オキシクリーンで洗濯機を掃除すると壊れる?その理由を徹底解説! | 日常コレクション。
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オキシクリーンで洗濯機を掃除すると壊れる?その理由を徹底解説!

お役立ち情報

万能洗剤と言われる「オキシクリーン」は、掃除に欠かせないもののひとつですね。

オキシクリーンで洗濯機の掃除をすると、洗濯機が壊れるという話を聞いたことはありますか?

しかし、オキシクリーンの公式サイトには、「洗濯機をオキシクリーンで掃除する方法」がきちんと載せられているんですよ。

オキシクリーンで洗濯機を掃除することは可能なのに、なぜ「洗濯機が壊れる」と言われてしまうのでしょうか?

「洗濯機をオキシクリーンで掃除すると壊れる。」なんて言われてしまう理由について、いろいろ調べてみました。

私自身、「なるほど!」と思える納得ポイントがたくさんあったので、ここでご紹介していきます。

 

 

オキシクリーンで洗濯機が壊れる原因は?

オキシクリーンで洗濯機を掃除する方法ですが、オキシクリーン日本公式サイトでは下記のような説明がされています。

使用手順 縦型洗濯機

  1. お湯を高水位まで入れた洗濯槽に、オキシクリーンを溶かして5分ほど回したら、6時間放置します。
  2. 浮いてきた汚れをすくい取り、排水します。
  3. 通常の選択コースを一回行います。※洗濯槽洗浄コースがある場合はそちらを洗濯してください。浮き上がってくる汚れがなくなるまで繰り返します。

使用手順 ドラム式洗濯機

  1. お湯とオキシクリーンを混ぜ溶液を作り、洗濯槽に入れます。
  2. 通常の選択コースを一回行います。

引用 オキシクリーン日本公式サイト

この内容を見てもわかるように、オキシクリーンで洗濯機掃除が出来ることは間違いありません。

ではなぜ、「壊れる」というワードが飛び交っているのでしょうか?

それは、縦型洗濯機とドラム式洗濯機では掃除方法が違うことにあるんです。

ドラム式洗濯機にオキシクリーンを使用した時、縦型洗濯機と同じような使用方法で掃除してしまうと、洗濯機が壊れる要因になってしまいます。

オキシクリーンが、ドラム式洗濯機に及ぼすトラブルの詳細をお話していきますね。

 

剥がれた汚れが取り切れない

縦型洗濯機の使用手順には、「浮いてきた汚れをすくい取る」とありますが、ドラム式洗濯機にその工程はありません。

それは、ドラム式洗濯機は水を溜めた状態で、蓋を開けることが出来ないからです。

ドラム式洗濯機の場合、オキシクリーンで落とした汚れやごみはどうなってるの?

ドラム式洗濯機の場合、洗濯槽からはがれた汚れやごみは、水と一緒に排出されます。

汚れとごみを大量に含んだ水が、排水フィルターや排水ホースに詰まってしまうことで、洗濯機が壊れる原因となってしまうわけです。

私もドラム式洗濯機を使用しているのですが、以前に一度だけオキシクリーンで掃除した経験ありです。

実は、掃除後にドアを開けた時、洗濯槽内の光景に唖然としてしまいました。

なぜなら洗濯槽の内側に、ゴミやカビ汚れの塊がびっしり付いていたのです。

思わず「わかめ?」と思ってしまうような光景でしたよ。

その後、何度か洗濯槽洗浄コースを行いましたが、これがまたなかなか落ちないんです。

それだけ洗浄力が強いことはわかりましたが、掃除後の手間を考えたら、二度目はなかったですね。

 

ドラム式洗濯機は泡が苦手

オキシクリーンは、お湯に溶かすことで泡が発生し洗浄する仕組みです。

しかし、ドラム式洗濯機には泡センサーが付いていて、多くの泡を感知すると排除する機能があります。

つまり、洗浄するための泡を、洗濯機自身が消そうとしてしまうため、十分な効果が発揮できないというわけです。

オキシクリーンは大量の泡を発生させて、汚れを落とすために奮闘開始。

すると、ドラム式洗濯機の泡センサーが反応し、泡を排除するために排水と給水を繰り返します。

オキシクリーンの泡とドラム式洗濯機、どちらも力を発揮するために必死です。

泡を発生させたいオキシクリーンと、消したいドラム式洗濯機。

その結果、大量の泡が排水ホースに流れ出ていきます。

それにより、排水ホースや配水管が泡で充満し、逆流という結果に…。

逆流を起こすことにより、排水不能になり洗濯機が壊れる要因となってしまうわけです。

 

ドラム式洗濯機は浸け置き出来ない

掃除方法を見てもわかるように、ドラム式洗濯機には「浸け置き」の工程がありません。

それはドラム式洗濯機の構造上、仕方ない部分です。ドラム式洗濯機は、洗濯槽が斜めになっているのが特徴ですね。

この洗濯槽が斜めであるゆえに、浸け置きしても洗濯槽全体にオキシクリーンを行き渡らせることはできません。

そのため、ドラム式洗濯機には「浸け置き」の工程がないということは納得ですね。

 

ドラム式洗濯機に泡立つ洗浄剤は推奨されていない

先ほどもお話したように、ドラム式洗濯機には泡を感知して排除するという機能があります。

そのため、メーカー側としても泡立つ洗浄剤の使用は勧めていないようです。

もし、オキシクリーンを繰り返し使用して、不具合が生じてしまったとしても、自己責任になってしまうこともあります。

使用前には、取扱説明書をしっかり読んで、確認しておきましょう。

ここまで説明してきた内容と、使用方法の違いを見て、オキシクリーンはドラム式洗濯機掃除には向いていなような気がしますよね。

「オキシクリーンで洗濯機の掃除をすると壊れる。」というのは、ドラム式洗濯機に対しての話なのかもしれません。

 

 

オキシクリーンでの洗濯機掃除は水でもOK?

オキシクリーンの使用手順には、「お湯」を使用することが書かれています。

洗濯機に最大量までお湯を入れるのって、なかなか大変ですよね。

洗濯機から出る水をそのまま使えば、お湯を溜める手間は省けるけどダメかな?

確かに洗濯機から出る水が使えれば簡単ですね。しかし、オキシクリーンの使用には「お湯」が必要なんです。

オキシクリーンが洗浄効果を最大限、発揮するために必要なのは、40~60℃のお湯。

オキシクリーンで洗濯機掃除をするときには、洗濯機の最大量までぬるま湯を入れて、しっかり溶かすことが大切なんです。

洗濯機から出る水では温度が低すぎるため、オキシクリーンが溶け切らずに、洗浄効果も半減してしまいます。

お風呂の残り湯を使用したとしても、40℃以下になってしまいますね。

逆に60℃以上だと、洗濯機の素材を痛めてしまう可能性があるので、注意してください。

このように、オキシクリーンで洗濯機を掃除するには温度管理が大切なポイントになってくるのです。

バケツ1杯に40℃~60℃のお湯を用意することは簡単です。しかし、洗濯機の最大水量までためるのは、かなり面倒くさいですよね。

私が、オキシクリーンでの洗濯機掃除が一度きりで終わった理由は、このお湯を溜める面倒も原因のひとつです。

洗濯機によって、耐熱温度が決まっているので、使用前に確認しましょう。

耐熱温度が40℃以下の場合には、オキシクリーンを使用することはできません。

 

 

オキシクリーンでの洗濯機掃除は正しい量で!

オキシクリーンを使用して洗濯機掃除をする際は、お湯の温度とともに大切になってくるポイントがあります。それが、使用するオキシクリーンの量です。

オキシクリーンをたくさん入れたほうが、汚れが良く落ちそうだよね!

これは大きな間違いです。オキシクリーンは正しい量で使用してこそ、最大の力を発揮してくれるのです。

オキシクリーンは、多すぎず少なすぎず、正しい量で使用しましょう。

それでは、オキシクリーンで洗濯機を掃除するときの、正しい量について説明していきますね。

まず初めに、使用するオキシクリーンがアメリカ版、日本版のどちらかを確認しましょう。

アメリカ版と日本版では、付属している計量スプーンの大きさが違うため、お湯10Lに対して、何杯入れるかが違ってきます。

それぞれの使用量についてご紹介していきますね。

 

アメリカ版の使用量

大容量のオキシクリーンをコストコで購入することも多いでしょう。

コストコで販売されているオキシクリーンはアメリカ版です。

アメリカ版は界面活性剤の使用により、洗浄力をアップさせる効果があります。

アメリカ版のオキシクリーンに付属されている計量スプーンは、1杯あたり113gです。

アメリカ版オキシクリーンで洗濯機を掃除する際の使用量は、お湯10Lに対してオキシクリーン約100g。

例えば、洗濯機の最大水量が40Lなら、計量スプーン4杯を目安に使用しましょう。

 

日本版の使用量

ドラッグストアやスーパーなど、コストコ以外で販売されているオキシクリーンは日本版です。

日本版のオキシクリーンとアメリカ版の大きな違いは、界面活性剤の使用についてです。

日本版は界面活性剤不使用なので、小さいお子さんのいる家庭でも安心して使用していただけます。

ただし、界面活性剤と塩素が使用されていない分、アメリカ版に比べ、汚れ落ちも悪くなってしまう点は頭に入れておきましょう。

日本版のオキシクリーンに付属している計量スプーンは、1杯あたり約28gです。

お湯10Lに対して、スプーン4杯を目安に使用してください。

アメリカ版より汚れ落ちが悪いからと言って、量を多めに使用するのダメですよ!

アメリカ版と日本版、使用するものによって、何杯必要なのか大幅に変わってきてしまいます。

日本版のつもりで、アメリカ版オキシクリーンを、お湯10Lにスプーン4杯使用してしまったら大変なことになってしまいます。

もともと日本版よりも、アメリカ版のほうが泡立ちやすい仕様です。

そのため、間違えてアメリカ版オキシクリーンを4倍入れてしまったら、洗濯機は溢れるほどの泡だらけ。

排水ホース、排水溝も泡で充満し、洗濯機が壊れる要因になってしまいます。

使用前に、しっかり確認するようにしましょう。

 

 

オキシクリーンでの洗濯機掃除で失敗しない方法

ここまでオキシクリーンを使用した洗濯機掃除について、色々お話してきました。

デメリットについても話してきたため、「失敗してしまうかも…。」「壊してしまうかも…。」と不安に思ってしまったかもしれません。

でも正しい使用方法で行っていれば、失敗する問題はないので安心してください。

私の場合は、正しい使用方法が面倒くさいと思ってしまった、ずぼら人間なだけですからね。

私もずぼらだから、使えないかな…。

そんなずぼらなあなたと私に、ぴったりな商品を見つけたのでご紹介しますね。

オキシクリーン公式サイトから、ドラム式洗濯機にも使用できる洗濯槽クリーナーを発見しました。

しかも、使い方がとっても簡単なのでご紹介しますね。

オキシクリーン洗濯槽クリーナーの使用方法

  1. 洗濯槽を空にして、本品を1袋入れる。※本品以外の洗剤は入れないでください。
  2. 洗濯槽洗浄コースを選んで洗浄を始める。※洗濯槽洗浄コースがない場合は、通常の洗濯コースを選んでください。※お湯での使用が効果的です。
  3. 洗浄が終わったら、洗濯槽の中、扉、ゴムパッキンなどに残った汚れをしっかりと拭き取る。※扉は空けたままにして良く乾かしてください。

引用 オキシクリーン日本公式サイト 洗濯槽クリーナー

これを使えば、失敗を恐れることなく、簡単にオキシクリーンで洗濯槽掃除が出来ますね。

ドラム式洗濯機、縦型洗濯機どちらにも使用可能で、1箱に4袋入っているので、ずぼらな私でも定期的な掃除が出来そうな気がしてきました。

定期的な掃除をしておけば、汚れやごみの量も少なく、排水ホースを詰まらせてしまう心配もありません。

しかも、「お湯での使用が効果的です。」と書いてあるので、お湯でなくても良いという事ですよね。

なおのこと嬉しいと思いませんか?これは、一度試してみる価値、ありそうですね。

 

 

まとめ

  • ゴミや汚れが排水ホースに詰まる
  • ドラム式洗濯機は泡立つ洗浄剤が苦手
  • ドラム式洗濯機と縦型洗濯機では掃除方法が異なる

この3つのポイントが、「洗濯機掃除にオキシクリーンを使用すると壊れる。」という話の要因のようです。

定期的なお掃除と、使用方法を守ることで、オキシクリーンで洗濯機を掃除しても壊れるようなことはありません。

ただし、間違った使い方をすれば、壊れる可能性は多分にあります。

  • オキシクリーンは40~60℃のお湯で使用すること
  • 使用量をしっかり守って使用すること

この2つのポイントはしっかりと守ってくださいね。

オキシクリーンで掃除したきれいな洗濯機で、気持ちよく洗濯しましょう。

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