あなたは現在、習い事に楽しく通っていますか?それとも、お子様の習い事はこれからも続ける事ができそうですか?
私は、楽しく通っていた習い事を、辞めるか、もう少し続けるべきか迷っています。
家庭の事情で忙しくなってきたのですが、習い事としては、まだ中途半端な状態です。
先生には、とてもお世話になっていますし、できればもう少し続けていたいです。
しかし、習い事を辞めると言う事は、とても言いづらいと思いませんか?
将来子供に習い事をさせる時でも、辞める時は親が伝えないといけませんよね?
教えてくれる先生が優しい人であるほど言いづらいと思います。
正当な辞める理由があるならば、言いづらい事はないのでしょうか?
そして、一般的にはどんな理由で、どんな伝え方をして辞めていく人が多いのでしょうか?
習い事を辞める事が言いづらい場合はどうする?
習い事は始める時こそドキドキするものですが、辞める事を伝える時もドキドキしますよね。
辞める事情は様々だと思いますが、中途半端な時期に辞めるとなると、一生懸命指導してくれた先生への申し訳ない気持ちで、言いづらいと思います。
お互いが気持ちよく習い事の最終日を迎えられるには、どのようにすればいいのか解説していきます。
まずは規約とマナーを確認
一般的に、習い事を辞める時は、1ヶ月前から伝える事がマナーです。
ただし、教室によってそれぞれ規約が違う場合もあるので、まずは規約を確認して従ってください。
月謝や今後の予定が関わってくるので、「今日でやめます」など、直前に言うのは避けてください。
そして、メールやLINE、電話ではなく、できるだけ口頭で直接伝えるほうが良いでしょう。
しかし、指導してくれた先生と都合が合わなかったり、タイミングを逃したりした場合は、まず電話で挨拶しましょう。
習い事を辞めるという「意思」と「感謝の気持ち」は、同時に伝えると好印象です。
習い事を辞める理由
転勤、転校、引っ越しなどが理由で辞める場合なら、言いづらい事は少ないと思います。
しかし、飽きてしまったり、先生や教室と相性が合わなかったりという理由で辞める場合は、言いづらいですよね。
その場合は、先生にも納得してもらえて、嫌な気持ちにさせない理由を作って伝えましょう。
また、子供が習い事を辞めたがっている時は、しっかりと理由も聞いてあげる事も大切です。
そして子供が習い事を辞める場合は、保護者であるあなたから、先生に伝えましょう。
子供は習い事の最終日に、先生方へお礼を伝えるよう言ってあげてください。
では、ありがちな辞める理由をあげていくので、言いやすい例があれば、参考にしてください。
進学や受験で忙しくなったり、目標が達成したりという理由は比較的言いやすそうです。
これらの理由で辞めるならば、そのまま伝えても、お互い嫌な気持ちになる事は少ないと思います。
しかし、先生との相性や交友関係が問題で辞めたい場合や、金銭的な問題など、言いづらい場合は、言いやすい理由作って伝えましょう。
また、「家庭の事情で」と伝えると、詳しく理由を詮索される事は少ないようです。
必要以上に辞める理由を詮索するのは、あちらのマナー違反となるからです。
大人が習い事を辞めるのは、子供以上に言いづらいような気がします。
しかし、子供以上に「家庭の事情」や「諸事情」がたくさんあると思われるので、やめる理由として最適です。
辞める理由を、具体的に聞きだそうと深く詮索するのは、あちらのマナー違反となるので、安心して大丈夫だと思います。
習い事を辞める時の切り出し方
習い事の辞める時期と、辞める理由が決まれば、後はどう切り出すかになります。
言いづらくてどう切り出せばいいのか悩むと思います。
しかし、教室は誰かが辞めても、また新しい人は入ってくるので、あまり気にしない事も重要です。
切り出し方の例文はこちらなので、参考にしてください。
このように、まず先生の手が空いているか確認してから伝えましょう。
また、子供が辞める場合は、「○○の母です」「いつもお世話になっています」と先に名乗ってください。
そして、「本人ともよく話し合ったのですが」など子供も同意している事を伝えましょう。
切り出して、辞める理由も話せたら、「短い間でしたが、お世話になりました」「長い間お世話になり、ありがとうございました」など、感謝の気持ちも伝えましょう。。
習い事を辞める時に送るメールの例文
習い事を辞める時は本来、口頭で直接伝える事が望ましいです。
しかしタイミングや都合が合わない事もありえます。
その場合は、電話やメール、LINEで伝えるようにしましょう。
電話で伝える例文
やむをえない急な退会など、どうしても直接会って伝える機会がない場合は、電話で伝えましょう。
電話では、できるだけ手短に、辞める理由よりも、感謝の気持ちが伝わるよう話しましょう。
電話で伝える場合の例文はこちらになります。
電話で挨拶をする場合は、静かな場所からかけるようにしてください。
相手も受け答えするので、例文通りにはいかないと思いますが、言いたいことを伝えられるようにしましょう。
電話で辞めると伝えた後も、もし直接会う事があれば、改めてお礼の言葉を伝えましょう。
メールやLINEの例文
習い事の辞める事を伝える手段として、メールやLINEは、あまりおすすめできません。
なるべく直接口頭で、口頭が無理なら基本的には電話をして伝えるべきです。
どうしてもメールやLINE以外に伝える方法がない場合のみ、使用しましょう。
ただし、軽くなりすぎたり、誤解を招いたりしないように注意してください。
こちらが、メールやLINEで辞める事を伝える例文になります。
長文だと読むのは大変ですし、短文すぎると気持ちが伝わらないので、ほどよい長さの文にしましょう。
電話、メール、LINEに限らず、直接会って辞める事を伝えられなかった場合は、後日改めて挨拶へ行く事が望ましいです。
やはり、お礼と感謝の気持ちは、顔を見て伝える事がマナーになります。
習い事を辞める日にお礼しよう!
習い事の最終日になったら、指導してくれた先生へお礼を伝えましょう。
そしてお礼の言葉と同時に、お礼品を渡すのが一般的です。
また、一緒に学んだ習い事先の友達へプレゼントを渡すのもおすすめです。
辞める日にお礼の言葉を伝えよう
辞める日は、気持ちよく終えられる事が重要なので、退会理由など、詳しく話すことなく、少しおおげさなくらいにお礼を伝えましょう。
子供が習い事を辞める場合は、先生だけでなく友達にも、しっかり挨拶するように言っておきましょう。
先生にお礼の品を贈ろう
指導してくれた先生には、お礼の言葉と一緒に菓子折りも贈りましょう。
辞めるからといって、特に義務付けられているわけではありませんが、感謝の気持ちを伝えやすいと思います。
お礼の品は、3000円~5000円程度で、日持ちする菓子折りが好まれます。
習い事に通っていた期間の長さで、値段を決めるといいのではないでしょうか。
そして、のしを付けても差し支えありませんので、表書きは「御礼」か「心ばかり」「謝礼」にしましょう。
のしが、かしこまりすぎていると感じる場合は、かわいいラッピングにしてもいいです。
習い事先の友達にプレゼントを渡そう
子供の習い事なら、辞める事になっても、学校で友達と会える事が多いかもしれません。
しかし、子供でも遠い所で習い事をしていた場合や、大人が辞める場合、友達に会う機会は減ると思います。
今まで仲良くしてくれていたお礼にプレゼントを渡して、感謝の気持ちも伝えましょう。
贈り物は、小さなお菓子の詰め合わせや、ハンカチ、子供なら文房具でも喜ばれると思います。
複数の友達に贈るなら、500円前後で購入できるプチギフトがおすすめです。
まとめ
- 習い事や辞めるのは言いづらいものである
- 習い事を辞める事は、1ヶ月前から伝えるのがマナー
- 習い事を辞める事は、できるだけ直接伝える
- 直接伝える機会がない場合は、電話で伝える
- 辞める事を伝える時は、同時に感謝の気持ちも伝える
- 辞める理由が言いづらいなら、「家庭の事情」と言う
- 電話やメール、LINEでいう場合は、文章が軽くなりすぎないよう注意する
- 習い事最終日は、できるだけ直接お礼と感謝の気持ちを伝える
- 先生にお礼の品、友達へはプチギフトを用意するのがおすすめ
調べていると、習い事を辞める時に言いづらい人は、たくさんいる事がわかりました。
先生が優し人で、お世話になればなるほど、言いづらいですよね。
しかし習い事は辞める人がいれば、始める人もいます。
入れ替わりがあるからこそ、心に残るような感謝の言葉を伝えましょう。
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