紐通しのおもちゃは、遊びを通して「手先が器用になる、集中力が鍛えられる、自己肯定感が高まる」と言われていますよね。
こんなに良い効果があると言われている紐通しのおもちゃが、なんと100均グッズで手作りすることができます!
100均で揃えるなんて、安っぽくならないかな?
ガーランドのようなお部屋づくりにも変身するくらい、おしゃれなものまで作れるよ!
普通に商品を購入すると、ちょっとお金がかかる紐通しのおもちゃが100均グッズで作ることができるのはとても魅力的ですよね。
この記事では、100均グッズで手作りできる紐通しおもちゃの作り方やメリット、注意点なども詳しくお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてください。
それでは、早速100均だけで材料が揃う、おしゃれな紐通しおもちゃの作り方をみていきましょう。
紐通しおもちゃは100均にある材料で簡単に作れる
100均で材料を揃えることのできる紐通しおもちゃには、大きく2種類あります。
「ビーズタイプ」紐通しおもちゃと、「ボードタイプ」紐通しおもちゃです。
ビーズタイプと言いますが、必ずビーズでなければいけない、というわけではないんです。
- ボビン
- ウッドビーズ
- 太めのストロー
上記のように、穴の大きさがある程度あれば、子供も扱いやすく、遊ぶのに最適です。
ビーズも大きい穴の空いたウッドビーズなどは、木製素材なので、子供の安全性へも配慮でき、おすすめですよ。
また、ストローは、タピオカを飲むストローのような穴の広さがあるものを2~3cmくらいに切っても代用できます。
紐は、柔らかい紐でも良いですが、モールのようなしっかりしたものを使えば、紐通しに慣れてないお子さんでも遊びやすくなりますね。
ただし、モールを使う場合、先端で怪我をする恐れもありますので、注意が必要です。
モールに慣れてくれば、通す紐をまっすぐ持ちにくい靴紐に代えて、難しくしてあげるのも良いですね。
ビーズタイプの紐通しおもちゃは、作る作業がなく、材料を揃えるだけで、遊ぶことができるので、手間をかけず、楽しむことができるのは嬉しいポイントです。
次に、ボードタイプの作り方もみていきましょう。
紐は、ファイル用の綴じ紐や靴紐など、先端が細くなっているものを選びましょう。
作り方はとても簡単で、穴あけパンチで、紙皿に等間隔の穴をぐるっと1周開けたら完成です。
こちらも穴を開けるだけなので、とっても簡単に準備することができます。
ビーブタイプとは違って、紙皿へ紐を通すの順番に決まりはないので、好きなように紐を通して遊ばせることができます。
手先だけではなく、集中力も鍛えられそうなおもちゃですね。
また、紐の種類や紙皿をキャラクター柄に変えてあげることで、子供が飽きずに長く遊んでくれるような工夫もできますよ。
紐通しおもちゃを手作りするならフェルトもおすすめ
手作りの紐通しおもちゃには、フェルトを使うとさらに可愛いものを手作りすることができます。
今回は、フェルトを使った電車の紐通しおもちゃの作り方をご紹介します。必要な材料は下記の通りです。
- 粘着タイプのフェルト
- ストロー
- 紐
フェルトの色を変えるだけで、見た目も楽しくなるような電車ができますね。
こうして簡単に手作り紐通しおもちゃが、どんどん作れます。
フェルトの紐通しおもちゃは、紐の端と端を壁に貼り付ければ、おしゃれな手作りガーランドにもなりますよ。
お子さんと一緒に作ることができたら、もっとアイデアが出てきて、楽しくなりますね。
他にも、フェルトだけでなく、クリアファイルでも紐通しを作ることができます。
様々な色のクリアファイルを使えば、カラフルで見た目にもかわいらしい紐通しおもちゃに仕上げることができます。
紐を結んで頭に乗せれば、冠としても楽しむこともできますよ。
紐通しおもちゃで遊ぶメリットや注意点
紐通しのおもちゃで遊ぶことで得られるメリットはたくさんあります。
紐通しという遊びを通じて、どのような力が鍛えられるのか、具体的に見ていきましょう。
手先が器用になる
小さな子どもは、日常生活で指先を動かすこと自体少ないので、紐通しをすることにより、練習ができます。
はじめは、簡単なものから遊ばせて、徐々に難しくしていくことで、指先の機能を高めていくことができるため、おすすめと言われます。
私は、手先が器用になるかどうか、生まれつき決まっていると思っていましたが、鍛えることができるものなら、今からでも子どもにたくさん練習させてあげたいです。
集中力が鍛えられる
遊びを通して、楽しみながら繰り返し集中力を鍛える訓練ができるため、おすすめと言われます。
また、集中して物事を達成した時に「褒めてあげる」とやる気に繋がるので、継続して遊んでくれやすくなります。
私の子どもは、褒められるたび、誇らしそうな顔になるので、私も嬉しくなります。
どんどん褒めてあげて、親子で楽しく遊びましょう。
達成感が得られる
成功するまで、チャレンジを繰り返すため忍耐力を鍛えられます。
チャレンジを繰り返し、物事を達成したときの「できた!」という経験が、満足感に変わり、子どもに自己肯定感を持たせる効果があるため、おすすめと言われます。
子育てをしている中で、子どもに自信を持たせてあげるって難しいことですが、紐通しおもちゃを使うという具体的な方法を教えてもらえると実践しやすいですね。
紐通しおもちゃで遊ぶ際の注意点
紐通しおもちゃで遊ばせる際に、パーツの誤飲には注意する必要があります。
誤飲事故は、小学生入学前くらいまで起こる可能性があります。
子どもの行動は予測がつかないことばかりなので、遊ぶ際にはできる限り、子どもから目を離さないようにしましょう。
また、保管場所や保管方法もしっかり決めて、注意して遊ばせてあげることが大切です。
市販のおもちゃと違い、手作りおもちゃは、使いやすいように工夫することもできますが、安全面によく注意する必要がありますね。
でも、お子さまの遊びやすい大きさやレベルに合わせて作ってあげられるところが、手作りの良さなので、安全に注意しながら、積極的に取り入れましょう。
紐通しおもちゃの年齢別おすすめ商品をご紹介
紐通しおもちゃは、100均で材料を揃えて、簡単に作ることができました。
でも、お子さまの年齢におすすめな紐通しおもちゃは、「ビーズタイプ」か「ボードタイプ」どちらかわかりますか?
そこで、実際におもちゃメーカーから発売されている、年齢別おすすめの紐通しおもちゃをみていきましょう。
今回は、児童館等でよく見かける「ボーネルンド」と、幼児向け知育玩具が豊富な「七田式」を参考にさせていただきます。
1歳におすすめの紐通しおもちゃはビーズタイプ
「つまむ・通す」など指先も使うことができるようになり、指先遊びを通して、色・数・形など様々な新しい概念を学びます。
引用:七田式
それでも、まだ自分の思い通りに指先を動かすことは難しい時期なので、できるだけ大きなサイズを選んであげる必要があります。
つまり、「ビーズタイプ」を選び、通すアイテムは、比較的大きなボビン等を選んであげるほうが良いでしょう。
2歳におすすめの紐通しおもちゃはビーズタイプ
自分のからだをコントロールする力がついてきて、様々な動作にチャレンジする頃です。
そのため、「ビーズタイプ」を選び、通すアイテムは、タピオカ用ストローを切ったもの等、比較的小さめにしていき、難易度をあげていきましょう。
引用:ボーネルンド
「ビーズタイプ」で物足りなくなってくるようなら、「ボードタイプ」にチャレンジしていくこともおすすめの頃です。
3歳におすすめの紐通しおもちゃはボードタイプ
考える遊びを追求する時期なので、好奇心や探求心を刺激し、「できた!」という達成感を積み重ねていくことが大切です。
引用:七田式
自分で考え、工夫ができるようになるので「ボードタイプ」を選んであげましょう。
子どもによって、得意不得意もあるので、嫌がるところを無理矢理にさせる必要はなく、あなたも一緒に楽しんで遊んであげましょう。
まとめ
- 紐通しおもちゃは、100均で材料を揃えて作ることができる
- 紐通しおもちゃは、アイデア次第でガーランド等も作れるので、100均で様々な材料を買ってみよう
- 自己肯定感を持たせる等、良い効果があるけれど、誤飲事故に注意する必要もある
- 年齢別に指先や体を使ってできることが変わってくるので、紐通しおもちゃには、それぞれにおすすめのタイプがある
お子さんが大きくなれば、一緒に100均で材料を選び、作っていくことも楽しんでいけますね。
インテリアとしても活用できるので好きな材料をたくさん使って、お部屋をかわいく彩っていきましょう。
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