保育園、幼稚園や小学校など、入学式にお母さんたちのコサージュは必須みたいなものでしたよね。
私が小学生の頃、入学式で母親はほぼ全員コサージュをしていたように思います。
でも、コサージュってちょっとダサいよね…。
いざ、入学式でコサージュを付けようと思っても、「ダサいかな?」と不安になりますよね。
しかし、そんな心配はいりません!選び方次第でとっても素敵なコサージュがあるのです。
コサージュはダサくありません。それでも、一般的なコサージュだとダサいよなぁと感じるあなたに、コサージュの代わりとなるものもありますので、ご紹介いたします。
この記事を読んで、ぜひとも入学式に「コサージュを付けたい!」と思っていただけたら嬉しいです。
入学式につけるコサージュをダサいと思わないで!
コサージュは入学式で来賓(らいひん)の方やお母さん達がつけているのをよく見かけますよね。
コサージュは、入学式のような式典で着る服装を引き立たせる役目があります。
つけなくてもいいのですが、なくてはならないものになっていますよね。
しかし、時が経つにつれ、コサージュはダサいという印象が付いてしまいました。
それは、おそらく年配の方が式典やお祝いの席で必ずと言っていいほど、コサージュを付けているからでしょう。
そして、やはり年配の方が付けるコサージュは濃い紫色など少しオバサン臭くてダサい…。
そんなイメージが強くて、コサージュをつけるのはダサいと思うのではないでしょうか。
しかし、コサージュは種類や付け方次第で、雰囲気をガラッと変えることができるのです。
入学式などの式典で着るスーツは、シンプルなものが多いですよね。
そんな時に、コサージュを付けることで華やかさがでるのです。
そこで、ダサくならないためにコサージュのつけ方や種類をご紹介します。
コサージュを付ける位置
コサージュをおしゃれに飾るなら、左胸の鎖骨辺りか鎖骨より上がおすすめです!
胸より高い位置につけることで、胸元をすっきり見せ、背筋が伸びているように見えるのです。
コサージュが顔の近くに来ることで、顔を明るく見せ、華やかさもアップし、若々しい印象になります!
そして、コサージュの向きはできるのであれば上向きにしましょう。
付けた後、鏡で見るなどして上向きになっているか確認しましょう。
素材で選ぼう
コサージュの素材選びもダサくならないポイントになります。
まず、キレイめで大人なコサージュにしたいなら、シルクフラワーがおすすめです。
シルクフラワーは、シルクのような肌触りや、発色が良いポリエステルなど色々な素材で作られています。
また、「アートフラワー」や「アーティフィシャルフラワー」とも呼ばれていて、生花に引けを取らないクオリティの高いものもあります。
次に、ふんわりと優しい雰囲気を出したいなら、オーガンジーやシフォンを使ったコサージュがおすすめです。
透け感がある布生地を使って作られているので、主張しすぎず落ち着きのあるコサージュになります。
しっかり目な花のコサージュに抵抗があるなら、オーガンジーやシフォン素材をおすすめします。
大きさ
コサージュがダサくならないためにはサイズ感も大事です。
入学式など主役は子供なので、悪目立ちしない10センチ程の大きさがベストです。
あくまでコサージュは洋服を引き立たせる装飾品です。
コサージュが大きすぎるとどうしてもコサージュに目が行ってしまいあまり印象はよくありません。
柄のあるセレモニースーツを着る際は、小ぶりなコサージュをつけた方が、上品に見えるのでおすすめです。
また、小柄な方は大き目のコサージュをつけると、少しバランス悪く見えてしまうので、小さめなコサージュをつけるといいですね。
入学式にコサージュ以外でおしゃれを演出
小学校だと入学式へ出席するお母さんたちは、それなりに若い人が多いこともあります。
コサージュはつけないといけないわけではないので、コサージュをつけないお母さんたちも多いです。
その中で、やはりコサージュを付けることにどうしても抵抗があるのなら、コサージュ以外で胸元を着飾ってはどうでしょうか。
子供の入学式にコサージュをつけたい…。でも、ひとりだけ浮いてしまったらどうしよう。
そう不安に感じてしまうことは、誰でもあります。
そこで、コサージュでなくても、華やかに演出できるおしゃれなアイテムをご紹介いたします。
パール
コサージュの代わりで、一番うってつけなのは、パールアイテムです!
パールならネックレスやブローチも色んな種類があり、華やかさと気品さもあってとてもおすすめです。
少し柄のあるスーツならば、パールアクセサリーでシンプルに大人な女性を演出できそうですよね。
スカーフ
すっきりとしたパンツタイプのスーツなどには、スカーフでかっこよく見せるのもいいですね。
また、入学式は暖かい地域だと、そのままスーツで大丈夫ですが、寒い地域だとコートを羽織る可能性もありますよね。
コートを羽織ることになると、胸元のコサージュが潰れてしまう可能性もあります。
そんな時には、スカーフを合わせることでコート着用時でもおしゃれに着飾ることができますね。
生花
生花なら自分の好きな花を胸元に飾ることができます。
やはり生花ならではの、色合いと華やかさはどのコサージュよりも特別感があっておしゃれですよね。
しかし、日持ちはしないので、前日か当日に準備する必要があります。そして、使えるのは当日のみ。
また、生花なのでコサージュよりは重量感があり、しっかり固定する必要もあります。
少し大変なところはありますが、特別な入学式に生花で周りのお母さんたちと差をつけるのも良いと思いますよ。
プリザーブドフラワー
プリザーブドフラワーは、生花に特殊な加工を施して作られた枯れないお花です。ドライフラワーの一種と考えてもいいですね。
プリザーブドフラワーは、生花のような華やかさがあり、枯れないので長期保管もできます。
加工する段階で着色もできるため、生花にはない色合いを選べるのも魅力ですよね。
ただ、とても繊細なので、ぶつけたり強く握ったりしないよう注意が必要です。また、お値段が生花よりも少し高めになります。
しかし、長期保存が可能なら、少し高くても価値はありそうですよね。
入学式だけコサージュを使うならレンタルも可能
上記で色んなコサージュを紹介してきましたが、いざコサージュ選びの時になって、「どんなコサージュが合うのかな?」なんて思うこともあると思います。
そして、なによりつけたいコサージュがいくつかあり、どれを買うか決め切らないということもありますよね。
コサージュは、滅多につける物ではないので、そういくつも持っていても使う機会がなかなかありませんよね。
入学式にはふんわり優しい雰囲気のコサージュをつけたい
卒業式はシックなシルクフラワーにしようかな
入学式や卒業式などの式典ごとで、つけるコサージュを変えたいのであれば、買わずにレンタルしてみてはどうでしょうか。
例えば、小学校の入学式用で買ったコサージュを、クローゼットにしまったまま、いざ卒業式でも使おうと思ったらなんだかしっくりこない…なんてことも。
しかし、レンタルだとそんな心配は必要ありません。
しかも、コサージュの入っている箱は、地味に場所をとって保管しづらいところもありますよね。
そんなわずらわしさも、レンタルならすべて解決できます。
保管に気を使いたくない、コサージュを毎回選びたいあなたには、レンタルという選択肢もありますよ。
そこで、コサージュレンタルについてまとめましたのでご紹介いたします。
レンタル時の注意点
コサージュをレンタルするにあたって、注意しなければいけないこともあります。
- サイズ感
- 安っぽさ
- 汚損・破損の対処
やはりネットレンタルなので、実物を手に取って選べないのは、一番のデメリットと言えます。
注文して届いてみたら、「サイズが違った」や「写真より安っぽい」ということは、少なくないと思います。
サイズは、しっかり記載されているので、メジャーなどを使い事前に大きさを決めておきましょう。
素材には、オーガンジーやシフォンのような透け感ある素材や、パールなどのビジューを使ったコサージュなどが高見えするのでおすすめです。
そして、一番心配なのが、汚してしまったり壊してしまったりした時ですね。
万が一、コサージュの汚損・破損が発生した時は、とりあえずレンタルショップに一度連絡をしましょう。
汚れた、壊れたからと、自分で洗ったり直そうとしたりせず、レンタルショップにお任せするのが一番です。
状態によっては、修理代がかかってくることもあります。
そんなことが起こらないよう、保証を受けられるレンタルショップもあるので、事前に確認しておきましょう。
コサージュの選び方
レンタルショップには、色んな種類のコサージュを取り揃えています。
だからこそ迷ってしまいますが、自分の好きなカラーや入学式・卒業式などシーンで選んでみても良いと思いますよ。
そこで、入学式・卒業式におすすめのコサージュカラーをご紹介します。
やはり入学式には、お祝いを兼ねた明るいパステルカラーが好ましいですね。
入学式が行われるのは春なので、春色を取り入れることをおすすめします。
卒業式も同様、明るめの色味がおすすめです。ただ、卒業式は厳粛(げんしゅく)な式なので、明るいコサージュだとしても、落ち着いた色を選びしましょう。
また、卒業式に黒やグレーといった暗めのコサージュは「喪」を連想させるため、あまり好ましくありません。
暗いスーツに明るいコサージュを指し色として使えば、華やかにもなりますよね。
入学式にコサージュを手作りするのもあり!
入学式用にコサージュを探していても、なかなかお気に入りが見つけられないこともありますよね。
色味は可愛いんだけど、デザインがちょっと惜しいのよね…。
それなら、いっそのことコサージュを手作りしてはいかがですか。
手作りなら、自分の好きな色、好きな花、好きなデザインでコサージュを作ることができますよ。
おさがりのコサージュがあるなら、そのコサージュを自分好みにアレンジすることも良いと思います♪
手芸店や100均にも「コサージュ台」が売っているので、ぜひチャレンジしてみてください。
今回は、手作りする時のおすすめ素材をご紹介します。
造花
100均やお花屋さんにある、自分好みの造花を使って手作りする方法です。
造花も本物と間違えてしまうくらいキレイな作りの物もあるので、おすすめです。
作る時は、メインのお花とサブになる小さめのお花、葉を何枚か、実が付いた小花や葉などを使うと華やかに仕上がります。
ドライフラワー
ドライフラワーは、淡い色味のものが多いので、コサージュにはピッタリですね。
好きなドライフラワーを束ねて、リボンできゅっと結び、小さな花束のようなコサージュができます。
ドライフラワーなら、ナチュラルおしゃれで他の人と差をつけられそうですね。
パール
パールは、コサージュづくりに加えてほしい素材です。
パールを使えば、手作りコサージュもパッと華やかにしてくれます。
私のおすすめは、コットンパールです。普通のパールとは質感が違い、淡い雰囲気を出せるとてもおしゃれなパールです。
パールは100均や手芸店に売っているので、ぜひ手作りコサージュにはパールを使ってみてください。
役目を終えたコサージュは、お部屋に飾ったり、習い事の発表会に髪飾りとして使ったり色んな所で活用できますよ。
手作りだと自分好みのコサージュが作れるので、後々飾ることを考えて作るととっても楽しくなりますよ。
また、制服のある小学校では、難しいかもしれませんが、入学式に親子でおそろいのコサージュをつけてみてもいいかもしれませんね。
なかなかお揃いのコサージュを見つけ出すことは難しいので、そんな時こそ手作りで親子コサージュを作ればとてもいい思い出になりますよ。
子供の好きな花で一緒に作れば、入学式ももっと楽しくなりそうですね。
まとめ
- 入学式につけるコサージュはつけ方や素材次第でおしゃれになる
- コサージュがダサいと思うならパールアクセサリーやストールで代用できる
- 一度きりや入学式などの式典に毎回違うコサージュをつけたいならレンタルもある
- 気に入るコサージュがなければ手作りすることも可能
最初にコサージュがダサいと思っていたあなたも、今ではコサージュを付けたいと思っているのではないでしょうか。
一口にコサージュと言っても、色んな種類のコサージュがあります。
きっとあなたにピッタリなコサージュを見つけることができると思います。
コサージュがダサいというのは、先入観からくるものだったのですね。
コサージュは工夫次第で自分をより華やかにしたり、子供とお揃いをつけることで思い出になったり、とっても素敵な物なのです。
入学式という子供の晴れ舞台に、ぜひお気に入りのコサージュをつけて出席しましょう。
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