髪染めを初めて市販品でしたい人必見!選び方と染め方のコツを紹介!

お役立ち情報

初めて市販品で髪染めをするというのは、どうすればいいのか迷いますね。

私は今まで美容室に行って髪染めしていたのですが、市販のヘアカラー剤を使い、初めて自分で染めてみました。

そして、市販ヘアカラー剤の購入時は、どれを買ったらいいのかドラッグストアで困ってしまいました。

値段も様々ですし、色々なメーカーの商品があるので迷ってしまい、もっと調べてから購入しようと、結局その日は何も買わずに帰りました。

色々調べた結果、「色の選び方」「テクスチャーの種類」「付属品の有無」など、知っておいて良かった情報がたくさんありました。

そして後日、しっかり事前準備をして、無事に自分で髪染めができました。

初めて髪染めをするあなたへ紹介していきますので、参考にしてください。

 

 

髪染めを初めて市販品でする前に確認しよう!

市販品で髪染めしようと思ったら、まずはどんなカラー剤を購入するか決めましょう。

お値段は、500円未満~2000円近くの物があり、この値段差って不思議ですよね。

美容師をしている友人に聞いたところ、「市販のカラー剤は、必ずしも値段が高ければ良品というわけでない」と言われました。

では何を基準に選べばいいのかたずねると、染めたいと思った色や染め方で選ぶと良いとのことでした。

美容室で髪染めする事に比べ、どれを選んでも市販のカラー剤では、髪が痛むそうです。

しかし、口コミを見ても特に評判の悪いメーカーや商品はありませんでした。

では、どう選べばいいのか、市販のカラー剤をタイプ別に紹介し、染め方も解説します。

 

おしゃれ染めと白髪染めの違い

髪染めをするカラー剤には、「おしゃれ染め」と「白髪染め」があります。

「おしゃれ染め」とは、黒髪から明るくさせたり、色を変えたりするための染毛料です。

市販品でも美容室であっても「ヘアカラー」といえば、一般的に、この「おしゃれ染め」の事をいいます。

そして、白髪染めは、その名のとおり、白く色が抜けた髪に色をつけるための染毛剤です。

また、白髪染めは、白髪だけでなく、脱色などで痛んでたくさん色が抜けた髪にも有効です。

髪染めが初めてである若い人は、ほとんど通常のおしゃれ染めを選ぶと思われます。

 

ヘアカラーとヘアマニキュアの違い

おしゃれ染めと白髪染めを含むカラー剤には、「ヘアカラー」と「ヘアマニキュア」の違いがあります。

おしゃれ染め用「ヘアカラー」は、酸化染毛剤といって、髪のメラニン色素を分解して脱色しながら染料同志が内部で結びつく事により、しっかり染まる仕組みになっています。

それに対しておしゃれ染め用「ヘアマニキュア」は、酸性染毛料といい、髪のメラニン色素が脱色される事なく、穏やかに表面だけ染まります。

白髪染め用「ヘアカラー」は、脱色せず、おしゃれ染めと同じように、髪の内部で色を定着させます。

そして、白髪染め用「ヘアマニキュア」も、おしゃれ染め用ヘアマニキュアと同様、表面だけ染めます。

ヘアマニキュアはどちらも、髪の表面だけを染めるので、ダメージが少ない分、2~3週間経過すると、色落ちしてしまいます。

すなわち、しっかり髪染めして長持ちしさせたい場合は「ヘアカラー」を選んでください。

そして、珍しいカラーを試したい場合や、脱色して痛めたくない場合は2~3週間で色落ちする「ヘアマニキュア」がいいと思います。

また、ヘアカラーとヘアマニキュアの違いは、「パッチテスト」という皮膚アレルギー試験の有無にもあります。

ヘアマニキュアのような染色料は、染めるというよりも、髪表面に色を付けるだけなので、アレルギーの心配がありません。

パッチテストで異常があったり、異常なくてもアレルギーを気にしたりするようなら、ヘアマニキュアにしましょう。

ただし、ヘアマニキュアでも心配な場合や、皮膚が弱い場合は、パッチテストを行ってください。

おしゃれ染め 白髪染め
ヘアカラー 一般的なカラー剤。脱色しながら明るく染めます。 染料が濃いので、明るく染めるのは難しい。色落ちしにくい。
ヘアマニキュア 2~3週間だけカラーを楽しみたい方向け。明るさはそのままです。 白髪や金髪が明るく鮮やかな色になります。

初めての髪染めは、どれを使用するか決まりましたか?

おそらくほとんどの人は、おしゃれ染め用ヘアカラーを選ぶと思います。

白髪があっても、少し気になる程度ならば、おしゃれ染め用でも大丈夫です。

 

市販のカラー剤は、テクスチャーで選ぶ

カラー剤には、定番のクリームタイプや、泡で塗れるタイプがあります。

クリームタイプは、材料を混ぜて、くしで塗っていくのですが、染まりにくい髪質でも染まりやすいです。

しかし、毛量や髪型次第では、均一に染めにくいかもしれません。

そして、泡タイプは、様々な方法で作った泡を、塗っていく方法です。

泡の作成方法は、容器に材料を入れて振る方法や、ポンプ式、泡立てネットで作る方法などがあります。

泡タイプは、簡単にムラなく塗れますが、クリームタイプと比べて少し染まりにくい事もあります。

しかし、髪染めを初めてする人や不器用な人には、泡タイプがおすすめです。

 

なりたい髪色を選ぶ

ヘアカラーの色は、大きく分けると、茶色系(ブラウン)、寒色系(アッシュ)、暖色系(レッド)になります。

茶色系(ブラウン)は、暗めのブラウンから、明るめなベージュを言います。

寒色系(アッシュ)は、アッシュやグレーなどくすみがかった色です。

そして暖色系は、レッドやオレンジ、ピンクなど温かみのある色になります。

しかし、2種類の色をあわせたグレージュや、オレンジブラウン、ピンクアッシュなど様々な組み合わせもあります。

たくさんあってわからない場合、肌色や、現在トレンドの髪色などを参考にしましょう。

また、ドラッグストアなど、市販のカラー剤を売っている場所へ行くと、髪色見本が置いてあるので、参考になると思います。

そして、髪色見本は、色だけでなく、髪の明るさもわかりやすくなっています。

 

カラー剤の付属品もチェックする

市販カラー剤を購入すると、髪染め材料の他、手袋、くし、トリートメントなどが一緒に入っています。

しかし、メーカーや種類によっては、トリートメントが入っていない商品もあるので、内容をよく確認してください。

そしてトリートメントが入っていない場合、必ずご自身で準備をしておいてください。

カラーリング後、トリートメントをしていないと、色持ちが悪くなり、髪のダメージにもつながります。

 

パッチテスト(皮膚アレルギー試験)方法

パッチテストとは、ヘアカラーを使用してアレルギー反応が起こるかどうか、ヘアカラー前に確認できる方法です。

初めて髪染めする2日前に、パッチテストを行ってください。

また、2回目以降の髪染めでも毎回パッチテストを行う事が必要です。

少し面倒に感じますが、パッチテストせず髪染めをして、かぶれてしまうと大変です。

パッチテストで用意する物
  • カラー剤の使用説明書
  • カラー剤の第1剤と第2剤
  • 綿棒
  • コットンやティッシュペーパー
  • 第1剤と第2剤を混ぜる小皿

第1剤と第2剤を混ぜる小皿は、商品によって付属している場合もあります。

パッチテストの準備が整ったら、次は手順を説明していきます。

パッチテストの手順
  1. 第1剤と第2剤を少量、説明書に指定された割合で小皿へ取り出す。
  2. 取り出した第1剤と第2剤を、綿棒で混ぜる。
  3. 混ぜてできたテスト液を、腕の内側に薄く塗る(10円硬貨ほどの大きさ)。
  4. 自然乾燥させる。
  5. テスト液塗布30分後に観察(1回目)
  6. テスト液塗布48時間後に観察(2回目)
  7. 異常がなければ、カラーリング(髪染め)をする。

パッチテスト中、塗布部に発疹、発赤、かゆみなど異常が出たら、手でこすらず、すぐ洗い落として。

そして、異常が出たなら、ヘアカラーは使用しないでください。

 

髪染め前の準備

カラー剤を購入して、パッチテストにクリアしたら、次はいよいよ髪染めしていきましょう。

また、カラー剤は、壁や床についてしまうと、なかなか落ちないので気を付けてください。

髪染めに必要な物
  • カラー剤
  • 汚れてもいい服やタオル
  • ヘアクリップやヘアゴム
  • コットンやティッシュペーパー
  • キッチンラップ
  • ケープ
  • 時計やタイマー
  • 新聞紙
  • 目の粗いくし(カラー剤に付属されている事が多い)
  • 油性のクリーム
  • シャンプー、トリートメント

ケープは、100円ショップなどで髪染め用として販売されていますが、大きいビニール袋の中央に穴をあけて代用する事もできます。

また、タオルは、汚れてもかまわない物を準備しましょう。

 

髪染めの手順とコツ

準備がととのったら、汚れてもいい服に着がえて、ケープかビニール袋を被ります。

そして、くしで髪をとかし、クリップやゴムを使用して、4つのブロックにわけます。

美容室では、ほとんどヘアクリップを使用してブロッキンングします。

しかしご自身で髪染めする場合は、ヘアゴムの方が根本を染めやすく、おすすめです。

4つのブロック
  • 耳前左
  • 耳前右
  • 後頭部上
  • 後頭部下

ブロック分けが終わったら、次は生え際やフェイスラインに油性の保護クリームを塗っていきます。

クリームが髪に付くと染まりにくくなるので、注意してください。

ブロッキング、保護クリーム塗布が終われば、髪染めです。

上手く塗るコツは、染まりにくいところから順番に塗って行く事です。

 

塗る順番(染まりにくい順番)
  1. 後頭部下
  2. 後頭部上
  3. 左右耳前

 

髪染めの手順(クリームタイプのカラー剤)
  1. ブロック周りを一周するよう根本に塗る。
  2. ブロックのゴムを外し、薄くスライス(横方向に取り分け)し、根元に塗る。
  3. 根本全体に塗り終わったら、毛先まで塗る。
  4. キッチンラップを巻いて規定の時間まで置く。
  5. 時間がたったらシャンプーでしっかり洗い流す。
  6. トリートメントをして終了。

毛先は、毛束を数回に分けて塗ると、髪の内側まで染まり、ムラが少なくなります。

また、全体に塗ったあと、キッチンラップを巻くと、自分の体温で保温され、染まりが良くなります。

泡タイプのカラー剤も、クリームタイプと同じ順番に、泡を手で塗ります。

そして、全体をやさしくもみこみ、時間まで置いてください。

最後は、どちらのカラー剤でも、トリートメントでケアする事が大切です。

 

 

髪染めを初めて美容院でしてみよう!

美容師さんに聞くと、美容院カラーと、市販のカラー剤はまったく別物と考えていいほど違うものだそうです。

使用されている薬剤こそ全然違うので、髪の痛み方に差があるそうです。

市販カラー剤は、安く済みますし、時間がない人から重宝されます。

しかし、髪のダメージを気にする場合は、ぜひ美容院で髪染めしましょう。

では、美容院で初めて髪染めするあなたに、オーダー方法、注意点を紹介していきます。

 

似合う髪色の選び方

美容院でヘアカラーする場合、明るさと色味を聞かれると思います。

明るい色は華やかな雰囲気で、暗めの色だと落ち着いた雰囲気になります。

そして色味は、茶色系(ブラウン)、寒色系(アッシュ)、暖色系(レッド、オレンジ、ピンク)のどれがいいのか、だいたいを決めておくとスムーズです。

しかし、迷ったり、よくわからなかったりして決まっていなくても、美容師さんが相談にのってくれます。

初めてだと難しいと思いますが、だいたいのなりたいイメージを伝えるだけでも大丈夫です。

また、パーソナルカラー診断で、自分に似合う色味を知っておく事もおすすめです。

 

カラーメニューの選び方

ヘアカラーのメニューには、大きく分けて、ヘアカラーとブリーチカラーがあります。

ヘアカラーは一般的な髪染めのメニューで、特別派手にするつもりがないなら、こちらを選択してください。

ブリーチカラーは、金髪など明るい髪色にする場合、選択するメニューで、元の髪を脱色してから、髪染めします。

 

その他のカラーメニュー

美容院のヘアカラーは、デザインも様々な種類があります。

基本的なヘアカラーやブリーチカラーの他、グラデーションカラー、ハイライトカラー、ローライトカラー、インナーカラーなどがあります。

初めて髪染めする人には難しいと思われますが、髪質を生かした染め方もできるのでおすすめです。

カラーデザインの種類
グラデーションカラー 一色が徐々に他の色へ変わっていくデザイン。根本を地毛と近い色にするので、伸びても気になりにい。
ハイライトカラー ベースカラーよりも、ブリーチやカラーで部分的に明るい色を作るデザイン。暗めの髪でも軽い印象になります。
ローライトカラー ベースカラーよりも、暗い色を部分的に染める事で立体感が生まれる。明るい髪にするとより立体的で、暗い髪では引き締め効果があります。
インナーカラー 髪の内側だけ、別色で染めるデザイン。ちらっと見える感じがおしゃれで人気です。

自分ではできない染め方なので、ぜひ挑戦してみてください。

 

NGな事も伝えておく

何回も通っている美容室なら、あなたの好みをだいたい把握(はあく)してくれていると思います。

しかし、初めての美容室で初めて髪染めをする場合は、美容師さんも手探り状態かもしれません。

仕事や学校の関係で、派手な色がダメな場合や、せっかくなので暗すぎる色味は嫌など、細かい所まで伝えましょう。

美容院で髪染めをするメリットは、市販のカラー剤に比べて髪が痛みにくい事、プロが最後まで仕上げてくれる事です。

しかし、せっかく美容室に行って髪染めをしても、自宅でのお手入れが悪ければ、すぐ色落ちしたり痛んだりするので注意しましょう。

 

 

髪染めが初めての人に色落ちしない方法をご紹介

髪染め後、色持ちする期間は、基本的に約1ヶ月ほどだと言われています。

しかし個人差があり、一週間で色落ちしてしまう人もいます。

同じように髪染めをして生まれるこの差は、一体何なのでしょうか?

初めて髪染めするなら、色落ちの原因や長持ちさせる方法を知っておきましょう。

 

色落ちする原因

髪染めをしても色落ちしてしまう主な原因は、髪の洗い方と、熱によるダメージが原因です。

色素がシャンプーによって洗い流されたり、アイロンやコテの熱で色素を破壊してしまったりします。

他には、紫外線があたっても、色素の破壊を起こされてしまいます。

また、夏は海も注意です。アルカリ性である海水によりキューティクルの開きを生じ、染料が抜けてしまいます。

そして、髪は痛んでいるほどキューティクルが開いた状態で、ひどい場合だと取れた状態になっています。

すなわち、髪が痛んだ状態であればあるほど、色落ちするのです。

初めて髪染めする人なら、髪の痛みはまだ少ないと思いますが、何度も髪染めをくり返しているなら、色落ちしやすいと思っておきましょう。

 

ヘアカラーを長持ちさせるための注意点

髪染め後の色を長持ちさせるには、いくつか方法があります。

普段の生活からも、色落ちは防げるので、少し意識してみてください。

  • 洗浄力の弱いシャンプーを使う
  • アイロンやコテは低温、短時間で仕上げる
  • 洗髪後、すぐ乾かす
  • 色落ちしにくいカラーに染める

毎日のシャンプーは、カラーヘアー用で洗浄力が弱い物を使ってください。

カラーヘアー用でなくても、界面活性剤が入っていないシャンプーも色落ちしにくいです。

初めてでわからない場合は、美容室に置いて販売しているシャンプーが良いかもしれません。

そして、アイロンやコテはできるだけ低温で使用し、短時間の仕上げにしましょう。

洗髪後、濡れたままや半乾きのまま放置してしまうと、キューティクルの開いた状態で染料が出ていってしまいます。

しっかり乾かして、洗い流さないトリートメントで保湿しましょう。

そして、髪染めする時に、暗めで、色落ちしにくいカラーを選択する方法もあります。

髪色は染めた後、段々と明るくなっていくので、色落ちの変化も楽しめると思います。

また、暖色系は、染料の粒が寒色系より小さく、髪深部まで染まるので、ゆるやかな色落ちです。

髪染め前と髪染め後に、色落ちを防いでみましょう。

 

 

まとめ

  • 初めて市販のカラー剤で髪染めするなら、色や染め方を選ぶ
  • 市販のカラー剤を使用するなら、初めてでなくても、パッチテストは必須
  • カラー剤は、おしゃれ染用め、白髪染め用、そしてヘアカラーとヘアマニキュアに分かれる
  • 市販のカラー剤で髪染めする前には、準備物、手順をしっかり確認する
  • 美容院で初めて髪染めする場合は、なりたいイメージや希望する色などを考えておく
  • 市販カラー剤はもちろん、美容院でカラーした後でも、色落ち防止のためにお手入れが必要

初めての髪染めは市販カラー剤でするか、美容室にするか決まりましたか?

私も今回初めて自分で染めましたが、想像していたよりも、今のところダメージは少ないです。

しかし、少し準備は大変だったので、時間がない時こそ美容室に行こうかと思います。

そして、自分で上手く髪染めできた時の達成感は、ぜひあなたにも体験して欲しいです。

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