退職祝いに花束を準備した経験がある方も多いかと思います。
その時に「花束の大きさ」「花の種類」「そもそも花束を準備して大丈夫か」などの悩みに直面しませんでしたか?
退職祝いの花束を準備する時には様々な点に配慮しなくてはいけません。しかも今は退職祝いの花束を「いらない」と思う人が増えているようです。
私も退職者に花束を準備する時には、好きな色・花などをリサーチしたりして大変でした。
そこで今回は、退職祝いの花束をいらないと思われないように贈る時のマナーについて調べました。
以降では、退職祝いとして花束を渡す時のマナーや「花束の代わりに渡すと喜ばれるプレゼント」なども解説しています。
せっかくの贈り物なので、いらないと思われない素敵なものを贈りましょう!
退職祝いの花束はなぜいらないと思われるの?!
退職祝いの花束を準備するって大変だと思ったことはありませんか?「喜ばれなかったらどうしよう…」と悩むことも多いと思います。
実際私も退職祝いの花束を受け取った時嬉しかったのと同時に「日々のお世話が大変だな…」と感じてしまいました。
私のように、退職祝いの花束はいらないと感じてしまうケースも多いようです。
花束がいらないと感じてしまう理由は様々ですが、主に以下の3つが大きな理由です。
- 持って帰る時に恥ずかしい
- 処分に困る
- アレルギーだから受け取れない
退職祝いのプレゼントを考えた時に花束は必需品かと思いがちですが、もらう側は意外といらないようです。
なぜ花束がいらないのか、それぞれの理由について詳しく見ていきましょう。
持ち帰るときに恥ずかしい
退職祝いの花束は華やかにするために大きくなりがちです。渡す側は大きい方がインパクトもあり、良かれと思って大きい花束を準備するかと思います。
しかし、いざ持って帰ろうとすると大きすぎて目立ってしまい、恥ずかしいと感じる方も多くいるようです。
電車やバス通勤の人は、大きい花束を持っていると車内で周りにも迷惑をかけてしまい、より恥ずかしいと感じます。
もらう人が持ち帰ることまで考えて花束以外にしたり、袋に入るような小さい花束(ブーケ)にすると恥ずかしがられず、喜んで持って帰ってくれるかもしれません。
花瓶がないから飾れない=処分に困る
退職するのが男性の場合は、自宅に花瓶がないという方も多いのではないでしょうか?
その場合、花束をもらっても花瓶がないので飾ることができず、処分することになります。
花束をせっかくもらったけれど、処分するのに困るので退職祝いの花束はいらないと考える方も多いようです。
お世話が大変
退職祝いで花束をもらい、家に飾ることになると毎日の水やりなどこまめなお世話が必要になります。
お花が好きな人は何の抵抗もないですが、特にお花が好きではないという方にとっては、「大変で面倒なこと」と捉えられるかもしれません。
普段からあまりお花に接する機会がない人にとっては、退職祝いの花束をもらうことは嬉しさよりも先に大変さを感じてしまうようです。
アレルギーがあるから受け取れない
最近では様々なアレルギーがあり、お花にアレルギー反応を起こしてしまう人もいるようです。その症状は人それぞれで、辛さはその人にしかわかりません。
普段職場にいるとお花に触れる機会が少ないため、退職される方がお花アレルギーを持っていることを知らず渡してしまうということもあるかと思います。
前もって退職される方にアレルギーがないかをリサーチしておくと予防できるでしょう。
以上のように様々な理由から、退職祝いの花束がいらないと考える人は多いようです。
固定概念から退職祝いのプレゼントは花束を渡すという職場もあるかと思います。しかし、そのようなことは決してなく退職者が喜ばれるものをプレゼントしましょう。
退職祝いに花束を贈る時の大切なマナーとは?!
花束をいらないと理由はどれも納得してしまうものばかりでした。
しかし、会社の方針で退職祝いに花束を贈ることが決まっている場合はどうしたらよいのでしょうか?
退職祝いの花束を喜んでもらうためには、退職祝いの花束を贈るときのマナーを守ることがポイントになります。
マナーを守り、相手のことを考えてプレゼントをすれば、退職祝いの花束を渡しても喜んでもらえること間違いなしです。
持ち帰りやすい花束にする
退職祝いの花束を選ぶ際には、相手のことを配慮することが大切になります。
退職日には、多くの方からプレゼントをもらう可能性があります。持ち帰りやすいサイズ感の花束だと喜ばれるでしょう。
また、バスや電車通勤の方は、持ち帰るときに恥ずかしいと思う方も多いようです。袋に入る花束やブーケを贈るとよいでしょう。
飾りやすい花束を選ぶ
退職される方が引っ越しの予定があり忙しい場合には、飾るのに手間がかからないお花を贈りましょう。
ブリザーブドフラワーは生花と異なり、日々のお世話が必要ないので、手間をかけずに長く楽しめます。
退職される方のスケジュールが把握しにくい場合は、時間に余裕をもって準備できるブリザーブドフラワーを検討してみてください。
相手の雰囲気に合った花束を選択する
どんなプレゼントでも贈る相手のことを思うということが必須になります。
プリザーブドフラワーであれば、生花にはない色まで表現できるので、退職される方ののイメージカラーの花束を贈ることができます。
メッセージカードをつける
花束を購入する際にメッセージカードを添えてくれるお店も多くあります。
もちろん花束だけでも喜ばれますが、お世話になった退職者への感謝のメッセージがあると、より気持ちが伝わります。
退職祝いといっても退職される理由は様々あると思いますので、退職される方のことを考えて花束を準備すれば「いらない・困る」と思われることはないでしょう。
男の人と女の人で好みは分かれるので、男女別でのオススメのフラワーギフトをご紹介します。
女性に喜ばれる花束の代わりになる退職祝い3選‼
女性に喜ばれる退職祝いの花束に代わる贈り物3選を厳選して紹介します。
それぞれ詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね♪
体験ギフト
レストランのコース料理やクルージングディナー、スパ、旅行など体験ギフトを贈ると喜ばれること間違いなしです。
自分では買わないけどいつもより少し贅沢気分を味わえるというところがポイントです!
しかも、体験ギフトであれば、花束とは違い荷物になることはありません。持ち帰る時も恥ずかしくなく、受け取る側も気楽で嬉しい贈り物になるでしょう。
ギフトカード
現金を渡すのはなんだか気が引ける…。かといって退職される方の趣味がわからない。
そんな時におすすめなのが「ギフトカード」のプレゼントです。
金額がわかってしまうというデメリットはありますが、そこさえクリアできれば実質もらって一番嬉しい贈り物かもしれません(笑)。
趣味に合うギフト
相手の趣味がわかっているのであれば、それに合ったギフトを贈ると喜ばれるでしょう。
趣味に合ったギフトを贈るメリットは「相手のことをしっかり思って選んだ」と退職される方に伝わるところです。
花束でも花束以外でも贈り物をする時には「相手のことをしっかりと考える」というところがポイントになってきます。
そういった意味では趣味に合うギフトは喜ばれること間違いなしです。
男性に喜ばれる花束の代わりのプレゼント3選
退職されるのが男性の場合、花瓶を持っていないということが多いかもしれません。
そうなると花束を贈ってしまうと逆に迷惑になってしまうため避けた方がベターです。
男性に喜ばれる退職祝いの贈り物を3つ厳選して紹介します。
一つずつ解説いたしますので、ぜひご覧ください♪
名前入りグラスorタンブラー
お酒好きの人には焼酎グラスなどを渡すと男性でもきっと喜んでくれるはずです!
しかも名前入りとなると2つとないオリジナルの退職祝いとして退職者に贈ることができます。
退職される方が既婚者であれば、夫婦お揃いのグラスを贈ると、さらに喜んでもらえるかもです!
ネットなどで調べると、名前だけではなく一言メッセージも入れれるものも多くあるので、ユーモアに富んだ贈り物にすることができそうです。
名入れボールペン
名入れボールペンは、高級感があるお洒落なものが多く展開されています。男性であれば、実用的な贈り物の方が喜んでくれることが多いです。
高級感がありつつ実用的な名入れボールペンは喜ばれること間違いなしです。
名入れの刻印をすることで特別感がアップするので、退職祝いの贈り物としても花束の代わりにピッタリです。
フォトフレーム
フォトフレームの中には、名入れをしたり、時計と一緒になっているものなど商品が多く展開されています。
また、記念として職場の皆さんで撮った写真を一緒に贈るとさらによいプレゼントになるでしょう。
少し華やかにしたい場合には、「片面に時計とプリザーブドフラワー、もう片面に写真を飾る」というフラワーギフトがおすすめ♪
花束の代わりに贈ったとしても見劣りしないので退職祝いには最適ですよ。
会社の方針によっては退職祝いには花束を贈るということが決まっているところもあるかと思います。
そういった時には、上でお伝えしたマナーを意識してセレクトしてくださいね♪
まとめ
- 花束は持ち帰る時に恥ずかしかったりお世話が苦手な場合いらないと思われがち
- 花器を持っていなかったり体質的に無理だったりする時にいらないと思われてしまう
- 花束のサイズや飾りやすさを考慮してセレクトする
- 退職される相手の雰囲気を考え花束を選ぶ
- 感謝の気持ちを伝えるためメッセージカードを添える
マナーを度外視してしまうと、せっかくの花束がいらないと思われてしまいかねません。
お世話になった大事な方への贈り物にになるので少しでも喜んでもらえるプレゼントを選びましょう。
退職祝いにどんなものをプレゼントするにも最終的には退職者の方を思う気持ちが大切になります。
退職者に喜んでもらえるためにも、相手のことをしっかりとリサーチしてプレゼントを贈りましょう。
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