお祝いするのが基本です。

しかし現代では満年齢でお祝いする方の方が多くなっています。

また、世間の長寿祝いは、基本的に誕生日前後が一般的とされています。

絶対に誕生日前後でお祝いしないといけないということはありません。

お正月、お盆など親戚や家族が集まりやすい日にしても問題ありません。

数え年と満年齢の違い

数え年と満年齢にはどのような違いがあるかご存知ですか?

普段、普通に生活していると馴染みのない言葉ですよね。

数え年と満年齢の違いは数え方に違いがあります。

満年齢とは、生まれた時点で0歳、1年経てば1歳という数え方です。

私たちの生活ではこの満年齢を使って数えていきます。

反対に、数え年は生まれた時点で1歳、正月が来るたびに1歳ずつ増えていきます。

なぜ正月で年齢が増えるのかは諸説あると言われています。

役所など公的制度の処理をスムーズにするため、太陽陰暦などさまざまな理由があります。

米寿の満年齢は88歳、数え年なら89歳ということになります。

12月31日生まれなら次の日には2歳…なんだか違和感しかないですね

東アジアで使われていた数え年ですが、日本でも昔は普通に使われていたのです。

1950年に法律で満年齢を使って数えることが決まりました。

そのため長寿祝いが満年齢でお祝いする習わしが残っているのです。

プレゼントの予算

米寿は88歳と高齢ですので体調面など気を使ってお祝いするようにしましょう。

食事会だけでも十分なお祝いですが、プレゼントを考えているなら、予算含めぜひ参考にしてください。

両親2.3万
親戚5千~1万
1万未満

一般的な予算は米寿だけでなくどの長寿でもこれくらいと言われています。

個別で渡すのではなくみんなで出し合ってプレゼントを1つにしても大丈夫です。

あまり高額すぎると受け取りづらくなってしまうので注意しましょう。

御祝儀袋に入れる際は、「何度あってもいい」という意味の蝶結びにしましょう。

黄色のもの

長寿にはそれぞれテーマカラーがあるのをご存知でしょうか。

米寿のテーマカラーは黄色、金色、金茶色がテーマとなっています。

そのためテーマカラーのプレゼントを贈るととても縁起が良く喜ばれるでしょう。

プレゼントと黄色の花束も添えてあげると華やかになりますね。

長寿祝いでぜひプレゼントしたいのがちゃんちゃんこです。

ちゃんちゃんこ、巾着、熨斗などセットになっているものも多いです。

熨斗選びなどの手間も省けるのでプレゼントしやすいです。

黄色のちゃんちゃんこはとても華やかで、ぜひ食事会で着てもらって写真に残したいですね。

女性なら花束も貰って嬉しくない人は居ないですよね。

特におばあちゃんなら可愛い黄色の花束を贈ってあげましょう。

花束はもらったらすぐドライフラワーにすると捨てる事なく飾る事ができます。

私も頂いた花は捨てたくないので必ずドライフラワーにして、インテリアとして飾っています

また、花束をブリザードフラワーや押し花にしてくれるサービスもあります。

88本の花束は、値段は張りますが長寿祝いなら平均予算内で収まります。

大きな花束は用意するのが大変なため、小さな花束やブリザードフラワーのような飾りに出来るものもいいでしょう。

湯呑みやお箸など日常で使えるもの

お年寄りは家にいる時間が長いので、ゆっくりお茶する方も多いですよね。

私のひいおばあちゃんは、毎朝おじいちゃんの熱燗用コップでホットミルクを飲んでいました。笑

湯呑みやお箸は日常的に使える上、値段も高過ぎないものが多いので家族で揃える事もおすすめです。

また湯呑みは陶芸体験などでも気軽に作る事ができ、作ってあげてお孫さんからのプレゼントとしても素敵ですね。

和菓子

湯のみと一緒にプレゼントすれば、ほっと一息なティータイムが出来ます。

ギフトサイトで調べると可愛い色んな和菓子がたくさん出てくるので、プレゼントしやすくおすすめです。

ただ、88歳なので固いものや喉に詰まらしそうなものは避けましょう。

マフラーやひざ掛けなど温めるもの

お年寄りは体温が低下してくるので、体をしっかりと暖められるマフラー、ひざ掛けなど喜ばれるでしょう。

また、寝る時や日中冷暖房をつけないお年寄りも意外と多くいます。

真夏は熱中症が怖いので、冷風機などもおすすめです。

フォトフレーム

家族のメッセージを入れてもいいし、集合写真にしてもいいですね。

どちらでも思い出の品になりますし、飾っていつでも見ることができます。

日頃の感謝とお祝いが伝わること間違いなしでしょう!

メッセージカード

プレゼントや食事会だけでも嬉しいですが、メッセージカードがあると、さらに喜ばれるでしょう。

日々の感謝や長生きして欲しい気持ちをメッセージカードや色紙などに添えてあげましょう。

お孫さんがいるのであれば、似顔絵をプレゼントの真ん中に書いて渡してもとても可愛いですね。

米寿祝いの場が幸せな思い出になること間違いなしです。

上記にないプレゼントでも、趣味や好きなものがあれば、プレゼントすることで気持ちも伝わるでしょう。

NGなプレゼント

お茶

お葬式の香典返しなどに使われるため縁起が悪いとされている

くし

「苦」「死」という言葉を連想させるため、また櫛がかけると不吉とされている

数字の4、9も良くないとされています

ハンカチ

特に白いハンカチは、お葬式で顔へかけるため、死を連想させるので良くない

老眼鏡や杖

一見とても便利でありがたいように見えますが、老いを感じさせるものは良くないとされている

刃物

包丁など便利で良さそうに思えますが、「縁を切る」という良くない意味なのでNG

役に立つものばかりなので、知らなかったらプレゼントしてしまいそうですね。

熨斗の書き方

米寿祝いで贈り物をする際、熨斗について注意点があるのでご紹介します。

表書きの「御祝」、「祝米寿」、「米寿お祝い」などにします。

ここでの注意点は「米寿御祝」にすると4文字で死を連想させるので注意しましょう

名前書きには送り主の名前を表書よりも小さな字で書きます。

親戚など複数人で送る場合「子供一同」、「孫一同」、「親戚一同」などとしましょう。

ただし、3名までの場合は右から左へ目上順で書いていきます。

親戚以外など友人数人で送る場合はあいうえお順で書いていきます。

また長寿祝いは何度あっても嬉しいことなので「蝶結び」の熨斗にしましょう。

結婚祝いなど一度きりにしたいお祝いには「結び切り」を使います

長寿祝いを頂いた場合

長寿祝いでは内祝いやお返しなどは基本的に必要ありません。

感謝の気持ちは電話やメッセージでもいいのでその日中に伝えましょう。

ただ、お祝いされる方の友人、仕事関係、遠くに住んでいる親戚からお祝いしてもらった場合はお返しが必要です。

頂いた品物の半額程度で大丈夫なので1ヶ月以内にお返しをしましょう。

お返しを贈る際、熨斗の表書きは「内祝い」で蝶結びで贈りましょう。

お祝いを頂いた感謝の気持ちが大事なので、メッセージカードや手紙も添えましょう。

米寿のお祝いを外で食事する場合

米寿のお祝いは、招待された場合フォーマルな格好で行きましょう。

身内で家族や親戚なら、少し改まった服装で大丈夫です。

レストラン選びは、できるだけ個室や座りやすいかなど快適に過ごせるかどうかで判断しましょう。

車椅子のままでも大丈夫か、座布団や膝掛けの貸し出しがあるかなども確認しておきましょう

外で食事会をする際はレストランに伝えておき、食べやすいものを考慮してもらいましょう。

また、ホテルのレストランなどであればちゃんちゃんこを用意してくれるところもあります。

ちゃんちゃんこだけでなく、写真や花束を用意してくれるところもあります。

大人数で食事したあと、片付ける必要が無いのも外出にするメリットですね。

サプライズとお祝いの両方ができ良い思い出になりますね。

米寿のお祝いを自宅でする場合

自宅で家族や親戚だけで米寿のお祝いをする場合、服装は普段通りで大丈夫です。

体調面が優れない、小さい子供のいる家庭などは自宅でお祝いするといいでしょう。

自宅だと家族団欒もできる上、周りの目を気にしなくていいですね。

食事も自宅であれば手作りの料理や買ってきたものなど好きなものを食べることが出来ます。

また、自宅だと大人数集まってもレストランより費用が浮くのもメリットです。

米寿のお祝いで縁起がいい食べ物

長寿祝いに限らず、さまざまな場面で活躍する縁起のいい食べ物を紹介していきます。

縁起の良い食べ物を出す事は良いことですが、好みや食べたいものなどあるならそれでも良いですね。

米寿お祝いだけでなく様々な場面で振る舞われます

「めでたい」という縁起のいい意味があるためお米寿祝いには欠かせません

鯛めしやちらし寿司にすると豪華でお祝い感が出ておすすめです

海老

エビは丸く曲がった腰と長い髭があることから「うみのご老人」と呼ばれています

活きが良くピチピチ飛び跳ねるため、運気の上がる食べ物とされています

アワビ

中国では不老不死の食べ物とも言われています

またご祝儀袋や熨斗のモチーフともなっています

昆布

こちらも中国の皇帝が不老不死になれると信じていた食べ物です

抗酸化作用や免疫に作用するため、長生きして欲しい長寿お祝いでよく出されます

小豆

小豆には「厄除け」の意味があります

日本では昔、神様へ赤米を備えていたことから神聖な食べ物とされています

自宅でお祝いする場合、炊飯器で赤飯も簡単にできますね

黒豆

おせちやお食い初めでも出される黒豆はシワがないツルツルな見た目から長寿の象徴とされています

蕎麦

蕎麦は長生きできるようにと年越しそばでも食べられます

また食べる時に切れやすいので「厄を切る、悪運を切る」という意味もあります

お米

米寿という文字には米が入っています

そのためお米の料理を振る舞われることが多いです

また米という感じは分解すると八十八になります

八は末広がりの八という意味でとても縁起がいい数字なのです

伊予柑

綺麗な橙色なので、「代々家系が栄える」や「いい予感」など語呂合わせがあります

長寿の方にとってはとても縁起が良い食べ物ですね

またお小さな子さんがいる場合は上記以外に食べやすいものを用意してあげましょう。

長寿の方に合わせて、塩分や油など気を使って健康的な食事を心がけましょう。

88歳とかなり高齢なので、喉に詰まらせたり硬くて食べにくいものなどは避けましょう。

まとめ

  • 米寿のお祝いは、縁起悪く良くない理由が地域によっていくつかある
  • 米寿は88歳で八という末広がりの意味がありとてもおめでたい年齢
  • お祝い自体はしても大丈夫だが、本人の考え方や体調を考慮するべき
  • 米寿のテーマカラーは黄色、金色、金茶色
  • 米寿のお祝いは現代では満年齢でお祝いする家庭が多い
  • プレゼントでお茶、櫛、ハンカチ、刃物、年齢を感じるものは良くない
  • 外でお祝いする場合は少しフォーマルな服装で行きましょう
  • 外、自宅で食事をする場合アレルギーや食べられないものがないか把握しておきましょう
  • 長寿祝いを頂いた場合、基本的にお返しは必要ない
  • 熨斗は蝶結びで「米寿御祝」と4文字にならないよう注意する

米寿のお祝いは健康で長生きをお祝いするものなので良くないわけではありません。

ただ、ご家庭や地域によってしない方針のところもあるので迷ったら本人へどうしたいか聞いてみましょう。

大事なポイントを押さえて、素敵な米寿祝いにしましょう!

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