世の中には、色々なジンクスがありますね。
その中に、「腕時計をプレゼントすると別れる」という説があります。果たして本当なのでしょうか?
腕時計といえば、プレゼントの定番です。家族から節目に贈られたり、恋人から贈られたりと、さまざまなシーンで登場するプレゼントです。
「別れる」ジンクスをより深掘りすると、中国から日本に伝わってきたジンクスのようです。
日本で伝わっている内容は、「時計」の読み方に理由があるみたいですね。
結論から言うと、腕時計をプレゼントした事が原因で、別れることはありません。
なぜ時計をプレゼントしたら「別れる」と言われ始めたか、腕時計をプレゼントする注意点と合わせてまとめました。
腕時計をプレゼントすると別れると理由は?
私自身は、「腕時計をプレゼントすると別れる」という話を聞いたことがありません。
どこから始まった話か調べたところ、中国から伝わったジンクスのようです。
中国では、「時計」を意味する「鐘」の発音が、終わりを意味する「終」と言う言葉と発音と同じらしいです。
そこで、時計を恋人に贈ってしまうと、終わりを伝えるという意味があり、中国では避けるプレゼントだそうです。
実際に、腕時計をプレゼントすることで、恋人と別れることはありません。
贈る側がプレゼントに込めた気持ち次第で、そう感じる事もあるかもしれません。
腕時計を贈るのは独占欲?
腕時計をプレゼントしてくれる人は、独占欲の強い傾向があると言われているそうです。
腕時計というものは、相手の腕につけるもので、つまり縛りつけるという意味が含まれます。
自分の選んだ腕時計を相手に付けてもらうことは、「あなたを自分色に染めたい」という気持ちが表れていると言うことです。
つまり、腕時計をプレゼントする人は、「あなたを独占したい」「自分のそばに縛り付けたい」という気持ちが込められていることでしょう。
元来、男性から女性へ腕時計をプレゼントする意味は、「これからもずっと、共に同じ時をすごそう」というロマンチックな意味合いが込められています。
ではなぜ、時計をプレゼントしたら別れると言われているのか。
女性から男性へ腕時計を贈る場合
女性から男性へ、腕時計をプレゼントする時は、ずっと腕に付ける物なので、「時間を確認するたびに私を思い出して」という意味が込められていると言われています。
男性は、腕時計を日常的に使用していて、時間を見るたび、贈り主の女性を思い出しますよね。
それを狙った強い独占欲の表れと言われています。
腕時計をプレゼントして「別れる」としたら、そんな強い束縛心・強い嫉妬心から別れてしまうこともあるのでしょう。
腕時計のプレゼントが原因ではありません。二人の間にある問題が原因かもしれませんね。
つまり、腕時計をプレゼントする事とは無関係ということですね。
腕時計をプレゼントする場合の注意点
腕時計をプレゼントすることは、恋人や家族にとって、とても素敵なことです。
しかし、まだ付き合う前の異性へ腕時計をプレゼントする場合、「気持ちが重い」「貰っても使い難い」などと感じられてしまうかもしれません。
気になる異性へ、どうしても何かプレゼントを贈りたい場合は、腕時計以外がいいと思います。
腕時計のプレゼントには意味があった!
腕時計をプレゼントにする場合、「束縛」や「嫉妬」の気持ちが隠れていることもあります。
しかし、腕時計のプレゼントが持つ意味は、他にもあります。
素敵な思いやりの意味を込めたプレゼントが、ほとんどだと思います。
腕時計は、1日中ずっと身につけています。「いつでもそばで応援しているよ。」「同じ時(とき)を過ごしていこう」という意味のプレゼントとして、人気みたいです。
家族など大切な人から贈られたら、とても嬉しいですよね。
親から子へ受け継がれていく場合も多くあり、腕時計のプレゼントでも色々な意味があります。
男性から女性へ
腕時計を女性にプレゼントする事で、支配欲や独占欲を表す人もいるかもしれません。
裏を返すと「いつも自分を思っていてほしい」という気持ちの現れです。
腕時計を見る度に、僕を思い出してもらいたい。
例えば、彼女の気持ちが揺れ動きそうな時も、腕時計を見て自分を思い出してもらう。
気持ちを繋ぎ止めたい、彼女の気持ちが離れるかもしれない、といった不安が表れているかもしれません。
忙しくて彼女と会う時間がない時は、「自分の代わり、いつも一緒」と言う気持ちも隠れているかもしれませんね。
まとめると、男性から女性に腕時計をプレゼントする時は、「同じ時間を過ごしたい」と言う意味が強いといえます。
腕時計を贈る意味が全員、独占欲ばかりではありません。あくまで一つの意味合いと思ってくださいね。
時計の扱い方で人付き合いがわかる?
腕時計の意味以外に、女性をどう扱っているかまで見えてしまうようです。
腕時計をたくさん持っていたり、コロコロ買い替えたりする男性は、時計を購入して手に入れることが目的なので、買ったら満足してしまいます。
そして満足したらまた別の腕時計に魅力を感じてしまいます。
手に入れることが大切で、幸せを感じてしまうんですね。
腕時計を女性と考えると、気に入ったものをどんどん購入してしまう男性は、果たして誠実と言えるか怪しいですよね?
一つの腕時計を丁寧に扱い、メンテナンスもしっかり行い、長く使ってくれる男性は、誠実と言えるでしょう。
ちゃんと恋人と向き合ってくれそうな印象があります。
親から子へ
親から子供に向けて腕時計を贈る場合、「応援」の意味が込められています。
家族が、子供に向けて激励したい時など、腕時計をプレゼントすることは多いです。
他にも腕時計は、大人アイテム、成長の証、大人として自覚を持ってもらいたい、という気持ちを込めて贈るプレゼントとしても効果的です。就職祝いなどにぴったりですね!
親しい人からの思いがこもったプレゼントは、とても心強く感じます。
腕時計をプレゼントする時の注意点
腕時計のプレゼントには、隠された意味もあることが分かりました。
では、腕時計をプレゼントするときは、どんなことに注意して行けばいいのでしょうか?
受け取る相手側の気持ちを一番に考える事が大切だと思います。
ポイントをまとめたので、プレゼントを考える参考にしてください。
腕時計のプレゼント受け取る印象
一般的に、プレゼントされる腕時計は高級な場合がほとんどです。
親しい間柄では、特別な意味をもつプレゼントになります。
しかし、まだ付き合いが短い時にプレゼントされると、その意味合いを勘違いしてしまったり、迷惑と感じたりする場合もあるので、注意してください。
腕時計のプレゼントは、金額や意味合いからしても、気軽に贈るものではありません。
腕時計を贈られたら、自分に特別な気持ちがあると感じてしまいます。
もちろん、その意味が負担にならない間柄であれば問題ありません。
もし、複雑な意味はないけれど、腕時計をプレゼントしたい時、誤解されないよう、みんなの前で渡したり、事前したりする説明が必要でしょう。
腕時計のプレゼントを避けた方がいい相手
一番避けるべきは、出会ったばかり付き合いが浅い異性の友人です。
お祝いで何かプレゼントをしたくても、腕時計とは別のプレゼントを選びましょう。
特別な気持ちがなくても、あまり親しくない相手から、腕時計を贈られたらびっくりしてしまいますよね。
腕時計は「嫉妬」や「束縛」という意味があり、一方的な気持ちの場合、少し危ないメッセージとして受け取られてしまうかもしれません。
腕時計をプレゼントしていい相手
ズバリ家族や、将来を約束するとても親しい間柄の、相手です。
家族や友人の記念や門出に、プレゼントすることも良くあると思います。
「がんばれ!」という気持ちや、「願掛け」など、込める思いはさまざまですね。
昔聞いた話だと、親が子へ高価な腕時計を贈ることは、「お祝い」の他に、「資産」という意味も含まれているそうです。
何か困った事が起きた時は、換金して使えるように、と言うことらしいです。
親の気持ちって奥が深いですね。私は母から貴金属を受け継ぎました。
私の母もこの場合、そんな気持ちから譲ってくれたかもしれませんね。
異性の場合、長い付き合いでこれから将来を考える相手に贈りましょう。
「これからの時間を一緒に過ごしていきたい」という意味をこめることができます。
遠距離恋愛などで、簡単に会うことができない相手などへ贈るのもいいと思います。
間違っても片思いの相手などに贈っては行けません。
最悪の場合、「ストーカー」として見られてしまう可能性があるので、注意してください。
腕時計以外にも別れるジンクスがあるプレゼントはある?
腕時計意外にも、「別れ」と関係するジンクスを持つプレゼントがたくさんあります。
手編みのセーターなど、よく聞くものから、初めて聞くものまで色々集めました。
あくまで、ジンクスなので、必ず別れる訳ではありません。
「別れ」に関連するアイテムが多かったので、一部をまとめてみました。
プレゼントの定番手編みセーター
「手編みのセーターを贈ると別れる」は、よく聞きますね。
何故でしょう?特に付き合う前や、付き合い初めたカップルの場合、手編みセーターは気持ちが「重い」と感じる場合もあります。
手編みを作るのに時間がかかり、作っている時間は贈る人を想って編みます。
その行為が、重荷に感じる場合もあるかもしれませんね。
自分は軽い気持ちで楽しんでいるお付き合いなのに、何ヶ月も掛けて編まれたセーターやマフラーを貰ったら、ちょっと困ってしまいます。
つまり、贈る側と贈られる側の気持ちに差がある時、別れてしまう可能性があります。
お互いに親密な関係の場合は、時間を掛けて編まれたセーターなど、とても喜ばれるプレゼントだと思います。
日常で使える靴、靴下のプレゼント
これは私も知りませんでした。私は旦那さんと付き合っている時に、靴をプレゼントしてもらいましたが、問題なく結婚しています。
靴下や靴をプレゼントすると「別れる」意味は、「プレゼントした靴、靴下をはいて自分の元から去ってどこかに行ってしまう」ということらしいです。
付き合いたてのカップルで、靴下や靴をプレゼントすることは少ないと思いますが、気になれば、避けましょう。
私は「いい靴を履くと、幸運の場所へ連れて行ってくれる」という言葉を信じていますので、全く気にしていません。
よく考えると、これもジンクスですね。自分をポジティブにしてくれるジンクスを信じればいいと思いますよ。
あると便利なハンカチのプレゼント
ハンカチは、気軽なお返しにぴったりで重宝します。しかし、別れるジンクスがあるとは知りませんでした。
悲しい時に、涙を拭く白いハンカチが、別れの意味を持っているそうです。
なかなか真っ白いハンカチを贈ることはないと思いますが、一応チェックしておくといいでしょう。
男性の必需品ネクタイプレゼント
ネクタイは、男性へのプレゼントで、定番アイテムです。
しかし、ネクタイは首にしめるもので、「あなたに首ったけ」という意味があるそうです。
他にも、「あなたを縛り付ける」という意味もあるらしく、「別れ」を誘うアイテムとして出てきているのだと思います。
私も父や旦那さんに、ネクタイを贈ったことがあります。
その時は、意味合いを気にすることなど全くありませんでした。やはり、贈る側の気持ち次第かなと感じました。
いろんなプレゼントにある意味を調べましたが、結局は贈る側と、贈られる側の気持ち次第だと感じました。
腕時計以外にも、「別れ」の意味をもつプレゼントがたくさんあり、驚きました。
靴下など、日用品をプレゼントに選んだり、意味を込めたりすることは少ないと思います。
腕時計の場合は、先祖代々受け継がれるような品物もあり、やはり特別なプレゼントという印象ですね。
まとめ
- 腕時計のプレゼントには「束縛」「嫉妬」という意味がある
- 腕時計のプレゼントが原因で別れることはない
- 親しくない相手に腕時計のプレゼントは避けよう
- 腕時計のプレゼントは将来を考えている相手にぴったり
- 腕時計意外にも別れるジンクスのあるプレゼントがある
腕時計をプレゼントする場合、親しくない相手だと迷惑になり、家族や将来を考えている恋人へ贈る時はロマンチックな意味となります。
昔から日本は、色々なゲン担ぎの風潮があり、なんでもないプレゼントにも意味を持たせています。
有名なジンクスに「黄色いハンカチを持つと幸せになれる」という内容があります。
この由来も、初めはイギリスからアメリカに伝わり、それが日本へ伝わってきた様です。
腕時計以外に別れるジンクスがあるプレゼントも、元をたどると海外からきた言い伝えなのかもしれませんね。
一番大切なことは、贈る側と、受け取る側の気持ちだと思います。
相手に負担とならないよう、配慮しながら気持ちを伝えていきましょう。
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