造花を贈るのは失礼にあたりますか?
プレゼントで貰って嬉しいお花ですが、造花を贈るのは失礼と考える人もいますよね。
造花は「生花の代用」「安っぽい」などと言われているため、プレゼントに向かないと考える人もいるようです。
また、100均の造花をイメージする人は、よりこのように感じてしまうのです。
やっぱり贈り物に不向きなのでしょうか?
造花と言っても種類はさまざまで、贈り物に向かないどころか喜ばれるものも出てきています。
これを読めばきっと造花をプレゼントしたくなりますよ
失礼にならない贈り方や、おすすめの造花をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
造花のプレゼントは失礼?その理由とは
造花のイメージは、「安っぽい」「生花の代用品」などでしょうか。
プレゼントに安っぽいものは失礼ですし、生花をプレゼントすれば良いのではないか?と私も思ったことがありました。
まず「造花をプレゼントするのは反対」という意見は下記の通りです。
造花は「死に花」と呼ばれていて、文字通りあまり良い印象ではありません。
また、枯れることがないため、いつまでも手元に残るので処分がしづらく、困るかもしれません。
そして、造花=偽物のイメージがあるからか、プレゼントに貰うなら生花が良いといった声もありました。
一般的にNGではありません。しかし場合によっては、失礼と思われてしまうことがあるので注意しましょう。
造花のプレゼントを避けた方が良い場合は、以下にまとめました。
- 仏壇に供える場合
- 風水を気にされている方へ贈る場合
- あまり親しくない(知人程度)方へのプレゼント
- プロポーズの花束に使用する場合
このような場合は、避けた方が良いかもしれませんね。
風水的に良くないというイメージを持たれることがあります。
しかし、造花そのものよりも埃を被ることが良くないとされています。
ともあれ、過度に風水を気にされている人には避けた方が良いでしょう。
プロポーズには生花の花束がほしいという方が多いので、渡す時は生花にして、その後加工するのがおすすめです。
色々紹介してきましたが、プレゼントにするには失礼なのかと考え辞めるのはもったいないですよ。
従来のイメージを覆す造花があるのです。失礼なんてとんでもない。むしろ貰えると嬉しい!
造花をプレゼントするのはあり?喜ばれる場合は?
次は、プレゼントに適した造花を紹介してきたいと思います。
造花をプレゼントするのは、あり?結論から言うと、ありです!
プリザーブドフラワーやドライフラワーのように、生花を加工して造られる花も人気です。
造花は造花でも、人気の造花があります。それは、アーティフィシャルフラワーです!
アーティフィシャルフラワーとは、ポリエステルやポリエチレン製の生花をリアルに再現した造花です。
生花とは違った美しさと耐久性が魅力の造花なのです。
香りや花粉がなく衛生的であり、季節を問わず価格も安定しています。
寿命は2〜3年ですが、環境の良いところであれば半永久的に楽しめるのです。
値段も、安いものだと2〜3000円から手に入り、高くても5000円で手に入ります。
高級なものでは1万円を超えるものもありますが、本当に生花のような仕上がりです。
繊細な生花より取り扱い易く、プレゼント向きなのです!
そんなアーティフィシャルフラワーの、プレゼントにおすすめな贈り方をご紹介します。
インテリア
生花や観葉植物などは「日の当たる、風通しが良い場所」に置き、水をやる必要があります。
しかし、アーティフィシャルフラワーはそれらの配慮が要りません。
リビングはもちろん、キッチンやお手洗いなどに置くと部屋が華やぎます。
香りがないので、好きな芳香剤と置いても邪魔しません。
寝室には緑が多めのアーティフィシャルフラワーを置くと、癒やし効果も得られます。
お見舞い
病院や高齢者施設など、お見舞い・面会で行かれた時にも良いですね。
お見舞いなどに造花は良いの?失礼にならない?
このように思われるかと思いますが、意外と良いのです。
高齢者施設など、生花を飾ると喜ばれるかと思いますが、実はそうでもありません。
その理由が、衛生面と手入れの難しさです。花粉や強い香りのものはよくありません。
手入れもできれば良いですが、職員は業務に追われて、手入れが行き届かないと考えられます。
そのような理由から、始めから生花をお断りするところもあります。
造花だとずっと綺麗なままなので、贈られた方は毎日花を見て喜ばれます。
お手入れも埃(ほこり)が被らないように、刷毛(はけ)や濡らした布で拭き取るといった簡単なものです。
アクセサリー
アーティフィシャルフラワーのプレゼントで喜ばれること間違いなしなのがアクセサリーです!
中でもコサージュが取り入れやすく、胸元につけると華やかなので、結婚式などのお呼ばれにも着けて行きやすいですね。
イヤリングやピアスは大変華やかになるので、プレゼントすると喜ばれるでしょう!
インテリアや、お見舞いの品、アクセサリーなどでプレゼントすると大変喜ばれます。
ソープフラワー
私の実体験ですが、幼い息子に貰ったソープフラワーも嬉しい造花と言えます。
名前通り石鹸の香りがして、実際に石鹸や入浴剤として使えるものもあるのでおすすめです。
私は、お手洗いに飾りました。高温多湿、直射日光を避けた場所での保管をおすすめします。
寿命は3ヶ月〜半年と言われていますので、一定期間を過ぎれば処分もできるので困りません。
アーティフィシャルフラワーに比べ、造花ぽさは出ますが1000円以下と安価で入手可能です。
生花は花瓶を使用するので、高い場所に飾るということが難しいかと思います。
しかし、ソープフラワーは花瓶を必要としないので、高い場所にも飾ることができます。
以上のことからプレゼントに造花を贈るのは、ありと言えますね!
造花をプレゼントする時知っておきたいマナーとは
生花や造花に限らず、プレゼントする際気を付けたいマナーがあります。それは花言葉です。
生花でも造花でも、花言葉をしっかり調べてプレゼントするのがマナーです。
ここでは、プレゼントにおすすめな花をご紹介します。
おすすめは母の日ですが、それ以外でも感謝を伝える場面に贈ると良いです。
存在が明るく、見るだけで元気になるひまわりもプレゼント向きですね。
元気を出して欲しい人、友人や頑張っている人に贈ってみてはいかがでしょうか?
あじさいは、小さい花が集まってできて、その姿から家族の結びつきという花言葉なのです。
緑のあじさいは、ひたむきな愛という花言葉がついています。
6月の誕生日プレゼントや、結婚祝いにも適しているでしょう。
他にも「希望」はガーベラ、「感謝」のダリアなどがあります。
プレゼントを贈る相手の好みと花言葉に注意して選んでみてはいかがでしょうか。
マナーをもって贈ることができれば、造花であっても喜ばれることでしょう。
まとめ
- 造花のプレゼントは失礼ではない
- 親密度により避けた方が良い場合もある
- 造花はアクセサリーにもできるのでプレゼントにおすすめ
- アーティフィシャルフラワーなど造花も進化している
- 水やりなど、細かい手入れがいらないのでプレゼント向き
- ソープフラワーは安価だが石鹸のいい香りがするのでプレゼント向き
- 花言葉を調べ、選ぶことは花を贈るためのマナー
安っぽいと思っていた造花が、日々進化しています。
生花にかなり近付いた高品質なものであれば、お見舞いなどのシーンでも失礼どころか喜ばれることでしょう。
失礼という見方を覆す造花も、あるのです!
こまめな手入れのいらない、花粉もなく衛生的で長期保存ができる造花、「アーティフィシャルフラワー」をプレゼントしてみてはいかがでしょうか!
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