お弁当の牛肉が固くて悲しくなったことありませんか?冷めてしまうとパサパサしておいしくないですよね。
私は子供のお弁当を作っていますが、残り物の牛肉をお昼に食べると固くて、「ごめん!」って思うことが何回もありました。
お弁当の牛肉固くならない方法ってないのかな?
そう悩んでいませんか?牛肉に限らず、お肉は柔らかいものが美味しいです!
お肉はメイン料理なので、お肉が美味しくないとお弁当自体の価値が下がってしまいますよね。
逆に、お肉が美味しいとお弁当おいしかった!と、思ってもらえますよ。
この記事では、お弁当の牛肉が固くならない方法を紹介しています!
牛肉が固くならない方法はないかと悩んでるあなたに、この記事を読んで、お肉が美味しいワンランクアップするお弁当の作り方を手に入れてください!
お弁当の牛肉が固くならない方法はあるの?
お弁当の牛肉が、固くならない方法ってあるのか気になりますよね。簡単にできるのかも重要です。
お弁当を作るときは、時間もないのですぐできるとありがたいです。
固くならない方法はもちろんありますよ!そのまま焼いてお弁当箱に入れてしまうよりは、何か工夫をしたら絶対に良くなります。
牛肉は水分を多く含んでいるので、お肉の中にある水分が逃げてしまうことによりお肉は固くなってしまいます。
したがって、牛肉の中にある水分をどうやって保つのかが重要です。水分が多い状態の牛肉であれば、固くならないのです!
それから、繊維が多いお肉の対処も大切ですね。お弁当に入れるお肉が固くならないよう、工夫してみましょう!
お弁当の牛肉を柔らかくするコツは、たくさんあります。
調味料を使ったり果物でしてみたり、様々です。自分に合った方法が見つかるはずですので、試してみてください。
大前提として、牛肉は常温に戻しておきましょうね!
冷えたお肉を焼くと、焼き加減にムラが生じてしまうので場所によっては、ぼそぼそのお肉になってしまいます。
それから、塩こしょうをする場合は焼く直前にしましょう。
キャベツに塩を振っておくと、水分が出てきますよね?それと同じ原理です。
お肉に塩こしょうをすると、水分が出てきてしまうんです!
牛肉の柔らかさは水分が関係しているので、焼く直前に塩こしょうをするといいですよ。そうすれば、固くなりにくいです。
以上のことを、ふまえた上で固くならないコツを紹介します!
お肉の繊維を壊す
これは下処理段階でやります。ステーキをお弁当に入れる場合は、この方法が楽かもしれませんね!
包丁やミートハンマーで、お肉の繊維を壊しておきます。繊維がぎゅーっと固くなるのを防げますので、お肉が縮んで反り返るのを防いでくれます。
この方法は、豚肉のソテーも同じようにできますよ!
ステーキ肉を固くならないようにするには、このやり方でやってみてください。
漬け込む時間もいらないので、すぐにできます!必ずやった方がいいですよ。
焼き肉用のお肉にやるのは、少しコツが必要です。
ステーキ肉と違って厚みがないお肉は、やりすぎると焼いている時に水分と旨みが逃げてしまうので要注意です!
お酒に漬け込む
お酒に漬け込む方法です。一番身近で手軽にできますね。
お酒には臭みを消す効果もありますし、アルコールはたんぱく質の繊維に入り込んでくれるので、お肉の水分を保った状態が維持できます。
保水効果が期待できるので、焼いたときに失う水分を少なくし、牛肉が固くなりにくいのです。
アルコールが組織に入り込んでいる牛肉は、火が通りやすいという利点もありますよ!
水の沸点は100度ですが、アルコールは78度です。したがって、アルコールを含んでいる方がより加熱時間を短縮できるということになります。
加熱時間が短いと水分が逃げる時間も短くなりますので、水分を含んだままのお肉になりますよ。
ちなみに、使うお酒は料理酒でいいですよ。もちろん、洋食には洋酒を使ったほうがいいですが、料理酒は万能なので大丈夫です!
ただし、料理酒には塩分が入っていますので、塩こしょうとのバランスを考えておきましょう。
果物に漬ける
果物といっても効果が期待できるのは、パイナップルや梨、キウイフルーツなどの、たんぱく質を分解する酵素が含まれている果物になります。
この酵素によって、たんぱく質が固まってしまうのを防ぐことができるんですね!
これらの果物をすりおろしたり、絞った果汁に漬けておいたりするとたんぱく質が分解され、お肉が柔らかくなります。
ただし、果物によって漬けておく時間が違います。お肉の厚みによっても変わりますので、注意が必要ですね!
それから、この果物に含まれている酵素は温度によって漬けておく時間が変わります。
温かいと時間は短くていいですし、冷たいと時間がかかります。
例えば、お弁当用に準備する場合は、常温で30分ほど漬けておく。
夕食用に漬ける場合は、焼く2時間くらいから冷蔵庫で漬けておく。
このような方法で、漬ける時間を自分で調節できます!果物とお肉の厚みによって変わりますので、あくまで目安です!
漬けすぎるとお肉がちぎれてボロボロになってしまいますので、気を付けてください!
一度加熱した果物は効果がないので、生の果物を使用してくださいね!
牛乳などの乳製品に漬ける
牛乳やヨーグルトなどの乳製品は、お肉の繊維を柔らかくする効果があります。
牛肉は繊維が多くて、焼いた後繊維が固くなってしまうことが多いです。したがって、食べた時固く感じてしまうんですね。
牛乳は、牛肉内の繊維を柔らかくする効果があるのです!
臭みがなくなり、旨みもお肉の中に凝縮されるのも利点ですね!少なくても1時間以上、一晩漬けておいてもいいですよ。
同じ乳製品のヨーグルトでも、同じ効果があります。ただし、長時間漬け込むので若干ヨーグルトの風味がついてしまいます。
そこまで気になりませんが、それが嫌な人は牛乳がおすすめですよ!
安い牛肉は固いし臭みも強いのですが、牛乳に浸しておけば両方とも解消されるので、とても便利です。
焼く前に、キッチンペーパーでお肉についている牛乳をふきとってください。
すりおろし玉ねぎや舞茸に漬ける
玉ねぎに含まれている酵素が、お肉の筋を柔らかくしてくれます。
すりおろし玉ねぎに漬けて、冷蔵庫で寝かせます!大体2、3時間ですね。
お肉を付け終わった玉ねぎはソースにもできますよ!
玉ねぎが辛いとソースも辛くなってしまうので、お肉を漬ける前に味は確認しておいた方がいいです。
もし辛かった場合は、砂糖などで甘くするなど、ご自身で調節してみてください!
ちなみに、舞茸も同様に酵素がたくさん含まれているので、舞茸と酒などで漬け込んでおくとお肉が柔らかくなります。
もしくは、舞茸と牛肉をくっつけてラップし、少し時間を置きます。
舞茸、シイタケなどのキノコ類には酵素が含まれていますが、中でも舞茸はかなり多くの酵素が含まれているようです!
したがって、舞茸を使うのが効率良さそうですね!
お肉とキノコは相性も良いので、この方法はやりやすいです。
お弁当の牛肉は作り置きしておくと便利
お弁当は、毎日メニューを変えて作るの大変ですよね。そういった時は、作り置きしておくと便利です!
作り置きして、少しずつ使えばお弁当を作る時間も減らせますよ!
休みの日に手の込んだもの作っておくと、見栄えのいいお弁当を持って行けます。
今回は牛肉を使った作り置きレシピの紹介です。作り置きの日持ちは大体5日ほどなので、使う分だけ作りましょう。
ピリ辛焼肉
- 牛小間切れ・・・300g
- コチュジャン・・・大さじ1.5
- にんにく・・・1かけ
- はちみつ・・・大さじ1
- 醤油・・・大さじ1
- 豆板醬・・・小さじ1
袋に牛肉と調味料全部入れて揉み込みます。味を染み込ませて焼くだけ。
韓国風焼肉なので、味がこってりしていて美味しいですよね!
味が濃いと冷めてもおいしいので、お弁当にぴったりのレシピです。
ルーロー飯
- 牛肉・・・300g
- 玉ねぎ・・・半分
- 醤油・・・大さじ2
- 砂糖・・・大さじ1
- お酒・・・大さじ2
- にんにく・・・1かけ
- オイスターソース・・・大さじ1
- 水・・・200cc
玉ねぎを炒めます。別の鍋で、にんにくと牛肉を炒めておきます。砂糖、醤油、酒、オイスターソースを鍋に入れて、牛肉に味をつけます。
調味料が絡んだら、炒めておいた玉ねぎと水を入れて弱火で1時間煮込みます。混ぜること、あくと脂を取り除くことを忘れずに!
ボリュームがあるので、お弁当の隙間に困ったときにちょうどいいです!
こういった時間のかかる料理を、時間があるときに作り置きしておくと便利ですよ。
煮込むのは圧力鍋でやると、時間が短縮されます。牛肉ではなく、豚肉でやってもおいしいですよ。
牛そぼろ
- 牛ひき肉・・・200g
- 醤油・・・大さじ3
- 砂糖・・・大さじ3
- お酒・・・大さじ2
- にんにく・・・1かけ
鍋に全て入れて火をつけます。牛肉に火が通るよう、混ぜていきます。
火が通ったら汁気を飛ばしていきましょう。煮詰めて終了です。
このレシピは色々使えますので、作り置きしておくといいですよ。そぼろ丼やおにぎりの具にできるので便利です。
お弁当の牛肉を使った簡単レシピ
これは、私が実際にやっているものです。私は朝が苦手なのでぎりぎりに起きてしまって、お弁当をバタバタ作ることもあります。
そんな時、時短でできる簡単レシピがあると楽ですよね!
朝は忙しいので、なるべく時間をかけないでメインの牛肉を調理したいという方も多いのではないでしょうか。
それから、下味をつけて冷凍しておくのもありです!
牛肉を買った時に、使う分を小分けにして冷凍しておき、使う日の朝に解凍して調理しています。
下味をつけて冷凍しておくとお酒で漬け込むので柔らかくなるうえに、調味料も一緒に漬け込んで冷凍するので牛肉に味が染み込みます。したがって、とてもおいしくなります!
美味しく食べられ、なおかつ冷凍保存もできるレシピをご紹介しますね。
牛肉の甘辛焼き
- 牛肉・・・200g
- お酒・・・大さじ1
- 砂糖・・・大さじ2
- 醤油・・・大さじ1
必要な量の牛肉に、お酒、砂糖、醤油を1対2対1くらいで混ぜます。味を濃くしたければ、好みの量に調節してくださいね。
あとは焼くだけ!もしくは、下味をつけたら冷凍するのもありです。
味を変える場合は上記のものに「にんにくのすりおろし」を追加すると違う味になりますよ!
牛肉とごぼうのしぐれ煮
- 牛肉・・・200g
- ごぼう・・・100g
- 生姜すりおろし・・・小さじ1
- お酒・砂糖・醤油・・・各大さじ1
ごぼうはカットし、あく抜きしてください。油をひいて、生姜とごぼうと牛肉を炒めます。
一度牛肉のみ取り出し、調味料を入れて煮詰めます。その後、牛肉を再度入れて煮詰めて完成ですよ。
冷凍する場合は、保存袋にお肉とごぼうと調味料を全て入れて揉み込んで冷凍してください。解凍後はフライパンで焼くだけです!
牛丼
- 牛小間切れ肉・・・400g
- 玉ねぎ・・・1個
- 生姜・・・1かけ
- 酒・・・大さじ3
- 砂糖・・・大さじ3
- みりん・・・大さじ2
- 醤油・・・大さじ3
牛丼って楽ですし、おいしいですよね(笑)お弁当用に冷凍して、たまに自分が食べることもありました。
玉ねぎは薄切りにします。生姜は千切りですね。全ての材料を保存袋に入れて揉み込みます。あとは、焼くだけです!
もしくは、焼かずにそのまま冷凍保存するのもありですよね。解凍後はフライパンで焼くといいですよ!
まとめ
- お弁当の牛肉が固くならない方法は多種類ある
- 固くならない方法の中で一番手軽にできるのは、料理酒へ漬け込むこと
- お弁当の牛肉は下味冷凍をするのがおすすめ
- 下味を付けて保存すると牛肉に調味料が染み込み何倍もおいしくなる
お弁当の牛肉が固くならない方法はたくさんあります。
ただし、かかる時間や必要な食材が違うので自分に合った方法を選びましょう。
何もやらずに調理するよりは、絶対に柔らかくなりますからおすすめですよ!
お弁当の牛肉が固くならない方法を探していたあなたは、この記事を見て、ワンランクアップしたお弁当の作り方を手に入れましょう。
コメント