赤ちゃんのお肌は繊細でとってもデリケートです。ベビー服はデリケートな赤ちゃんの肌に、直接触れるものですから、清潔でお肌に優しいものを用意してあげたいですね。
出産準備のひとつでもある、ベビー服の「水通し」
新しいベビー服に水通しをすると、「いよいよ赤ちゃんに会える!」とわくわくして、出産への気持ちも膨らんできますね。
新しいベビー服も水通し後には、刺激物が排除され、繊細な赤ちゃんの肌を優しく包んでくれます。
水通し後のベビー服は、ジップロックに入れて保管すると良いですよ。
ジップロックを使用することには、たくさんのメリットがあります。
水通し後のベビー服をジップロックに入れて保管するメリットと、収納方法をご紹介していきます。
ベビー服は水通し後にジップロックで保管しよう!
水通し後のベビー服は、できる限り密封状態にして、空気に触れないようにしましょう。そこで便利なのがジップロックです。
水通し後のベビー服を、ジップロックで保存するメリットをご紹介していきます。
密封状態に出来る
水通し後のベビー服をジップロックに入れ、空気を抜くと密封状態にすることができます。
なぜ、密閉状態にする必要があるの?
私たちの最も身近にある「空気」には、ほこりや、ホルムアルデヒドなどの化学物質が含まれています。
私たち大人にとっては、過剰に触れなければ問題はありません。
しかし、生後間もないデリケートな赤ちゃんの肌には、強い刺激となってしまいます。
せっかく水通ししてきれいになったベビー服も、そのまま収納してしまったら、再びほこりやホルムアルデヒドなどの化学物質が付着してしまいます。
それを防ぐために、ジップロックを使用して密封状態を作ることが重要になってくるわけです。
上手に密封状態を作るポイントをご紹介しておきますね。
水通し後のベビー服をたたんで、ジップロックに入れます。ジップロックのジッパー部分をすべて閉じずに、1cmほど残して閉じます。
下からくるくる丸め、ギューッと押して空気を抜きます。
ジッパーを端までしっかり閉じて、空気が抜けているのを確認したら、伸ばして形を整えましょう。
ジッパーの端からストローを刺して空気を吸いだす方法もありますが、私は肺活量が少ないのか、密封状態を作る前に、貧血を起こしそうになってしまいました。
ストローで吸い出すのは、想像以上に大変でしたので、くるくる巻いて空気を抜く方法をおすすめします。
サイズが豊富
ジップロックはサイズも豊富なので、肌着やガーゼなどコンパクトなものから、冬物のカバーオールまで、どんなベビー服にも対応可能です。
赤ちゃんに着せてあげるベビー服はもちろんのこと、赤ちゃん用のタオルやスタイ、シーツなどの寝具類も、一度水通ししてからジップロックに入れて保管しておきましょう。
大きめのジップロックに様々なベビー服を入れて保管することも悪くはありませんが、どこに何が入っていたかわからなくなってしまう場合もあります。
また、必要なものを探すときに、必要でないものも一度袋から出さなければいけなくなってしまうこともあるかもしれません。
そんな手間を省くためにも、水通し後のベビー服は種類ごとに分けて、数枚ずつジップロックに入れましょう。
ジップロックはサイズ展開が豊富なので、ベビー服やベビー用品の大きさに合わせて使い分けてみて下さい。
コンパクトに収納できる
水通し後のベビー服を、ジップロックから空気を抜いて密封状態にすると、そのままの状態よりもかなりコンパクトサイズになります。
ベビー服ってどんどん増えてしまうので、コンパクトにすると収納スペースを有効に使うことができますよ。
清潔かつ、コンパクトに収納できるとなれば、ジップロックを使用しない理由はありませんね。
大人の洋服と一緒に収納しても大丈夫
ベビー服やタオルなど、赤ちゃん用のものは本来、ママやパパの洋服とは別に収納することが大切です。
それは、ママやパパの衣類についているほこりやホルムアルデヒド、大人用洗剤の成分がベビー服に移ってしまうこともあるからです。
また、大人用のタンスには塗料にホルムアルデヒドが使われていることもあるので、タンスからベビー服へホルムアルデヒドが移ってしまう可能性もあります。
でも、水通し後のベビー服をジップロックに入れておけば、ママやパパと同じタンスに並べてしまっても問題ありません。
ジップロックが、しっかりベビー服を有害物質から守ってくれますよ。
まだ、赤ちゃん用のタンスや衣装ケースを用意していない場合でも、安心して保管することができます。
ベビー服の水通し後はビニール袋で保管してもいい?
ジップロックじゃなくて、ビニール袋でも良いの?
水通し後のベビー服を、ビニール袋で保管しても問題はありません。
ジップロックに入れて保管する目的は、水通し後のベビー服をほこりやホルムアルデヒドから守るためですので、ビニール袋でも問題ないのですが、密封に少し不安がありますね。
ビニール袋の場合、どうしても空気が入ってしまいます。空気をしっかり抜いて、テープなどでしっかり止めれば密封状態を作ることができるかもしれませんが、ビニール袋の再利用は難しいでしょう。
毎回、新しいビニール袋に入れ、空気を抜いてテープで止める手間を考えたら、多少単価が高くても、ジップロックを使用した方が楽かもしれませんよ。
ジップロックは素材が丈夫なので再利用可能ですし、密封状態を作るのも簡単です。
より高い安全性と、手軽さを考えたら、水通し後のベビー服はジップロックに入れて保管することをおすすめします。
ベビー服の水通し後に便利な収納方法!
水通しをしたベビー服は、赤ちゃんが産まれて着させてあげるまで、きれいに保管しておくことが大切です。
水通し後、ジップロックに入れたベビー服を収納する方法をご紹介していきます。
種類ごとにわけて収納しよう
ベビー服やガーゼ、寝具など、水通し後は赤ちゃん用のタンスや衣装ケースに、種類ごと並べて収納すると必要なものが探しやすいですよ。
水通し後、ジップロックに入れたら種類がわかりやすいよう仕分け、立てて収納すると取り出しやすくなります。
立てて収納したら、すぐに倒れちゃって逆にめんどくさいなぁ…。
引き出し内に余裕があると、立てて並べてもすぐに倒れてしまいますね。
そこで使ってほしいのが、100均に売っているブックエンドです。
ジップロックに入れたベビー服を、立てて並べ、ブックエンドで仕切りを作りましょう。
ジップロックの表面はつるつるしているので、ジップロック同士が滑ってすぐに斜めになってしまいますが、ブックエンドを使用すればそんな心配はいりません。
ブックエンドに厚紙を貼って、「肌着」「長袖」「半袖」とか見出しを付けておくと、引き出しを開けてすぐに何がどこにあるかわかりますよ。
サイズを書いておこう
赤ちゃんの成長はあっという間です。
生後1カ月~2ヶ月で、着るベビー服も変わってくることもあるでしょう。
そんな時、赤ちゃんにぴったりサイズの服を選んであげられるよう、ジップロックにはサイズ記入しておきましょう。
ジップロックの表面に書いても問題ないですが、立てて収納した場合ちょっと見にくいですよね。
そこでおすすめしたいのが、こちらのサイズ表記方法です。
ジップロックのジッパー部分に見出しラベルを貼ってサイズを書いておきましょう。
そうすれば、ジップロックを取り出すことなくサイズを確認することができます。
サイズごとに色分けしても見やすいですね。ジップロックにサイズを記入しておくと、サイズアウトした後の収納にもとっても便利です。
2人目、3人目のためにそのまま保管しておけますからね。
赤ちゃん用のタンスを用意しよう
ベビー服が少ないうちは、ジップロックに入れておけばママやパパと同じタンスにしまっても問題ありません。
でも、赤ちゃん用のものってどんどん増えていくんです。
お祝いでもらうこともあるでしょうし、可愛い服を見つけると嬉しくてついつい買ってしまうんですよね。
先のことも考えて、赤ちゃん用のタンスはしっかりと用意してあげましょう。
スペースが余ってしまっても、ブックエンドを使って収納すれば問題なし。
赤ちゃん用のタンスを購入する時には、「ベビー用」「子ども用」としっかり表記されているものを選んできくださいね。
「ベビー用」「子ども用」と表記されているものは、低ホルムアルデヒド仕様なので安心して使用できます。
タンスを選ぶ時に「F☆☆☆☆」と表記があるものなら、間違いなく安全な商品です。
「F☆☆☆☆」はホルムアルデヒドの放散量を表していて、「☆」が多いほどホルムアルデヒドの放散が少ないことを意味しています。
購入時の参考にしてみて下さいね。
まとめ
- 水通し後のベビー服は、ジップロックで密封保存
- ビニール袋よりジップロックのほうがより安全で、使いやすい
- 水通し後のベビー服は、見出しを付けて立てて収納
ベビー服に水通しをするはこと、ママになる準備のひとつです。
産まれてくる赤ちゃんのためにも、きれいな状態で着させてあげましょう。
水通し後のベビー服は、ほこりやホルムアルデヒドが付着しないよう、ジップロックに入れてしっかりと保管しておくことが大切です。
キッチン用品であるジップロックが、赤ちゃんの繊細なお肌を守るため、こんなに有効的に使えるなんて驚きですよね。
ベビー服と一緒に、ジップロックも忘れず買いに行きましょう。
コメント