国民一人一人にあるマイナンバーは、個人が持つ12桁の番号をさします。
もちろんこのマイナンバーは、生まれて間もない新生児にも用意され、通知書がきます。
マイナンバー通知書が届いたらできる事は、マイナンバーカードの申請です。
今や保険証の代わりにもなるマイナンバーカードはとても便利ですよね。
このマイナンバーカードは、申請するために必ず必要となるのが顔写真です。
しかしこの顔写真、新生児の場合はどのように撮影すれば良いか悩んでしまいますよね。
また新生児含め、赤ちゃんの写真を使ったマイナンバーカードは、いつまで有効かも気になるポイントかと思います。
写真を撮る場所や方法、そのコツとマイナンバーカードの申請方法などまとめていきます。
新生児のマイナンバーカード写真を上手に撮る方法!
生まれたばかりの新生児、どうやって写真を撮ればいいかな?
マイナンバーカードを申請するにあたり必要となるのが顔写真です。
新生児の場合どのような写真が使えるか知りたいところですよね。
また、写真館や証明写真機で撮る必要があるかというのも気になります。
新生児はじめ、赤ちゃんのマイナンバーカード申請するために必要な写真はどうすれば上手く撮れるか、その方法をまとめます。
寝かせて撮影をする
マイナンバーカード総合サイトでは、2通りの撮影方法をおすすめしています。
そのうちの一つが、赤ちゃんを布団などに寝かせて撮影する方法です。
赤ちゃんを白、あるいは無地のシーツが敷かれた布団などに寝かせて上から撮影します。
新生児などの場合は、寝かせて写真を撮ることにより、赤ちゃんもリラックスした状態で撮影ができます。
さらに、おもちゃなどで気をひくことで、正面の写真が撮りやすくなります。
しかし新生児の場合、おもちゃなどで気をひくことは少し難しいと思います。
そのため、赤ちゃんの向きを調節して撮影することがおすすめです。
また、影の入ってしまった写真は使用できません。
上から写真を撮る際は影とならないよう、照明や撮影方法を気にしてみてください。
赤ちゃんを抱いて撮影する
もう一つのおすすめ撮影方法は、大人が赤ちゃんを抱いて撮影する方法です。
写真を撮る時に大人が白、あるいは無地のシャツ着ることで無背景となります。
抱いて撮影する良い点は、赤ちゃんに正面を向かせやすくなります。
首の座らない新生児は、正面を向かせておくことも難しいです。
しかし座って一緒に撮影することで、向きを定められ、さらに赤ちゃんのご機嫌も取りながら行えて一石二鳥ですね♪
写真は自宅での撮影がおすすめ
大人の証明写真は無人証明写真機または写真館で撮ることが一般的ですよね。
では赤ちゃんの証明写真はどうでしょう。赤ちゃんの証明写真は自宅で撮影することをおすすめします。
いくつかある理由の中でも一番は、いつ泣き出すかわからないことです。
赤ちゃんの仕事は泣く事です。しかし写真撮影の場で泣かれてしまったら、ちょっと困ってしまいますよね。
プロカメラマンとはいえ、いつ泣き出し、またいつ泣き止むかわからない赤ちゃんの写真撮影を頼む事は気が引けてしまいます。
また証明写真なので、使える表情にも規定があります。プロカメラマンは笑顔を引き出す天才です。
しかしマイナンバーカードに使える写真は笑顔ではありません。
多少笑っていても使えますが、とびきりの笑顔ではダメなのです。
そのため、写真撮影は少々難しくてもご自宅で、ご家族が行うことをおすすめします。
写真撮影には連写や動画もおすすめ
新生児の写真撮影には、カメラにある連写機能を使って撮影することもおすすめです。
連写でたくさん撮れば、その中からベストな1枚を選ぶことができますよね。
またこれは私の使った方法ですが、動画撮影し、写真にすることも便利でおすすめです。
写真だとなかなか上手く撮れなくても、動画の中から良いアングルを切り出して写真にすることもできます。
スマートフォンなら、スクリーンショットなどを利用してみてください。
写真撮影は気長に行うことが大事
赤ちゃん、ましてや新生児の証明写真撮影は、根気よく行うことがおすすめです。
もちろんすぐに良い写真を取れる場合もあります。
しかし証明写真として使える条件を満たすためには、写真撮影自体赤ちゃんの機嫌に合わせることも大切です。
そのためには、時間と心に余裕を持って臨みましょう。
写真が撮れない場合の対処方法
マイナンバーカード申請写真には規定があり、不適切な写真だと申請が通らない場合もあります。
新生児に起こりやすい不適切な例は、以下の通りだと思います。
- 顔が横を向いてしまう
- 顔が左右に傾いてしまう
- 髪の毛などで目元が見えなくなってしまう
- 目が開いていない
まだ話を理解できない新生児の写真撮影は大変ですよね。
もし写真がどうしても用意できない場合は、以下の対応をとることで、対応してもらえます。
- 交付申請所にある氏名欄に理由の記載して、交付申請書を送る
- マイナンバーカードのコールセンターに連絡して、申請書IDを伝える
写真が用意できない場合でも対応してくれることは、一安心ですよね。
新生児のマイナンバー通知はいつごろ来るもの?
出産後、新生児のマイナンバー通知はいつ頃届くか気になりますよね。
通知が来たらどうしたらいいのかな?
マイナンバー通知が来たら、まず通知書の中身を確認しましょう。
マイナンバー通知が届いてからマイナンバーカードは申請できます。
マイナンバーカード申請は必要なの?
マイナンバーカード申請は任意となるため、もちろん申請しなくても構いません。
しかし免許証など、顔写真付き証明書を持たない新生児はじめ、子供の身分証明書として使えます。
また保険証や口座と紐付けすることで、今後の行政サービスがスムーズに行えると言われています。
もちろんマイナンバーカード申請は任意ですが、メリットもあるなら作っておくのも良いですよね。
マイナンバー通知はいつごろ届く?
出産届出を出してから、新生児のマイナンバー通知が届く期間は各市町村により異なります。
多くの市町村では、だいたい3週間から1ヶ月前後くらいで届くとされています。
簡易書留で届き、直接受け取りが必要となるため、来たらすぐに分かります。
ポストへ届いていてうっかり、他の郵便物と一緒にどこかへいってしまう…なんてことがないことは安心ですね。
新生児のマイナンバーカード申請方法とポイント
マイナンバーカード申請に使う写真にはいくつかルールがあります。
申請写真のポイントと、申請方法をまとめていきます。
顔の向きは正面を向かせて
証明写真なので、正面を向いてる事は大前提です。
髪の毛や手などで顔が隠れていると、「規格を満たしていない」としてはじかれてしまうこともありますので、注意してください。
また帽子や髪飾りなど装飾している写真も、「人物を特定できない」という理由からNGとされています。
撮影した写真は6ヶ月以内のもの
マイナンバーカード申請で使える写真は、6ヶ月いないに撮影されたものでなければなりません。
そのため撮影は、申し込み直前に行うことをおすすめします。
マイナンバーカード申請方法は3通り
マイナンバーカードの申請方法は3通りあります。
- スマートフォンによる申請方法
- パソコンによる申請方法
- 郵送による申請方法
上記の3つから選んで申請することができます。
新生児におすすめする申請方法は、スマートフォンによる申請方法です。
その理由は、赤ちゃんのお世話をしている片手間で行えるからです。
パソコンによる申請方法は、自宅にいながら行えますが、家中どこでもできる訳ではありません。
また郵送による申請方法は、写真を印刷する手間がかかります。
スマートフォンによる申請方法なら、赤ちゃんを座って抱きながらでも行えます。
さらに写真も、スマートフォンからアップデートすることで、印刷いらずです。
マイナンバーカードの受け取り方法
マイナンバーカードは、申請から約1ヶ月程度で出来上がります。
出来上がると役所から交付通知書が届きますので、その通知書の案内に従ってマイナンバーカードを受け取りへ行きます。
たいていの市町村は、役所に窓口を設置しており、本人が受け取りに行きます。
しかし新生児を連れての外出はリスクが大きいですよね。
そのため、親など法定代理人の来庁のみで受け取ることができる自治体もあります。
お住まいの自治体に問い合わせてみることも、一つの方法ですね。
マイナンバーカードの有効期限は5年
マイナンバーカードの有効期限は成人10年、未成年5年です。
赤ちゃんでも5年間同じ写真を使うことになります。特に新生児のお顔は日に日に変わりますよね。
5年間同じ写真なら、規定の範囲内で、かわいい写真を使ってあげたいですね。
笑顔は規定から外れてしまいますが、ベストショットの撮れるよう、何枚も写真を撮ってみてください。
まとめ
- 新生児の写真撮影は寝かせるまたは抱っこで行う
- 写真撮影は自宅で行うのがおすすめ
- マイナンバー通知が来たらマイナンバーカードの申請が行える
- 新生児の場合、写真が撮れなくても対応してくれる
新生児のマイナンバーカード写真は撮影が家でできると少しハードルも下がりますね。
また申請も自宅から、さらにスマートフォン1台でできることもハードルが低くなります。
写真撮影も赤ちゃんの機嫌が良い時に、撮影しやすい方法で行えるといいですよね。
マイナンバーカードは、免許証をまだ持てない新生児の、顔写真付き証明書となります。
またこれから、マイナンバーカードがあることで、公的機関の申請処理など手間もさらに省けるといいですよね。
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