自宅に友人や親戚が来客する時、来客用のお菓子やお茶をどうしたら良いか、出し方はどうするかと、誰しも一度は悩んだことがありませんか。
親戚や目上の方を自宅へお呼びする際、気が利くな、と思われたいですし、ゆっくりとくつろいでもらいたいですよね。
来客時お菓子やお茶を出すことは「おもてなし」のことを意味するため、来客があった場合、すみやかにお出しするよう心がけましょう。
急な来客にも対応できるよう、お菓子やお茶の出し方やマナーをお伝えできればなと思い記事にしてみました。
級な来客時でもお菓子やお茶の出し方に困らないよう、是非最後まで読んでみて下さいね♪
来客時お菓子やお茶の出し方は?
来客時お菓子やお茶の出し方はどうする事が良いでしょうか。
洋菓子、和菓子どちらの場合も、お菓子が先で次にお茶やコーヒー、紅茶などをお出ししましょう。
来客時、お客様の正面にお菓子を置き、食べやすいよう、個包装の内袋は外しておきます。
和菓子なら楊枝、ケーキならフォークなどはお客様が使いやすいところにお菓子を正面へ置きます。
その後お客様の右側にお茶やコーヒーといった飲み物など置いていきます。
お菓子がなく飲み物だけをお出しする場合はお客様の正面か、やや右側へ置くことが良い出し方になります。
日本茶の時
湯呑に絵柄がある場合は、お客様の正面へ絵柄がくるよう、お出しします。
お盆へ湯呑と茶たくは別々に用意して、お客様へ出す直前にセットし、お出しする時、必ず両手でお出ししましょう。
カップとソーサーの時
お客様がカップを回さなくても良いよう、はじめから右か左に持ち手がくるような出し方にしましょう。
スプーンやミルク、砂糖などは、お客様が使いやすいようカップの手前に置くと良いでしょう。
来客時はお菓子の出し方って色々あるね!
来客時お菓子選びのコツ
親戚や目上の方、友人が来客する時際お出しするお菓子はどのように選んだら良いか悩んでしまいますよね。
うちにはあまり目上の方を呼ぶ機会がないのでとても考えてしまいます(笑)
お菓子選びについてちょっとしたコツがあるので、をお伝えしていきたいと思います♪
手が汚れにくいもの
来客した者にとって、お菓子で手が汚れてしまうのは迷惑となってしまいます。
スプーンやフォークではなく直接手で持って食べるお菓子ですと、ウエットティッシュやお手拭きを一緒に用意して差し上げるとより親切な振る舞いとなります。
飲み物と合うお菓子
お菓子は飲み物を引き立たせてくれるものになりますよね。
そのため飲み物と合うお菓子を選ぶことがコツになってきます。
日本茶には和菓子を、ケーキや洋菓子でしたらコーヒーや紅茶などとすると良いでしょう。
日持ちするもの
日持ちするお菓子を常備しておくと急な来客にも対応できるので、日持ちするお菓子を選ぶことがコツです。
食べやすい大きさの物
相手によりますが大きな口を開けて食べることは、ちょっぴり恥ずかしい時がありますよね。
したがって、一口サイズの食べやすい大きさな物にするとお客様も大きな口を開けず、食べられるためオススメです。
来客時お菓子を複数人に出す時のマナー
来客といっても複数人の場合があり、そんな時お茶やお菓子を出す順番やマナーをどうしたらよいか迷ってしまいますよね。
上司や目上の方複数人なんて緊張しちゃいそう!
複数人来客があった場合、お茶やお菓子を出す際のマナーについてお伝えしたいと思います。
お客様が複数人の時出す順番は?
来客時、お客様が複数人の場合、お茶やお菓子を出す順番も重要となっていて、上座となる席へ座っている方から順番にお出ししていくことがマナーとなっています。
上座とは出入口から一番遠い席のことを言います。
しかし、洋室では窓がある部屋の場合は、座って一番景色をきれいに眺めることのできる席が上座となりますので注意しましょう。
和室の場合はどうなのか確認していきたいと思います。
部屋を全体的に見た時、床の間がどこにあるかがポイントとなってきます。
床の間から見た真正面を上座と言い、床の間が左奥なら左、右なら右となります。
お客様から手土産をもらったときはどうしたら良いの?
お客様から手土産を渡された時はどのようにしたら良いのか迷ってしまいますよね。
基本的に手土産として受け取ったものをお客様へお出しすることはNGとされています。
ただし、アイスクリームや日持ちしないものに関しては、お客様へお出ししても良いかを聞き、了承が得られればお出しできます。
私はいつもお友達が持ってきてくれたものはその場で一緒に頂いてしまうことが多いです。
みんなで食べてと言われた時はどうしよう…
みんなで食べてと言われてもその言葉通りに受け取るべきか悩みますよね…。
そんな時私は日持ちしそうなものならお言葉通り家族で頂き、日持ちしないものでしたら、その場にお出しして一緒に頂くのが良いのかな、と思います。
来客時に出すお菓子のおすすめは
来客時に出すお菓子のおすすめを和菓子、洋菓子等ご紹介していきます♪
私自身、お菓子や甘い物が大好きなので、自分も食べて嬉しい物にしたいなと思いいつも用意しています。
羊羹
羊羹はお茶に合うお菓子の代表で、有名ですよね。
お砂糖をふんだんに使っているため、一年ほど長く日持ちするものもあり、急な来客で慌てないよう常備しておくことができおすすめです。
お饅頭
お饅頭は小麦粉や米粉の皮であんこを包んだ日本で代表的な和菓子の一つです。
ボロボロとこぼれることもなく、丸くて食べやすいので、来客にお出しするにはもってこいです。
しかし、あまり日持ちしないものが多いので少し注意が必要です。
大福
大福はもち米を使った生地であんこを包んだもので、とても柔らかいお菓子なため、お年寄りにもおすすめですが、喉に詰まらせないよう注意しましょう。
こちらもあまり日持ちしないものがほとんどですが、冷凍のものも売っていますので、常備しておけて便利です。
チョコレート
チョコレートはカカオを使い、ミルクやイチゴ、抹茶やホワイトチョコレートなど様々なバリエーションがあります。
ドライフルーツとチョコレートが一緒になったものなどあり、ブランドによっては少し高価となってしまいます。
ですが割と日持ちするので、来客の方へお出しするにはおすすめです。
クッキー
クッキーは小麦粉バター、卵、牛乳などを混ぜて作る焼き菓子になります。
チョコチップやクリーム入り、ジャムなど入ったものなどたくさん種類があり、選ぶのも楽しくなりますね。
カステラ
カステラは昔はとても高級と言われていたお菓子の一つです。
小麦粉やお砂糖、卵をふんだんに使っているため栄養価が高いと評価されています。
個包装になっているものは少ないですが、常温保存可能で急な来客にも常備できておすすめです。
まとめ
- 来客時お茶やお菓子の出し方日本茶を出す場合は、湯呑と茶たくは別々に用意し直前でセット、両手でお出しする
- 来客時お菓子選びのコツは、手が汚れにくいもの、飲み物と合うものなど4選
- 複数人が来客された時お菓子の出し方は上座の方から順番にお出しする
- 手土産を頂いた場合はお客様にお出ししても良いのか聞いてから出す
- お客様にお茶やお菓子を出す順番など
いかがでしたか?今回は来客時、お菓子やお茶の出し方についてお伝えしてきました。
上司や目上の人が来客した時は、どのようなお菓子の出し方をしたら失礼にならないか考えてしまいますよね。
色々とお話しましたが、せっかくいらしていただいた方へおもてなしの心を忘れずにふるまうことが、一番大切なのかなと思います。
ご自宅でお客様と楽しい時間を過ごせると良いですね♪
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