スニーカーのゴム、気がつくと黄ばみがかっていることありませんか?
お気に入りのスニーカーも、ソールやラバーが黄ばんでいるとがっかりしてしまいますよね。
黄ばみはなんとかして綺麗にならないのかな?
できることなら、スニーカーのゴムについた黄ばみも綺麗な状態へ戻したいですよね。
1つの方法として、お店へクリーニングに出すということが出来ます。
お店で専門のクリーニングを行えば、もちろん簡単に綺麗な状態へとなります。
しかし、なるべくコストも抑えてきれいにできるのが1番ですよね。
その方法の1つとして、除光液で綺麗にする方法があります。
100均にも売られている除光液は、コスパも良いですよね。
除光液でスニーカーのゴムについた黄ばみは、どのようにして綺麗にするか、また他にも使える方法を紹介していきます。
スニーカーのゴムについた黄ばみは除光液で落とそう
普段する靴のお手入れ方法は、固形石鹸で洗うことが私は多いです。
特に子供の靴は、学校や幼稚園、公園へ遊び行くだけでもすぐ汚れてしまいますよね。
布地は手洗い、または専用ネットへ入れて洗濯機へポイっとすると綺麗になります。
しかしスニーカーのゴム、特に黄ばみはそれだけでは落ちません。
そこで活躍するのが除光液です。除光液を含ませたキッチンペーパーなどで拭くと、あっという間に汚れが落ちます!
ちなみにティッシュはボロボロとなりやすいので、私の体験談ではあまりおすすめしません。
なぜ除光液でスニーカーのゴムを綺麗にできるのか、その理由は除光液の成分「アセトン」が関係しています。
この「アセトン」が汚れを溶かし浮かせてくれるから、スニーカーのゴムについた汚れ、黄ばみも浮かせて掃除してくれます。
しかし除光液を使って黄ばみなど汚れ洗いすることには、注意も必要です。
なぜなら、この除光液に含まれている「アセトン」は、樹脂を溶かすことができる有機溶剤です。
スニーカーのゴムも樹脂成分を多く含むため、ゴムが溶けて傷んでしまう可能性もあります。
そのため、除光液を使って綺麗にする場合は、まず目立たない場所からおすすめします。
私はすぐサイズが変わってしまう子供用の靴によく使います。
サイズアウトなどで1年もたない子供の靴、除光液を使っていても、劣化が気になることは今までありません。
使用する靴を選べば、除光液での黄ばみ落としは、簡単で取り組みやすい方法の1つです♪
スニーカーのゴムについた黄ばみにはワイドハイター!!
スニーカーのゴムについた黄ばみ落としには、ワイドハイターも活躍します。
ワイドハイターは衣料用洗剤なので、靴に使用することも安心です。
やり方はとても簡単♪つけ置きしてから流すだけです。
私がおすすめする方法は、原液をそのままキッチンペーパーに染み込ませて、スニーカーの黄ばみとなっているところへ貼っていきます。
またゴムの黄ばみ以外にも、衣類用洗剤なので同じように使うことができます。
30分ほど経ってからキッチンペーパーをはがし、よく流してください。
特に汚れがひどいところは、歯ブラシなどで擦って汚れを落とすと、さらに良いです。
洗い上がってから乾かすと、スニーカーのゴムについていた黄ばみがとれて、とても綺麗な状態になります。
注意が必要なのはワイドハイターを原液で使うため、敏感肌、手荒れなど気になる場合手袋など使って対策してください。
スニーカーゴムの黄ばみにはキッチンハイターも大活躍
ワイドハイターと同様、キッチンハイターにもスニーカーのゴムについた黄ばみを落とす効果があります。
家庭で用意されていることが多い台所用洗剤でも、スニーカーのゴムについた黄ばみが取れることは嬉しいですよね。
こちらもやり方は簡単で、洗浄液を作ってからつけ置き洗いします。
キッチンハイターでスニーカーを綺麗にする場合は、ソールなどゴムの部分のみ使用することがおすすめです。
キッチンハイターを使った洗浄手順は以下の通りです。
- スニーカーのゴム部分のみつかる量で40〜60度に設定したお湯を張る
- キッチンハイターを入れ、希釈する
- スニーカーをつけて半日〜1日置いておく
- よく洗い流し乾かす
キッチンハイター成分が残っていると、変色の原因になるため、しっかりと洗い流すようにして下さい。
また、黄ばみの度合いによって希釈量を変えると効果が出やすくなります。
こちらもワイドハイター同様、手荒れなどの原因になるため、対策などしっかりすることをおすすめします。
スニーカーゴムの黄ばみにはオキシクリーンがテッパン
オキシクリーンを使った洗浄方法は有名で、一度くらい聞いたことがあると思います。
このオキシクリーン、スニーカーのゴムについた黄ばみにもとても効果的です。
そしてオキシクリーンは、他の漂白剤と決定的に違うところが使われている成分です。
一般的な漂白剤が塩素系を中心に成分構成されているのに対して、オキシクリーンは酸素系成分で構成されています。
酸素系漂白剤の良いところは、塩素系漂白剤特有「ツンっ」とくる匂いがありません。
またオキシクリーンは洗浄能力だけでなく、除菌・消臭効果もあります。
スニーカーのゴムについた黄ばみだけでなく、衣類・食器洗い、さらにカビ対策にも使えます。
ではオキシクリーンで出来る、スニーカーのゴムについた黄ばみを落とす方法まとめました。
オキシクリーン洗浄液を作る
スニーカーがしっかり入る容器に、オキシクリーン洗浄液を作ります。
キッチンハイター同様、オキシクリーンも洗浄液を作って、つけ置き洗いしていきます。
水温は40〜60度のお湯を用意します。オキシクリーンは液体ではないので、水よりもお湯の方が溶けやすいです。
また、オキシクリーンの洗浄効果が1番発揮される温度も40〜60度と少し高めです。
オキシクリーン分量は、容器へ記載もありますが、靴の汚れ具合により増やすのもおすすめです。
大人のスニーカーで大体60gくらい入れることが多いです。
複数、汚れや黄ばみが強い靴の洗浄する際は、オキシクリーン使用量を増やしてみると良いです。
スニーカーを洗浄液につける
洗浄液ができたら、スニーカーを1時間ほどつけておきます。
その際、スニーカーに付いている紐は外して別途つけると洗いやすくなります。
オキシクリーンは発泡しガスを発生させるため、つけたスニーカーが浮いてきてしまいます。
そのためしっかり全体をつけることができるように、重しなど乗せておくこともおすすめです。
またオキシクリーンには強い洗浄成分が含まれています。
そのため直接触ると手荒れなどの原因になります。
こちらも対策をしっかりするなど注意してください。
洗浄液をしっかりと洗い流し乾かす
洗浄液につけ終わったスニーカーをすすぎ洗いします。
この時、しっかりオキシクリーン洗浄液を流すようにしてください。
すすぎ残しがあると、せっかく綺麗にしたスニーカーの黄ばみや汚れは、日差しなどでより沈着してしまうこともあります。
触った時にぬめりがなくなるまですすげたら完了です。
あとはスニーカーが乾くまで乾かしてください。
オキシクリーンはゴムの黄ばみ部分だけではなく、スニーカー全体を洗うことができるので、ハイター系洗剤と比べて簡単に使えるのも良いですね。
スニーカーゴムの黄ばみを簡単に落とすアイテムはコレ
スニーカーのゴムについた黄ばみを落とせるアイテムとして紹介したワイドハイター、キッチンハイター、オキシクリーン。
それらは、ゴム全体の黄ばみを落とす際に活躍します。
簡単にすぐできる黄ばみ落としの方法はないかな?
つけ置きなどするほどでは無いけど、ゴムの黄ばみが気になる時使えるアイテムを紹介していきます。
メラミンスポンジ
100均でも手に入るメラミンスポンジは、スニーカーのゴムについた黄ばみや汚れへ効果的です。
全体を擦るのは骨が折れる作業になります。しかし部分的に洗うのには簡単です。
そしてメラミンスポンジは水で擦るだけなので、洗剤がいらないことも嬉しいポイント♪
お出かけ前など少し気になった部分にもぱぱっと使うことができますよ。
消しゴム
どこの家庭にも一つはある消しゴムも活躍します。
ゴムの黄ばみ部分を擦れば、黄ばみが落ちていきます。
消しゴムとスニーカーのゴムは相性も良く、簡単に落とすことができます。
またこちらも出かける前などに、すぐに使えるのが良いですね。
アルコール消毒用スプレー
手指消毒に使われているアルコール消毒用スプレーでも、スニーカーのゴムについた黄ばみを落とすことができます。
黄ばんでいる部分にアルコール消毒用スプレーを吹きかけて、ティッシュなどで拭きと取ります。こちらも簡単に黄ばみを掃除する方法です。
しかし注意も必要で、アルコールをしっかり拭かないと黄ばみの原因になります。
アルコール消毒用スプレーで黄ばみ落としする際は、しっかり拭くまたは乾かしてからスニーカーを履いてください。
歯ブラシと歯磨き粉
歯磨き粉の研磨剤を使って綺麗にする方法です。
使い古した歯ブラシを使って磨くことで、細かい部分の汚れも落とせます。
磨いた後は、少し濡らしたティッシュなどで拭き取るようにしてください。
家にある歯ブラシと歯磨き粉が使える手軽さと、使い終わった歯ブラシを使うことでエコにもなりますし、一石二鳥ですね。
スニーカーのゴムにつく黄ばみ原因はコレ‼︎
そもそもなぜ、スニーカーのゴムは黄ばんでしまうか知りたいですよね。
とても大切にしていても黄ばみができてしまう原因は、2通りあります。
その理由は日焼けと経年劣化です。ではなぜ日焼けと経年劣化で黄ばむのか、理由をまとめました。
日焼けによる黄ばみ
スニーカーのゴムにつく黄ばみ原因一つ目は、日焼けをしてしまうことです。
スニーカーなど靴は、基本的に外で履くことが多いですよね。
そのため、日差しにより靴も日焼けをしてしまいます。
スニーカーのゴムも、もちろん日焼けをします。
その日焼けダメージにより、スニーカーのゴムは変色し、黄ばみとしてあらわれてしまいます。
また、スニーカーを洗った際にすすぎが不十分だと黄ばみやすくなる原因となります。
その理由は、石鹸などアルカリ性物質には、乾く時に紫外線と反応してスニーカーのゴムを黄色く変色させる効果があるためです。
経年劣化による酸化
もう1つのゴムに黄ばみがつく原因は、年数経過につれて酸化してしまうことです。
日差しや空気に触れると起こる経年劣化は、スニーカーのゴムを黄色く変色させてしまいます。
また、箱などに入れて暗所保管しているものでも、黄ばみが出る場合もあります。
その理由は、暗所黄変(あんしょおうへん)という現象によるものです。
暗所黄変が起こる原因は、スニーカーのゴムに添加された酸化防止剤による影響とされています。
スニーカーのゴムにつく黄ばみを防ぐポイント
日差しや酸化で黄ばんでしまうスニーカーのゴム、出来るならいつまでも綺麗なままがいいですよね。
黄ばみを防ぐためのポイントについて、まとめてみました。
フリーザーパックに入れて保管
スニーカーをできるだけ空気に触れさせないように保管する方法です。
スニーカーパックなども売っていますが、お手軽にフリーザーパックなどのジップロックへ入れておくこともできます。
空気へと触れないようにするため、酸化しづらく、スニーカーのゴムが黄ばむことを防ぐことができます。
その際、乾燥剤や防虫剤も一緒に入れておくこともおすすめです。
大切に保管したいスニーカーなどはこの方法をお勧めします。
防水スプレーを使う
靴屋さんでも勧められる防水スプレーは、水だけでなく、汚れや黄ばみも防ぐことが出来ます。
もちろん防水になるので、キャンパス生地のスニーカーも軽く水を弾いてくれて、とても汚れにくくなります。
また、靴を購入できるお店なら大抵売り場で売っているので、手に入りやすいです。
防水スプレーは靴全体に吹きかけて使えるので、1つあると便利ですね。
ベビーパウダーをはたく
ベビーパウダーにも黄ばみを防ぐ効果があります。
また防水スプレー同様、靴全体に使えて汚れや黄ばみを防ぐことができます。
スニーカーのゴムや生地にはたきかけて使います。
さらにベビーパウダーは生地繊維の隙間を埋めるので、汚れが入りにくく、ついても落としやすくなります。
少し粉は舞いますが、ベビーパウダーなので身体にも優しく安心して使えますね。
ろうそくを塗る
スニーカーのゴム部分におすすめなのが、ろうそくを塗る方法です。
固形ろうそくをゴムの部分へ擦るように塗るだけなのでとても簡単です。
このひと手間で、黄ばみや汚れを寄せ付けにくくなります。
粉やガスなど舞い上がることも無く、近くに子供がいてもできる方法なので、私の家では重宝しています。
どれもちょっとしたひと手間で、スニーカーのゴムにつく黄ばみを防ぐことができるので、試してみてください♪
まとめ
- スニーカーのゴムについた黄ばみは除光液で落とすことができる
- 除光液以外にもワイドハイター、キッチンハイター、オキシクリーンもおすすめ
- スニーカーの小範囲に対する黄ばみ落としにはメラミンスポンジ、消しゴム、アルコール消毒用スプレー、歯磨き粉がおすすめ
- 黄ばみの原因は日焼けと酸化による経年劣化
- 黄ばみはひと手間加えることで防ぐことができる
スニーカーのゴムについた黄ばみを除光液はじめ、家庭である洗剤で落とせることは嬉しいですよね。
お気に入りのスニーカーが新品みたいなら、それだけでもテンション上がります♪
また綺麗にしたスニーカーを維持する方法もあわせて活用していけば、いつまでも綺麗なスニーカーが履いていられます。
しかし除光液やハイター、オキシクリーン全てにおいて言えることですが、強い成分を含んでいるため、洗うときは注意も必要です。
洗い方や保存方法をしっかり実践して、お気に入りのスニーカーが長く活躍できるといいですよね。
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