ハッカ油はお風呂に入れすぎると危険⁉使い方と効能を徹底リサーチ! | 日常コレクション。
【当サイトは、アフィリエイト広告を利用しています】

ハッカ油はお風呂に入れすぎると危険⁉使い方と効能を徹底リサーチ!

お役立ち情報

みなさんはハッカ油をお風呂に入れて使ったことはありますか?

インターネットやSNSで話題のハッカ油ですが、使い方を間違えると危険なものだとよく聞きます。

私は危険だという話を聞いて、怖くなってしまい、まだ使ったことがありません…。

それに小さい子どもがいるし、お風呂の残り湯は洗濯物に使いたいし、ハッカ油を使っていいものなのか不安があります。

しかし、夏の蒸し暑い日にハッカ油風呂を使ってみると、すごく気持ちがいいということも聞くので、すごく興味はある物でもあります。

そこで、ハッカ油は本当に危険なものなのか、その使い方と効能を調べてみました!

 

 

ハッカ油のお風呂は本当に危険なの?

そもそも、ハッカ油とは、薄荷草(はっかそう)というミントを乾燥させて抽出した、植物油です。

主成分はスーッとする清涼感ある香りが特徴のメンソールで、飴やガムなど、口に入れる物にも添加できるほど安全な成分です。

しかし、痛みやかゆみ止めにも使われるメンソールは、刺激成分でもあり、使い方を間違えてしまうと危険なものになってしまいます。

それでは、ハッカ油を入れたお風呂がどういう風に危険なのかを詳しく説明します。

 

寒い

調べていて、寒いという失敗談が特にたくさん出てきました。

ハッカ油風呂で寒くなるのは、ハッカ油をお風呂に入れすぎてしまった事が原因です。

ハッカ油は名前の通り「油」ですので、水に溶けない性質をしています。

入浴前にしっかりと混ぜても、ハッカ油を入れた量が多いと、どうしても肌に触れる量が多くなってしまいます。

肌に触れる量が多いと、涼しく爽快感のある湯上りどころか、体がブルブル震えるほどの寒さを感じてしまいます。

その冷感は1時間以上続くこともありますので、ハッカ油の入れすぎは注意しましょう。

 

肌に刺激がある

ハッカ油はメンソールという刺激成分でできているため、直接ハッカ油に触れると、その部分は急激な冷感を感じます。

痛みやかゆみを打ち消すためにも使用されるほどのものなので、人によってはそれを痛いと感じる人もいるようです。

お風呂に適量入れ、しっかり混ぜていれば問題ありませんが、入れすぎていたり、混ざっていなかったりすると、ハッカ油が肌に直接触れてしまうかもしれません。

直接触れてしまった部分は、急激な寒さやヒリヒリする痛みを伴い、肌の弱い人はかぶれやシミになってしまうこともあります。

 

小さい子どもには注意

ハッカ油は刺激が強いので、小さい子どもには注意が必要です。

ハッカ油をお風呂に数滴入れたぐらいで、最悪の状況になるまでは考えられませんが、直接触れてしまうとヒリヒリ痛みを感じる成分です。

まだ肌の弱い未熟な子どもは、肌トラブルになる可能性もありますので、避けた方がいいでしょう。

 

妊婦さんには危険

妊婦さんについてですが、母子ともに健康な状態であっても、ハッカ油は禁忌(きんき)だと言われています。

まず、ハッカ油に含まれる「メントン」という成分は、血圧上昇や神経毒性作用があります。

妊婦さんにも赤ちゃんにも良くないと言われており、最悪の場合、流産を引き起こしてしまう可能性があります。

そのため、「メントン」が含まれているハッカ油やミント系のアルマオイルは、妊娠中や授乳中、3歳未満の乳幼児への使用は禁忌と言われています。

次に、ハッカ油には「冷却作用」がありますので、妊婦さんやお腹の赤ちゃんを冷やしてしまうことも考えられます。

妊娠中に冷えは大敵で、お腹が張りやすくなったり、むくみの原因になったり、色々な症状を起こしてしまいます。

最後に、ハッカ油には「通経作用」があります。

通経作用とは、月経を促す作用のことで、妊娠中だと流産してしまう危険もあります。

ボディクリームなど、香料として少量使用されているぐらいなら問題ないようですが、ハッカ油風呂は湯気でハッカ油を吸ってしまう恐れもあります。

蒸し暑い日にリフレッシュしたいかもしれませんが、ハッカ油の使用は控えましょう。

 

 

ハッカ油をお風呂に入れすぎた時の対処法

ハッカ油をお風呂に入れる適量は、2~8滴と言われていますが、初めてハッカ油風呂に入るときは、2滴から始めましょう。

そして、お風呂から上がった状態で、「少し冷感が少ないかな?」と感じたら、次の入浴時は1滴増やしてみて、自分に合った濃度を見つけてみてください。

ハッカ油の冷感はお風呂上りから徐々に効いてきます。

入浴中に「あれ?足りないかな?」と思って、入れすぎてしまうと、後から大変な思いをすることになってしまいます。

それでは、入れすぎた時の対処法があるのか調べてみました。

 

寒いのは我慢する

ハッカ油を入れすぎると、冷感効果が効きすぎて、寒いと感じることもあります。

メンソールで冷感を感じている体ですが、寒いと感じているだけで体温は下がっていません。

寒いからといって、エアコンの温度を上げたり、厚着したりしてしまうと、熱中症になってしまいます。

入れすぎた時は、つらいかもしれませんが、メンソールの冷感を感じなくなるまで、我慢するしかありません。

 

水分補給をする

ハッカ油はお風呂の体感温度を下げてくれているので、暑い夏の日でも長湯できる効果があります。

体は暑さを感じていなくても、体から水分は抜けていっています。

ハッカ油で体は寒いかもしれませんが、こまめな水分補給を忘れないようにしましょう。

 

 

ハッカ油風呂の活用術

ハッカ油を入れたお風呂は、捨てるだけじゃないんです。

色々活用できますので、残り湯を勿体ないと思われる方はぜひ使ってみてください。

 

追い焚きできる

ハッカ油を入れたお風呂は追い焚きできるのか、お風呂の排水管を痛めてしまわないか心配になりますよね。

調べたところ、過剰に入れていない限り、ハッカ油風呂はお風呂の設備にほとんど影響しないことがわかりました。

したがって、追い焚きも問題なく使用できますが、心配な方は使われている浴槽のメーカーさんに問い合わせてみてください。

 

残り湯は洗濯でも効果抜群

ハッカ油を入れたお風呂の残り湯は、洗濯でも使えます。

ハッカ油には、スーッとする清涼感の他に、消臭・抗菌効果があります。

そのため、洗濯物に使うと、残り湯の嫌なにおいが無くなりますし、部屋干しでも清涼感のある香りが感じられます。

残り湯の汚れ具合で清涼感は変わってきますので、洗濯の際に数滴ハッカ油を足しても大丈夫です。

しかし、乾燥機は使えませんので注意してください。

ハッカ油の成分が付着した状態で乾燥機にかけると、発火する恐れがあります。

ハッカ油風呂の残り湯で洗濯をしたら、すぐ干すように心がけましょう。

 

掃除で再利用

ハッカ油には消臭・殺菌効果がありますので、お風呂掃除やトイレ掃除、床や壁の拭き掃除でも使えます。

また、ハッカ油には虫除け効果もありますので、網戸をハッカ油で掃除すると、窓から入ってくる害虫はある程度防ぐことができます。

しかし、ペットで猫を飼っている人は要注意です。

猫には、ハッカ油に含まれる成分を解毒する機能が備わっていないため、毒になってしまいます。

猫のいる部屋や、猫が直接舐めるところは、ハッカ油を使って掃除しないようにしましょう。

 

 

ハッカ油風呂の効能

ハッカ油風呂は気持ちがいいと聞きますが、実際には下記のような効能があります。

・冷感効果
・リラックス効果
・消臭・殺菌効果
・制汗効果
・夏バテ解消
・冷え性改善
・疲労回復

使い方を間違えて入れすぎてしまうと、寒すぎたり、肌に刺激を感じたり危険とはいえ、こんなにも効能があると使いたくなりますよね。

それではここから、上記の効能について詳しく説明していきます。

 

冷感効果

真夏の蒸し暑い日が続くと、湯船に入った後の暑さが嫌になり、シャワーだけで済ませてしまう人も多いのではないでしょうか?

冷感効果は、ハッカ油のお風呂に入りたい人が、一番欲しい効果だと思います。

人の肌には、冷たいと感じるセンサーがあり、ハッカ油に含まれるメンソールは、その冷感センサーを刺激する性質があります。

そのため、ハッカ油風呂に入ると冷感センサーが敏感となり、ちょっとした刺激を「冷たい」と感じるようになりますので、湯上りの暑さ対策になりますよ。

しかし、入れすぎてしまうと冷感センサーが過敏になってしまうので、注意しましょう。

 

リラックス効果

ハッカ油の清涼感ある香りには、気持ちを落ち着かせて、リラックスできる効果があります。

そのため、寝る前ハッカ油風呂に入ると、暑さ対策だけではなく、快眠できる効果もあります。

 

消臭・抗菌効果

ハッカ油には油脂分(ゆしぶん)を分解する働きがあり、皮脂汚れを取り除いてくれますので、加齢臭や汗くさい臭いを消してくれます。

また、ハッカ油は、風邪の菌から粘膜を守る役割をする抗菌効果があるので、風邪をひきにくくしてくれます。

そのため、薄めたハッカ油をマスクにスプレーしたり、部屋の消臭に使われたりもします。

 

制汗効果

冷感効果でお話したように、ハッカ油は体に冷たいと感じる効果があります。

そのため、脳は寒いのだと勘違いして、汗を止めようとします。

湯上りに汗をかかなくなりますので、蒸し暑い夜もスッキリした気分で過ごせますよ。

しかし、ハッカ油を入れすぎて寒くなっても、体温は下がっていませんので、厚着せず、水分補給をしてくださいね。

 

夏バテ解消

すごく暑い夏は、1日中クーラーのきいた部屋に居たり、お風呂をシャワーだけで済ませたりしてしまいますよね。

それが原因で、意外と体が冷えてしまっています。

体が冷えていると、食欲不振だったり、体のだるさを感じていたり、様々な夏バテの症状を引き起こしてしまいます。

そんな時、ハッカ油風呂に入ると、体感は涼しく爽快感がありますが、体をしっかりと温めることができます。

体を温めることができれば、夏バテの改善につながりますよ。

 

冷え性改善

夏にクーラーのかかった部屋で仕事をしたり、外出しなかったりすると、外気温との温度差で自律神経が乱れ、夏でも冷え性になってしまうことがあります。

運動したり、生活リズムを整えたり、改善方法はいくつかありますが、ハッカ油風呂を試してみてはいかがでしょうか?

爽快感を感じながらも、しっかりと体を温めることができるので、自律神経を整える効果がありますよ。

 

疲労回復

ハッカ油の主成分であるメンソールは、湿布薬や漢方薬にも使われているほど万能な成分です。

痛みや血行障害を解消してくれる働きがあり、肩こり、腰痛、打ち身、むくみ等、色々な体の痛みを解消してくれます。

また、ハッカ油には柑橘系にも含まれている「リモネン」という成分が含まれています。

この成分は市販されている入浴剤にも含まれており、疲労回復・リラックス効果があります。

 

 

ハッカ油風呂は冬に入るとどういう効果があるの?

ハッカ油風呂は夏に入る人が多いと思いますが、冬でもさっぱりしたい方や水風呂が好きな方は、ハッカ油風呂を試してみてもいいかもしれません。

ハッカ油風呂に入ると、体温は下がっていなくても、冷感効果で寒く感じます。

体感温度が下がることによって、脳は体が冷えていると錯覚し、体温を上げようとします。

その結果、冷えにくく、風邪をひきにくい体作りに繋がります。

冬に風邪をひきやすい人にはお勧めですが、寒い思いをしたくない人もいますよね。

そんな時は、アロマオイルを使える加湿器にハッカ油を使ってみてください。

ハッカ油に含まれるメンソールで、鼻詰まりやのどの痛みを和らげてくれるようです。

 

 

まとめ

  • ハッカ油はお風呂に入れすぎなければ危険ではない
  • ハッカ油風呂は色々な効能がある
  • ハッカ油をお風呂に入れすぎた時、寒さは我慢、水分をしっかりとる
  • ハッカ油風呂は色々活用できる
  • ハッカ油風呂は冬でも効果あり

ハッカ油を入れたお風呂には色々な効能があってビックリしましたし、健常な大人では危険が無いとわかってホッとしました。

小さい子どもに使うと、肌荒れして危険かもしれないということがわかりましたので、私1人でゆっくりお風呂に入れるとき、使ってみようかなと思いました。

みなさんもぜひ、ハッカ油風呂を試してみてくださいね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました