浴室に現れる黒カビやピンクカビ…。慌ただしい毎日の中でついつい見て見ぬふりをしてしまう事ってありませんか?
カビが出てきたなぁ…。
でも週末の浴室掃除でカビキラーの力を借りればいいや!
私は、常にそんな考えでいるずぼら主婦です。そんな私にとって、カビキラーは浴室掃除の神器と言っても過言ではないほど、欠かせない掃除アイテムです。
きっと私と同じように、浴室用としてカビキラーを常備している方は、多いのではないでしょうか?
しかし、浴室でカビキラーを使用する時の正しい放置時間は知っていますか?
「カビキラーは浴室掃除の神器!」なんて言っている私ですが、恥ずかしながら正しい放置時間についてはっきりとはわかっていませんでした。
短時間だと効果が少ない?
長時間放置しすぎるのも良くない?
浴室掃除にカビキラーを長年愛用しているにも関わらず、こんな素朴な疑問ですよね。
カビキラーの正しい放置時間と有効な使用方法について、いろいろ調べてみたのでご紹介していきます。
この記事を読んだ後には、きっとカビキラーを使用して浴室のカビ退治をしたくなるはずですよ。
浴室にカビキラーを使用した時の放置時間は?
ではさっそく、浴室掃除の味方「カビキラー」の放置時間についてお話していきますね。
まずはカビキラーの使用方法を見ていきましょう。
「数分後」という時間の感覚には個人差がありますが、ひどい汚れに対する放置時間が20~30分という事は、通常の汚れなら5~10分の放置時間でOKですね。
浴室のタイルや壁に現れるピンクカビなら、5分くらい放置すればすっきりきれいになりますよ。
しかし、ゴムパッキンや壁の溝部分、浴槽のフタに発生するような頑固な黒カビは、そう簡単に姿を消してはくれません。
ここは長時間の放置が必要という事になってきますね。
浴室にしぶとく居座る黒カビには、カビキラーの有効成分がしっかりと浸透するように30分は放置するようにしましょう。
浴室にスプレーしたカビキラーの注意点
浴室にスプレーしたカビキラーは、しばらく時間をおいてからの方が良く落ちるのはご存じですよね。
5分よりも10分、10分よりも20分、20分よりも30分…。
放置時間が長ければ長いほどカビキラーの有効性は高くなります。
しかし、ここで一つカビキラーの放置時間について注意しておかなければならないポイントがあります。
カビを根こそぎ退治しようという気持ちは良くわかりますが、使用方法を間違えると危険な状態になることがあるので気を付けてくださいね。
カビキラーには、このように注意点が書かれています。
基本的にカビキラーの放置時間は30分が目安のようですが、もし30分以上放置した場合にどんな危険なことが起こるのかについてお話していきます。
カビキラーの主成分は「次亜塩素酸」で、この成分は独特なにおいがします。
それが、鼻にツーンと来る塩素の危険なにおいです。
この「次亜塩素酸」は揮発性があるため、時間とともに危険なにおいが空気中にどんどん広がってしまうのです。
ですから、浴室掃除にカビキラーを使用する時にはしっかりと換気することが必要になってくるわけです。
換気をせずに浴室にこもってカビキラーを使用してしまうと、塩素のにおいが浴室内に充満してしまい、呼吸器系に悪影響を及ぼすという危険があります。
換気をしていたとしても、長時間放置することは、塩素の臭いが長時間にわたって放たれていることになります。危険ですねぇ。
以前、頑固な黒カビにカビキラーをたっぷりとスプレーし、1時間以上放置した経験がある私。
浴室の窓を開け、換気扇を回し、脱衣所からリビングにつながる扉は閉めた状態で放置しました。
その状態でもリビングにはかすかな塩素の臭いが漂っており、私自身は何ともなかったのですが、主人に頭痛と気持ち悪さが出てしまいました。
主人はもともと頭痛持ちなのでそのせいもあるかもしれませんが、呼吸器系に疾患がある方、お年寄りや小さなお子さんのいる家庭では特に注意が必要です。
「私は何ともないから大丈夫!」と勝手に思い込み、できるだけ長く放置して掃除を楽しようと思っていた私ですが、これを機に長時間の放置はやめました。
家族の健康も大切ですので、使用方法はきちんと守りましょう。
長時間放置できない分、こまめにカビキラーを使って掃除することで、我が家の浴室に居座っていた黒カビたちも消えていきましたよ。
時間をかけて放置しなくても、回数を重ねることできれいになっていきますから安心してください。
浴室掃除にカビキラーの効果的な使用方法!
時間をかけて放置しなくても、ちょっとしたひと手間を加えるだけでカビキラーの効果を最大限に発揮できます。
カビキラーの効果的な使用方法についてご紹介していきます。
浴室壁への効果的な使用方法
浴室壁のカビ…。
カビキラーを数分放置したいけどすぐに垂れてしまって放置したい部分にとどまってくれないのよね…。
そんな時にはラップを使いましょう。カビキラーをスプレーしたら、すぐにラップで覆います。
そうすることによって、カビキラーが垂れてしまうこともなく、有効成分も浸透しやすくなります。
キッチンペーパーでもいいのですが、キッチンペーパーの場合放置している間に乾いていってしまう場合があます。
ラップなら乾いてしまう心配はないのでとっても効果的ですよ。
パッキン部分など細かい部分の頑固な黒カビにもラップを使用すると短時間で効果的に落とすことができまのでお試しください。
浴室天井への効果的な使用方法
浴室の天井のカビもなかなか気になる部分ですよね。
カビキラーには「目より上にはスプレーしない」と書かれています。
これじゃ天井にカビキラーは使えないじゃん!
しかし、無理ではないのです。浴室天井には柄付きのスポンジを使うことで効果的にカビ退治ができます。
フローリングワイパーでもOKですよ。スポンジ部分に直接カビキラーをスプレーして、天井に塗り付けるようにしましょう。
たくさんスプレーしてしまうと垂れてくる危険があるので、少しずつスプレーするようにしてくださいね。
また、こする必要はありません。サーっとなぞる感じで塗ればOKです。
洗い流すときに顔や体にカビキラーの成分がかかってしまいそうで心配!
天井のカビキラーを洗い流すのは危険なのでやめましょう。
天井に塗ったカビキラーは固く絞った雑巾やスポンジでふき取ります。
洗い流せないからこそ、サーっとなぞる感じで塗ることがポイントになってくるわけです。
最後に乾いた雑巾で拭き上げすれば完了です。
この方法なら、カビキラーが垂れてくる心配もなく、カビキラーの効果も十分に発揮してくれます。
乾いた状態でカビキラーを!
カビキラーの効果を最大限に発揮するためには、乾いた状態の浴室に使用することが大切です。
浴室が濡れている状態で、カビキラーを使用することが悪いわけではないのですが、余計な水分によって、カビキラーの有効成分が薄まってしまうんです。
カビキラーの有効成分が薄まってしまうことは、その効果が半減してしまうことになります。
それはかなりもったいないですよね。カビキラーの効果を最大限に発揮するためには、乾いた状態でスプレーしましょう。
「拭く」というひと手間はかかりますが、それ以上にカビキラーの効果を実感できるはずですよ。
まとめ
- カビの度合いによって放置時間を調節しよう!
- 30分以上の放置時間は控えよう!
- ひと手間を加えて短時間でカビキラーの効果を発揮させよう!
浴室掃除にとっても役立つカビキラー。
安心・安全に正しくカビキラー使用することはもちろんのこと、ちょっとしたプラスアイテムを使用して短時間で効果的にカビ退治をしましょう。
浴室掃除でカビキラーを使用する時のポイントは上記の3つです。
このポイントを忘れずに、カビキラーでカビのないすっきりきれいな浴室を取り戻しましょう。
コメント